Entries

これぞ超時空時代劇!『女子高生江戸日記』

好きな時代劇は山田風太郎作品です!

故・藤田まことの代表作である『剣客商売』や故・勝新太郎の『座頭市』なんかも好きなんですが、俺が一番大好きなのは山田風太郎の忍法帖シリーズであります。
一芸を極めた果てに忍法として昇華されたまさしく「忍者が忍者であるための技」であり、唯一無二の必殺技である辺りなどはたまりません。
一番最初の忍法帖シリーズである『甲賀忍法帖』は『バジリスク』と言う名でコミカライズされているのでご存知の方は多いかと思いますが、俺はかの傑作『魔界転生』を含む柳生十兵衛三部作なんかも好きですね。
忍法が殆どシナリオギミック化しておりますが、それでも『魔界転生』は時代伝奇のけれん味たっぷりな傑作だと思っております。
もちろんニトロプラスの『刃鳴散らす』や『装甲悪鬼村正』なんかも愛しておりますよ。
ええ。大好きですとも。

それはともかく、超時空時代劇TRPG『天下繚乱』の新作リプレイを読んだよ!
タイトルは『女子高生江戸日記』

女子高生江戸日記 Replay:天下繚乱RPG (integral)女子高生江戸日記 Replay:天下繚乱RPG (integral)
(2011/02/19)
小太刀右京、加納正顕 他

商品詳細を見る


タイトルこそボンクラ臭がしますが、中身は「化政の江戸にタイムスリップしてきた女子高生が、親友を取り戻すべく卑弥呼へと戦いを挑む!」というまことに正統派なジュブナイル物でありました。
著者はあの傑作になるかどうかは3/19発売の四巻を読むまで分かりませんが、俺はきっと傑作になると信じている『ダブルクロス・リプレイ・デザイア』の著者でもあられる加納正顕氏。
加納氏はどちらかと言えば王道を行くストーリーテラーでありますが、本作は「ジュブナイルとして王道」なのは当然として「時代劇としても王道」という……。
「ジュブナイルの王道」「時代劇の王道」
本作の王道は二つあるわけですから、すなわち「この作品は何かの二倍面白い」と言っても過言ではないのでしょうか。
何かってのは俺にも分からないので、誰か適当に考えておいて。

それはともかく、感想よ!

▼現代人から見る江戸の面白さ

「現代人がタイムスリップする」と言う導入はよくあるものだと思うのですが、なぜこの導入がよく使われるのでしょうか?
それは「タイムスリップする現代人」は読者に一番近い視点を持つキャラクターだからでしょう。
我々がごくごく当たり前のものとして触れているものの大半は江戸時代には存在していませんし、また江戸にも我々現代人が知らない事柄がいくつも存在しています。
例えば刺青なんかがそうですな。
我々が刺青と言うと極道の方々が入れているそれを思い浮かべるわけですが、江戸時代において刺青とは簡単にいえば罪人の証であり、管理のために強制的に刻まれる烙印でもあるわけです。
同じ刺青でもかたや趣味であり、かたや罪人の証。
同じものでも全然違うわけですが、江戸時代の方々にとっては「刺青=罪人」と言う図式は普通だったのであり、江戸時代の人間はその違いに気づく事はありません。
しかし現代人はやはり「極道」を想起するわけであり、ここで江戸時代の人々との反応の違いが生まれるわけです。
このリアクションの違いというのは、キャラ達の背景に起因するわけですから我々と同じ現代からやってきた人間の反応と言うのは、我々に近いものになると言うのはまあ当然の話であります。
またその一方で現代人が持ちこむ技術は、江戸時代の人々にとっては大変驚きに満ち溢れているものであります。この辺りは『仁-JIN-』などでも描かれておりますが、「我々が普通だと思っている事が、相手方にとっては驚きのもの」というのは異なる文化を持つ者同士が出来ることでありますので「世界を紹介する」という本リプレイの趣旨を考えると、「主人公が現代の女子高生」というのは合理的なんではないかと思います。

また『天下繚乱』の世界は「時空破断」により様々な干渉が行われ、我々の知っている江戸時代とは微妙に異なっている(田沼意次が女性になっている、など)わけですから、「この世界は少し変わっている」を印象付ける意味でも有効だったのではないかと思います。
別に女子高生じゃなくても良いとは思うのですが、美少女は大事なのでここは「女子高生だからいいんだ!」と言う事にしておきます。
別に他意はないよ!

