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『世界でいちばん強くなりたい!』に見るアイドルとプロレスの類似性についてのメモ

先日の『Like!LoveLive2』お疲れ様でした。
艦これオンリー・アイカツオンリーが同日同会場で行われていましたが、夏コミで買えなかった!という人が買いに来てくれたり、隣のサークルの本が面白かったりしたので概ね勝利と言っても過言ではない戦績になったかと思います。
それはそれとして「プリティーリズムの啓蒙活動に勤しむ」という目的ですが、主催が用意した立て看板に「ラブライブでみんなハッピーにな~る!」とプリリズネタを盛り込んでおいたのでこっちも果たされたと思います。
ちなみにその後、売り子を手伝ってくれた友人二人と三人でアイカツ・プリリズ・ラブライブ関係の楽曲の合間に特撮ソングを歌うカラオケに突入したり、モンハン4でHRを引き上げてもらいました。ハピなる!
ところで次巻予告ですけど、アレ全部プリティーリズムとアイカツ関連楽曲の歌詞をほぼそのままパクってるだけなので特に意味は無いということだけは書いておきます。ちなみにタイトルはあの時聞いてた『ファンタジスタドール』のED曲そのままなんだけど、誰にも突っ込まれなかったので今ここで書いておく。

で、今期の深夜アイドルアニメ枠である『世界でいちばん強くなりたい!』の話をする。するったらする。

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(2013/12/12)
竹達彩奈、阿澄佳奈 他

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俺はこの作品を「アイドルアニメ」として薦められたわけなのだが、確かに導入としては「トップアイドルであった主人公が、アイドルをバカにされたことをきっかけにプロレスの世界に飛び込んでいく」というものなので、たしかにアイドル物ではある。あるのだが、実際にはこれってプロレス物で、アイドルとプロレスをミックスさせた作品じゃねぇかこれ!!
いやでもプロレスとアイドルの類似性に目をつけたというところはいいところに目をつけたな、と思う。というのもプロレスとアイドルって似ているのだ。
プロレスって「観客全てを楽しませる芸能興行」だと定義付ければプロレスラーというのは体を使ったパフォーマンスで時に痛めつけたり痛めつけられる事で観客達を魅了し、それぞれの技や何やらを使った全力のパフォーマンスで観客を楽しませる職業だということは言えるだろう。
そして「観客を楽しませるための芸能興行」としてはアイドルも全くそうで、ライブステージなどでアイドル達は全力で体を張ってパフォーマンスすることで観客達を魅了して楽しませていく。
ダンス・歌と格闘技という違いはあれど、アイドル活動とプロレスというのは「本質的には似通ったもの」だといえる。
だって「最終目標は観客に『楽しかった』と言ってもらえること」なのだから。
また『ラブライブ!』では「アイドルは観客を楽しませるためにキャラ作りをする」、『アイカツ』では「キャラ作りを徹底することでコーデのイメージに自分を合わせられる」という文脈で語られたアイドルのキャラ作りだけど、アイドルの立ち振舞においてキャラ作りというのは相当大きな部分を占める。
そしてこのキャラ作りをしておくことは「同業者との差別化をする」ということでもあって、だからこそアイドルはキャラ作りをすることで他のアイドルとの差別化をした上で、素の自分の持つ日常と地続きな部分を覆い隠す。
だからこそ「観客を楽しませるために自分ができる事」というのが自ずと見えてくるというもので、アイドルのキャラ作りってのは「自分がファンのために何をすればいいのか」を突き詰めるためにあるものなのだ、とは前にも書いたが、この点においてはプロレスも同じように思う。
プロレスラーってある程度キャラを作ってる部分があって、そのキャラに合わせた必殺技なりオリジナル技なりがそのレスラーの魅力になる部分はあると思うの。
ハルク・ホーガンにおけるアックスボンバーとかそんなもんな。俺もプロレス業界に詳しいわけじゃないから分かりやすいところから引っ張ってきてるけど、ともかくキャラクターの魅力の中にはそのキャラの使う技の魅力ってのは結構影響しているというのがあって、パワーファイターキャラならパワーファイターな立ち回りになるように、プロレスラーの動きは本人が設定したキャラクターに依存する。
そういうキャラクターがあった方が目立つ(=同業者との差別化)し、立ち回りがはっきりするということは「自分がどうすれば観客を楽しませられるのか」ということにも通じることだろう。
あと「観客があってこそのプロレスラー/アイドル」というファンと本人との関係性についても同じだとは言わないまでもかなりの部分で似ている部分で、アイドルもプロレスラーもやっぱりファンがあってこそ成立する存在なので、レスラー/アイドルが頑張る→ファンが応援する→レスラー/アイドルがもっと頑張るという一連の流れってやっぱりアイドルやプロレスの最高に面白いところで。
これは観客を楽しませるために必要なものだろうし、その関係性という意味でもアイドルとプロレスはじつは同じなんじゃないの?ぐらいのことは言えるのではないだろうか。
以上の点において「アイドルとプロレスは似ている」ということは言え、その類似性に気づいた『世界でいちばん強くなりたい!』はアイドルとプロレスを冷静に見ていると感じる。
ただ冷静に見ているとは思うけど、普通混ぜねぇよなぁとも思うんだよなぁ。向いてる方向が違いすぎるし。
「目的は同じだが、向いている方向が違う二つの要素をあえて混ぜてみた」という面白さが今放送されているもので感じられるか?というと、正直今のところはあんまりなのだが、「その類似性に気づいている作品」としては十分楽しめている方で、個人的には今期でも結構好きな方に入る、かなぁ。
あとドアサアニメ好きとしては竹達彩奈=ジュエペてぃんくるのミリアと阿澄佳奈=プリリズAD・DMFの春音あいらなわけで、同じアニメの中で二人のドアサヒロイン(の声優が演じるキャラ同士)が戦っていると思うと、ちょっと興奮する。

まあ何にしても「アイドルアニメブーム」と言われている中で、こういうアイドルと別の何かとの類似性に気づいて盛り込んでくる作品を俺は歓迎する。マイ・フェイバリットアニメであるプリリズもフィギュアスケートとアイドル要素を混ぜ込んだものだしな!

※追記

知人から「アイドライジング!もそういう作品だよ」と言われたんだけど、俺は未読なので第二回本格的ライトノベル大賞の紹介文を読んでみたら確かに「アイドルと格闘技の類似性」に気づいている作品っぽいなぁ。

第二回本格ライトノベル大賞各作品コメント

プロレスと比べると格闘技としてしっかりさせてしまっている分ガチな感じはするのだが、「各メーカー製作のバトルスーツ設定」という部分でショービジネスっぽさを付加していると見るべきか。
ちょっと興味が湧いてきた。


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