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『プリティーリズム・レインボーライブ』とエーデルローズの象徴としての速水ヒロについて

冬コミに魔界戦線で応募したら当選してしまったでござる。
初応募は大体落ちると聞いていたので何も準備をしていない!ということはなく、当落の結果に関わらず新刊を出す準備はしていたので「初参加なのに新刊を落とす」ということはありえないぐらい進行しています。「進捗どうですか?」も怖くない! うっかりまどマギ新編見に行って「ゼーガじゃん!」とか思う仕事にもドキプリ見に行って「うーむ。東映って本当に変わらんなぁ」と思う作業にも従事したので不退転ここに極まりってなものよ。
なお場所は三日目のム-43a。サークル名は魔界戦線になります。
新刊予定はアイカツ本のつもりだけど、プリリズと一緒にして出せばいいかー!とか思ってたのに、プリリズについては『RUNWAY』であらかた書いてしまっていたので『アイカツ』がメインなのに途中からプリリズが混ざる本になるかと。時間とページ数があればラブライブ!の6thシングルの話も書きたいなぁ……。
発売日的に一週間かそこらで書かなきゃいけないんですけど。
あ、あとラブライブ!の4thライブも両日当選したので本気で命の危機を感じていたりする。抱きしめてくれよおんりゆっ!

で、『プリティーリズム・レインボーライブ』なんだけど、今週のヒロさん対カヅキ先輩対決は正直面白すぎる。今週見たアニメの中では一番面白かったんじゃないだろうか。
今まで捻くれまくってた割にあんまり掘り下げられなかった速水ヒロ・神浜幸司・仁科カヅキの男連中のドラマだけど、いざ掘り下げてみればなんというかヒロさんが予想以上に可哀想な存在で、今までの悪役描写っぷりにも同情すら感じてしまえる存在となってしまった、ってのは今週の最も面白いところではないか。
ヒロさんの過去を振り返ってみると「母子家庭」「親はヒロさんに興味が無い」「エーデルローズに才能を見出されたことでプリズムショーの世界に入った」という感じなのだが、母親がヒロさんに興味なくて淡白な反応というのを加えたことで、ヒロさんがプリズムショーにかけていた当初の想いってのが際立っていると思う。
あの生活の中でヒロさんの目が輝いていた瞬間って「母親の携帯で見るプリズムスター達」だったわけで、そういう環境の中で育ったヒロさんがエーデルローズというエリートプリズムスター養成学校にスカウトされる!という一連の流れの中で、ヒロさんがプリズムショーにかける想いって研ぎ澄まされていった雰囲気を漂わせているんだよなぁ。それがつまり「皆に勇気を与えられる勇者になりたい」という奴でかつてのヒロさんは間違いなくそういう「勇者」になりたいと願っていたはず。だからこそ幸司君もヒロさんの事を信用していたわけなんだけど、結果的にヒロさんはそんなの想いや信用を裏切る展開になったわけで。
かつて「勇者になりたい」と願った少年がエーデルローズという魔窟に入り込んだことで、なぜそういう事が平気でできるほど人格的に捻くれてしまったのか。
まあヒロさんが所属するエーデルローズ自体は、今回の話で同じようにエーデルローズに所属するべるさんが言及しているように「失敗してはいけない」「成績最下位の人間は容赦なく退学」という組織で、エリートプリズムスターばかり排出するエーデルローズの教育システムが生み出しているのは恐ろしいまでのスパルタ世界&周囲全員が敵であるという空間で捻くれてしまうのには一応の納得ができる。
しかしそんな中で常に頂点に輝き続けたヒロさんが幸司君に「勇者になりたい」という夢を語った時って限りなく純粋で本当になるために努力し続けているヒロさんの姿でもあって、こうなってくると「勇者になりたい」と夢見たかつての速水ヒロが通用しないほどの過酷な世界だったか、エーデルローズというシステムがヒロさんをそういう夢を持ち続ける事を放棄させるような存在であったのかもしれない。
どっちにしてもエーデルローズが速水ヒロという「皆に勇気を与えるようなプリズムスターになりたい」という存在を大きく歪めてしまった事は間違いないんだけど、エーデルローズがなければ今のヒロさんはなかったし、親があれほど「子供に対して興味が無い」素振りを見せているところを見るとエーデルローズにスカウトされてなかったヒロさんってどうやっても不幸になっていたと個人的には思うんだよなぁ。
そうしてみていくと、速水ヒロの描き方って「エーデルローズ」というシステムの象徴だと思えてくる。
プリズムスターとしての才能がある存在はどんな身分だろうが拾い上げられる一方で、「周囲にいるのは敵ばかり」という陰惨な競争社会で「ミスは許されない」という行き過ぎた完璧主義を強いるエーデルローズは、速水ヒロにプリズムショーへの扉を開いたけれど、かつてプリズムスター達を見てなりたいと願った存在からは大きくかけ離れさせていった。
今の速水ヒロがなぜ神浜幸司の歌を求めるのかということにもある程度これで説明がついてしまうのは、神浜幸司だけが速水ヒロのかつて純粋に夢を追いかけていた姿知っているからで、「神浜幸司なら俺の気持ちをわかってくれるはず」的な部分も感じられる。だからこそ「神浜幸司の歌を一番上手く表現できるのは俺だ!」というフレーズが出てくるのではないか。
だって作詞作曲って曲を作った本人の全てじゃないか。
だから「歌を一番うまく表現できる=作詞家・作曲家の全てを知っているのは俺だ」という意味合いに取れるセリフ回しになっているんじゃないかなぁ。
そして今回の話において、速水ヒロの敗北宣言は神浜幸司作詞作曲の楽曲を使ったカヅキ先輩のプリズムショーを通じてかつて自分の胸に懐いたプリズムショーへの想いが呼び起こされたからこその敗北宣言なのだろう。
そうなると幸司君の目的は「かつて勇者になりたいと純粋に夢を追いかけたあの頃の気持ちを取り戻して欲しい」というところになるはずなのだが、しかし幸司君のやってることって楽曲提供ぐらいで自分では一度もヒロさんと向き合ってなくて完全に心を閉ざしちゃっていて、こっちもこっちで問題ありというかやってることはヒロさんに対してだけ鬼畜で、唯一の清涼安定剤はカヅキ先輩やなぁ、という気持ちになるのも仕方ないというか。
しかしプリズムショーでラップらしいラップが持ち込まれたのって初めてでは? Prizzmy☆の楽曲には確かにラップを用いた部分はあるけど、プリズムショーでは大半がカットされているわけで今回こうして「ラップを用いたプリズムショー」という新たな境地に至っているというのは面白いような気もする。
3DCGでのダンスを男キャラにも用い始めた『レインボーライブ』なだけに、この辺の挑戦にドンドンしていってほしいと思う。もう30話ぐらい放送しているけど。

で、来週はようやくジュネさんがプリズムショーをやるらしいのだが、「いよいよ見れるぞジュネさんのプリズムショー!」は既に何回か見ているだけにプレミア感が出てきていて、見たらそれだけで満足してしまいそうな感じすらあるが、どうなるのだろうか。
そして男キャラ連中のマイソング集の発売も近いのだが、どの機種でもいいから早くカラオケ配信してくだちい。

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