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『CG WORLD』と『アニメージュ』のアイカツ!特集についてのメモ

『アイカツ』の特集が組まれてると聞いて、「穏やかじゃない!穏やかじゃなさすぎる!」と心の中のあおい姉さんが叫んだので『アニメージュ』と『CG WORLD』を購入。

アニメージュ 2013年 10月号 [雑誌]アニメージュ 2013年 10月号 [雑誌]
(2013/09/10)
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CGWORLD (シージーワールド) 2013年 10月号 vol.182CGWORLD (シージーワールド) 2013年 10月号 vol.182
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『CG WORLD』はプリリズDMFの特集の時に買ったので半年ぶりぐらいの購入になるのだが、まさか『アニメージュ』を特集目当てで買うことになるとはな!

『アニメージュ』のアイカツ特集は一期の最終回間近ということもあって、監督である木村隆一にロングインタビューということで「一期を振り返りながら苦労したエピソードや細かい演出周りについての解説」という体裁になっており、『アイカツ』を見ていれば見ているほど細やかな配慮が行き届いていることや相当計算高く制作されている事が語られており、もう一度アイカツを見なおして確認したくなるようなボリュームたっぷりのインタビュー。
例えばいちご達の神崎美月の呼び方が話が変わるごとに「美月ちゃん」から「美月さん」に変わっている事による心境の変化についてなどは1話完結という体裁ながらも「アイドルに憧れた女の子がアイドルとして成長をしていく」という『アイカツ』のグランドストーリーを見ていく中で、「憧れていた対象の血の滲むような努力と執念によってトップアイドルと呼ばれるだけの才覚を作り上げ、そこに慢心すること無く今もなお高みを目指している」という神崎美月の凄さを知ったことにより「美月ちゃん」と呼べなくなった、ということは呼び方一つだけで心境の変化を演出していた!ということは、細やかなことながらも面白い心境変化の演出だろう。
木村隆一監督は「それらが最終回の衝撃の展開に繋がっていく」と語っているのだが、この変化がどういうものを生み出すかについては今後を期待したいが、前振りとなる部分をあくまで引っかかり程度でも仕込んでおくという事はその「衝撃の展開」とやらがより劇的に見えるだろうということで言及しているわけで、こちらとしても見なおして最終回に備えたくなる。
またスターアニス誕生までの経緯についても言及されているのだが、それ以上に面白かったのは結果としてボツになったトライスター結成のエピソードについてで、当初は星宮いちごの親友である霧矢あおいを入れる予定だったらしく、そうなっていたら最終回までの流れは大きく変わっていたかもしれないと監督は述べていた。
実際には紫吹蘭が加入したわけなのだが、もし仮に霧矢あおいになっていた場合、ソレイユは紫吹蘭と星宮いちごのユニットになっていたわけで、親友対決開幕!という体裁になっていたかも知れないのかーと思うと、それはそれで見てみたくなる、というのは俺が霧矢あおい好きだからであるがそれはそれとして、前振りとして「一緒にトップアイドルは無理」ということは匂わせているわけでそういう展開があってもおかしくはないだけの前振りはさんざんやっていたように思う。
また48話の思わせぶりなモノローグを踏まえてみても49話・50話で何が起きるのか気になるところであるが、それはそれとして45話の水着回は水着もさることながら、「髪型を変えることには結構勇気がいる。キャラの印象が変わって、「違って見える」と言われるかもしれない」と監督が述べていたのだが、同時に「女の子なら普通にやってるから」と言及していることも合わせてみると、やっぱり本作のメインターゲットを認識せざるをえないのだが、結果としてそれは「プライベートでの姿」に見えた辺りはヘアアレンジの妙というべきか。
何にしてもここまで詳細にアイカツ!について監督自ら語っているものもないので、アイカツファンなら買っても損はないだろう。

そして『CG WORLD』だが、こちらは『アイカツ』のライブシーンについて、技術的な部分から迫った特集で大変面白かった。
『CG WORLD』自体が所謂アニメ誌と違ってドラマというよりは技術的な部分について掘り下げた雑誌であることから、3DCGを用いたアニメに付いては度々特集してきた。例えば『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』の頃にプリズムショー演出について技術的な部分から掘り下げていたりするのだが、『アイカツ!』の場合はほぼ毎回ライブシーンがあるということを踏まえて「細かいバージョンアップを繰り返してきている」という事にまず驚かされた。
明確に変わったと思えたのは割と中盤を過ぎた辺りからだったのだが、それ以前からも気になった部分があれば修正!ということをやっていたらしく変更された回数はかなり多いようだ。となると中盤で明確に変わったように感じていたのは細かいパッチを繰り返し続ける事で1.00からの技術を蓄積していった結果、2.00が生まれたようなものではないか。いや適当なことを言ってるけど。
他にも「キャプチャーしたモーションをそのまま使うのではなくデフォルメ化して使うことでよりらしく見える」という辺りも面白い。動画枚数を減らしているというのは何となく予想していたが、デフォルメ化して一人一人のキャラクターらしい動きにしているとは思っていなかったし、そういうことをやる関係上一つのライブシーンの製作に一ヶ月以上かかっているらしく予想以上に手間暇のかかった代物であり、そうした苦労がライブシーン直前に話しのクライマックスを持ってきた時のライブシーン(スターアニスの初ステージの話とか)の劇的さ加減につながるのかと感心させられる。
また『アイカツ』のライブシーンの特徴的な部分としてアイドルオーラの可視化というものがあるが、あれについても個人のステージとユニットのステージとではオーラの出る範囲を調整しており、ユニットのステージでは個人個人のオーラが重ならないように両手の広がる範囲内までという制限をかけているようで、視聴した時にノイズにならないような配慮がされていることも見逃せない。
3DCGとしてはマスカレードが一つの完成形だという話だが、一年を通して3DCGを使ったライブシーンを続けながら一つの作品を完成させていったというのはなかなかに熱い話ではないか。ミヤの3DCGは出来が良すぎると思ってました!

来月から二期が始まるのだが、一年の集大成を本編でもライブシーンでも見せつつあるアイカツ!。
二期ではまた違ったものを見せてくれそうで期待せざるをえないところである。

ところで星座ドレス=シンフォニアシリーズと当てはめていくと、アイカツ!のプリリズに対するケンカの売り方はちょっとロックすぎて好き。ドリームアカデミーのキャラの中に、ギター持ってる奴いるもんなー。
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