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今日のニュースと「ヱヴァ破、技術的な魅力」

[雑 記]mixiで書いたもののリテイク。

技術的、構成的なお話になるため、若干のネタバレを含みます。

ヱヴァ破。凄く面白いのですが、基本的には「序とQを繋ぐ物語」です。
というより、三部作の二作目という位置づけを考えた際に、必ず思い浮かぶ、いわば「分かっている問題」であります。
そのため、二作目は非常に扱いが難しく、パンフで鶴巻監督が語っているように、「最初と最後を奪われている二作目は一番評価が低い」のです。
スターウォーズにしても、ロードオブザリングにしても、やはり二作目が一番微妙です。
上記に記したように、最初と最後を奪われているからであります。
当たり前と言えば当たり前で、話の展開を一作目に、話の集束を三作目に奪われている以上、二作目に残されたことと言うのは、「展開されたものをどうやって集束まで持っていくか」ということぐらいのもので、話のオチを持ってくるわけにはいかないんですね。
ところが破はきちんとそれに対して向き合い、上記の「集束まで話を持っていく」という仕事をしたうえで、エンターテイメントとして極上のものを仕上げてきた。
俺は山田風太郎の言うとおり、「長編だとどうしても無駄が出てくる」というのを支持しております。これは小説だけじゃなくて、アニメでもそう。
TVAは短くても12話、6時間ぐらいの尺。行っちゃえば長編じゃないですか。
そうすると、必要のあるシーンだけを演出してたら絶対に時間が埋まらないと思うんですよ。
どうしても中だるみになっちゃう。もちろん無駄のないのもある!とは思わないでもないのですが、人間である以上、やっぱりどこかで遊んじゃう。えー「Fate/Zero」における空中戦とか明らかに息抜きのために描かれたシーンであり、あそこは必要ないと言えば必要ないわけです。
でまあ、TV版エヴァにも当然のようにムダがあった。物語の基軸になる使徒って結構少ないですしね。ラミエルとゼルエルとカヲル君とバルディエルぐらいじゃないかなぁ、必要なの。
後は言い方は悪いですがTV向きの設定です。これ、映画にすると冗長すぎるんですね。
はっきり言えばしつこい。使徒が出現する→エヴァが何とかする。
これはいいんですけど、映画で見ると凄く損した気分になる。お金払って見てるんだから当然の帰結だと思います。
でまあ、鶴巻監督と庵野総監督がやったことというのが脚本の整理。
言ってしまえば、いるシーンといらないシーンの分別ですね。
またいるシーンについても、必要な要素と必要のない要素を分けていたかと。
その改編は序にも見られ、演出においても「今までのエヴァとは違う!」と前劇場版視聴者に印象付けた(順番が前倒しになってるとか)のですが、破でようやくこの整理が実を結んだという印象を受けました。
演出レベルでの進化も然ることながら、必要な使徒を抜いた分を他の使徒で補完させたり、そもそものシーンの意味を変えてみたりと、効果的に、より分かりやすく、より面白く変更されていたと思います。
特に「男の戦い」はこの脚本整理、要素抽出が非常に生きたシーンだったかと思います。
また今回導入された3Dモデリング。技術レベルでは既に使われており、マクロスFやバスカッシュ!などをみると、「ここまでできるんだ!」と思える3Dモデルですが、これを部分的に用いて、TV版で分かりづらかった部分、妥協したと思われる部分が再構成され、シンプルでありながらも視覚的効果の高いものへと変貌しておりました。
しっくりくる「構図」で格好いいアクションを決めてくれる。「特撮アニメ」と言われたTVAエヴァですが、ヱヴァ破において使われているこの技術は、その特撮とアニメを合体ではなく、融合させた演出のように見受けられました。
特に朝、人間の生活の開始とともに、都市自体が目覚めていくシーンや、街を疾走するエヴァのあのシーンなどは、「街も生きている!」という演出意図がより明確に生きておりますし、ラミエル戦で演出された「エヴァパイロットだけで使徒と戦ってきたわけではない!」というもことを再確認させるという点でも大事なシーンだったかと思います。
また使徒の強大さも序以上に凄い事に。今回登場する使徒は4体。「男の戦い」があるということでバルディエルが出ていることは分かると思うのですが、他に何が出てきているかは劇場で確認していただくとして、ラミエル以上に強大な敵として描かれておりました。
特に第8使徒と第10使徒はスペックでもさることながら、無機質さが可愛さと強大さを増幅。変形し、さらに強大になるというトンデモスペックを発揮。
文字通り「どうやってこんな奴に勝つのか」という次元の存在でありました。
ガチで人類が滅んでもおかしくないオーバースペックっぷりだったかと思います。第10使徒はTV版であれほどヤバかったあやつなのですが、あやつとエヴァの関係が逆転した辺りも面白かったですね。
あやつとの勝利は、TVAエヴァ本編においても異色で痛々しいシーンなのですが、ヱヴァ破の世界においては関係の逆転により、楯突くことすらを許させないような圧倒的な強さを生み出しておりました。
シンジの成長もきちんとした形で描かれ、「物語はエピローグ」に移行しようとしたところで、あの強烈な引き。
えーアレ自体が予告に近い気がします。強烈なシーンだけを引っ張ってきたかのような感覚。
しかしながら文脈でそのシーンについて読めてしまう。情報圧縮が巧みなんですね。
だから文脈でどういうシーンだったかわかるし、これが「驚くべきことである」のが分かると。
この辺の超展開に次ぐ超展開に愚痴の一つもこぼさせないほど、計算しつくされたシーン作りはまさに完璧。
あのシーンがある事で、物語が今まさに「破から急に段階がシフトしたんだ!」という錯覚を覚えてしまう。
だからどの人も「Qが楽しみ」というのですよ。
だってそうでしょう? 「序」を見たときは「破」という話がある事を知ってるから「破が楽しみ」と言えたんだと思います。
構成として見ると、序は単独で楽しめるのです。シンジの成長物として、きちんと描かれているわけですし。
ところが破にはそのぬるい展開が許されなかった。容赦のない展開を続けたがために、また話として「バラしてはならないこと」が余りにも多かったために、強烈な引きを用意する。
それしかしようがなかった。そしてその上での求心力の確保。
それがあのエピローグ。あれは簡単にいえば、あれは「Q」の内容なんですね。
先行公開で流れたようなものなので、それがつまらないわけがないし、そもそもQの内容なのでQに対しても期待してしまう。
築きあげてきたものが成立のだと。ゆえにあのシーンは「破からQへのバトンタッチ」だったといいかえる事が出来ます。