▼魅力的なキャラクター(プレイヤーも含む)

そんな主人公である現代女子高生の江坂碧(PL:河野里佳子氏)の正統派主人公っぷり!
「江戸と言う町に戸惑いながらも親友を助けるため、そして江戸の町を守るために異形の怪物と戦う」という姿勢はまさしく主人公のそれでありましょう。
またそんな彼女を守る地獄から黄泉帰った復讐鬼こと泉恭吾(PL:高遠るい)も大変カッコいい男であります。
命と居場所、そして恋人を奪われ、復讐に燃える正真正銘の復讐鬼なのですが、非情に徹しきれない根は優しい男という設定がいちいちカッコいい。最高。
また今回の敵は基本的には泉恭吾の同類であるため、オルフェノクっぽさというか井上敏樹っぽさが上がってカッコよさがさらにドン!状態。
ここ最近嗜好がまた変化して「井上敏樹面白ぇじゃん!」になってる俺にとってはもはやご褒美です。ありがとうございます。
そんな高遠るい先生の『ミカるんX』最新刊は4月発売です。

また一行のリーダー役でもある楊敬次郎(PL:小太刀右京氏)もカッチョよい男であります。
江戸の平和を守るために戦う役人である火盗改という身分でありますが、悪代官の思考放棄っぷりに静かに怒るところなどはいいですね。
激情型の熱い怒りも大好きですが、普段は温厚な男が怒るってぁのはやっぱりいいもんです。傍から見る分には、ですけども。

でも一番気にいったのは、美少女妖怪絵師のぼたん(PL:渋沢佳奈嬢)。
そして一番悔しかったのもぼたん。理由はPLの渋沢さんが自分の友人だから。
いや「加納さんのリプレイに渋沢さんが出る」と聞いた段階から警戒はしていたんですよ。
なにせカオスフレアSCの綾瀬姫子も渋沢さんですからね。
カオスフレアには俺の嫁兼主君であるところのイルルヤンカシュがいるし、いるるんへの愛が深すぎて姫子には萌えなかったけど、「渋沢佳奈、恐ろしい子……!」とわなわなしてたら偶然知り合っちゃったもんだからさあ大変です。
いいですか。
友人のキャラに萌えるわけにはいかないのです。
なぜか? 悔しいからだ!
これが知人の創作物であれば素直に賞賛しましょう。
「よくぞこんなに萌えるキャラを作ってくれた!」と言いましょう。
しかしTRPGにおけるプレイヤーキャラクターとはもう一人のプレイヤーです。
そんなキャラクターに萌えるということは、イコール、ロールプレイしている本人に萌えているということであります。
これがどれだけ悔しい事か!
『エンゼルギア2nd 銀翼の救世主』でヒロイン(PL:加納正顕の兄貴)に萌えた時は、思わず本人に「悔しい」と言ってしまった俺が、今度は友人である加納の兄貴の本で、友人である渋沢さんのキャラに萌えるってのは、ある意味二倍悔しいのです。
まあそのことをTwitterにpostしたら「難儀だなぁ」と言われましたが、悔しい物は悔しいんだよ!

そんなわけで読む前に覚悟して読んだんですけど、五秒でアヘ顔ピースを晒したという……!
悔しい! でもぼたんは可愛い!
それだけは間違いないんで、「悔しいけど萌えた」という事だけ書いておく事にします。
いや本当に良いキャラですよ、ぼたん。


そんなわけで感想を徒然と書いてきたわけですが、なんとまあ二巻も予定されているようで。
高遠るい先生が予告漫画を描いてるので、みんなもチェックだ!

天下繚乱RPG 公式サイト




■「初音ミク」コンサートが酷すぎてファン激怒 「金返せ!」「リアル感がない」「テレビと同じ」
■togetter - 「ミクパ」制作側関係者のコメント

両方の事情は分かるんだけど、前回より劣化してた事を叩くのだけは俺にはできないなぁ。
かといって5pb側を擁護する気もさらさらないんだけどな。
劣化していたかどうかは前回も今回も見てない俺には分からないけど、前座はともかく休憩をミクと同時間だけ取って前回より値上がりってのはさすがに文句が出て当然ではないかと思う。
あ、「リアル感がない」とか「テレビと同じ」とかは左右の視力が違いすぎて3DSすらまともにプレイできない俺には気持ちが分からないのでスルーします。

■菅首相に違法献金の疑い 在日韓国人から

国を挙げて全力でギャグをやっているような日本国の国民の皆様、元気でしょうか?
そういや『チームアメリカ』で北朝鮮の金正日が実はゴキブリ型宇宙人の隠れ蓑だった!と言うネタがあったけど、日本の政治家全員がそんな状態だった!と言う展開はないのかなーと思った。
でも冷静に考えりゃ全員そんな状態なら、もっととっくに日本は面白くなっているはずであり、っていうかそのネタは『世界制服』で見た気がするので、今日も僕はボンクラに過ごす事にします。



そういやアイマス2についてなんか書こうと思ったけど、そもそも買ってないのでその辺は誰かに任せます。
今の俺はデッドスペース2でネクロモーフたんの首や足や腕をもぐのに忙しい。

スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://ilya0320.blog14.fc2.com/tb.php/1736-0a2bb3f4

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

魔界戦線


■DREAM WING(C87新刊)


■プリズムアライブ(C86新刊)
44829979_m.jpg
とらのあなで委託中

■スイッチオン!(C85新刊)
アイカツ3
とらのあなで委託してました

■RUNWAY
表紙
とらのあなで委託してました

プロフィール

水音

  • Author:水音
  • tumblrの方が積極的に更新してるマン。
    面倒くさがりなので、Twitterのほうが捕まります。

    魔界戦線



    連絡先  :mizune.moon.sounds@gmail.com
    @を半角にして下さい

カウンター