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『灼眼のシャナ』から次の世代へ


灼眼のシャナ〈22〉 (電撃文庫)灼眼のシャナ〈22〉 (電撃文庫)
(2011/10/08)
高橋 弥七郎

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『灼眼のシャナ』最終巻読了。
一巻が出たのが2002年の11月の事ですから、9年ほど書き続けていた事になるんですね。
内容についてはまあ「畳むところはきちんと畳んだ」と言う感じなのですが、個人的に『シャナ』の終了は「一つのシリーズが終わった」と言う事だけで終わらせられないような気がしますね。

そもそも『シャナ』と言う作品は現在放送中の『灼眼のシャナFINAL』に至るまで、四度もアニメ化されております。
一度目は2005年にTVアニメで、二度目はOVAで一期と同年である2006年に。三度目は劇場版アニメであり、四度目は一期と同じTVアニメでのアニメ化です。
そして現在放送中の『FINAL』は五度目のアニメ化であり、現在に至るまでこれほどの回数アニメ化された作品は数えるほどであり、電撃文庫では五度ものアニメ化を果たしている作品は『シャナ』のみでありましょう。
また原作の売り上げも2009年の段階で累計750万部を突破しており、これらの実績から見ても『シャナ』と言う作品が「ラノベ界でも屈指の人気作品」であることは疑いようもない事実でありましょう。

そんな大人気作品であった『シャナ』の終了
それはある種の「時代の終焉」だと思うんですよねぇ。
個人的な見解になるのですが、『シャナ』は「ライトノベル原作のアニメ作品」として見れば、現在の流れを作り上げた最大の功労者だと思うのですよ。
この作品がアニメ化し成功を収めたからこそ、今のように『ライトノベルのアニメ化』が一般的なものとして扱われるようになったのではないかと。
もちろん『シャナ』以前にも「ライトノベル原作アニメ」というものはきちんと存在しておりますし、『フルメタルパニック』などは成功した類なのですが、アニメ業界全体を「ライトノベルは力のあるコンテンツが多い」と認識させた功績はやはり『シャナ』にあるのではないかと。
また『シャナ』以降はシャナのような「日常と非日常の対比」と言うものは流行りましたしね。
一つのムーブメントを形成したという事実はやはり大きいのではないかと。いや私見になるんですけども。

そういえば『ハルヒ』も今年『分裂』が発売されましたし、『フルメタルパニック』は一応『アナザー』ということで外伝的な作品は刊行されておりますが、去年をもって終了しましたね。
長きにわたってそのレーベルを代表する作品とされていた作品が次々と終了して言っているわけなんですが、寂しくもある反面、「世代交代なのかもしれない」と考えると、これらの作品の遺伝子を受け継いだ「作品」の登場が楽しみでもあります。

何にしても『灼眼のシャナ』終了ということで作者の高橋弥七郎先生、お疲れ様でした。
次なる作品を楽しみにしております。

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