えーと、エヴァ五号機とかマリについて書いてませんが、とりあえず弐号機のあの反則技は必見。
俺が好きそうな演出、てか、好きな演出ではあるのですが、あれはガチで格好いい。
そりゃ弐号機のデザインを変更しないとだめですよね。あれは旧デザインじゃけれん味が足りないかと。
また五号機はスンゴイ活躍をしてくれます。またマリについても、庵野キャラじゃないため、非常に面白いポジションに存在しておりまして、急、もといQでどのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。
つーか、今回、色々構成が反則……。Aパートであれだけのものを描いておいて、Bパートであれはないわ。
とりあえず新劇場版はTV版を見た人が一番楽しめる作品でありますので、是非見に行ってくださいませ。
アスカが可愛いのは当然だからどうでもいいけど、マリがおっそろしいぐらいに可愛いから見に行けよー。


【佐川急便】 係長(42)が部下の前で罵倒され続けて自殺
これだから佐川は。
ちゃんとした罰を与えてほしいw

エロゲメーカー「minori」が海外からのアクセスを遮断、英語圏の人間発狂
これぐらいやってもいいと思うな。
エロゲ規制呼びこんだのも向こうからなんだし。

レディ・ガガの頭が大変なことになってる
ボタン装備かよ。
何この装備。

やべぇ、今日社長にされるかもwwwww
社長になるってことは凄い>>1なんだろうな。
恰好いいわ-。

『アイマス ディアリースターズ』発売日決定、新人たちのデビューは9月17日!!
水谷さんのためだけに買う。
むしろそれだけしかやらない。

ソニー、PS2ソフトの互換性を可能にするCellのエミュレーション技術を特許出願
搭載されてPS2ソフトやるのに支障がないなら、買うかもしれない。
MGS4しかやらなさそうだけど。

麻枝准、更新し過ぎでブログを破壊
システムブレイク。
スタッフが泣いてるワー。
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