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『プリティーリズム・きらきらマイデザイン』が面白い件について

『プリティーリズム・レインボーライブ』の先日発売されたユニットシングルで何より素晴らしいのはドラマパートだなぁ。
本編でも坪田文脚本回は外れなしなのだが、今回は「グルービングセッションの帰り道」という体裁でアフターエピソードとして書かれたこのドラマパート。2クール目で愛に目覚め、わかなとおとはの頬にキスまでかましたべるさんが冷静になってあの行いを振り返った時にマジで照れているシーンは百合好きなら必聴というしかないわ。
ハッピーレイン側のドラマの掘り下げ具合も素敵で、アフターエピソードとしては申し分ないんだけど、「アフターエピソードでしか無く、本編に組み込んでいても組み込んでいなくてもどっちでもいい感じだが、本編の補完としてはトップクラスに出来がいい」というのはCDを買う理由になり得るなぁ、本当。
あ、あと『どしゃぶりHAPPY!』も『Rosetta Nebula』も一番快楽指数が高いのはプリズムライブパートだという結論に至った。ドラム→キーボード→ギターのソロ連発は心地よすぎると本編でも思ったが、『Rosetta Nebula』のマリンバ→サックス→ヴァイオリンも同じぐらい気持ちいい。
メチャウマなので必聴ですわぁ。


プリティーリズム・レインボーライブ プリズム☆ユニットコレクション(初回盤)プリティーリズム・レインボーライブ プリズム☆ユニットコレクション(初回盤)
(2013/12/18)
V.A.

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それはそうと『プリティーリズム・きらきらマイデザイン』をチマチマとプレイしているのだが、これは『プリティーリズム』好きならマストバイアイテムだなぁ。


プリティーリズム レインボーライブ きらきらマイ☆デザインプリティーリズム レインボーライブ きらきらマイ☆デザイン
(2013/11/28)
Nintendo 3DS

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ゲームとしてはリズムゲー+着せ替えゲーという作りで、衣装は600種類ぐらいほど。
『プリティーリズム』シリーズに登場した衣装はハッピーセットについてきたものやマイメロディとのコラボ衣装まで入っているし、MARsの衣装やPrizzmy☆の衣装だけでなく、『レインボーライブ』のデュオ編で各キャラが着る衣装まで全部入っているというこだわりっぷり。当然セブンスコーデも存在しているし、ジュネさんのあの衣装も存在しているという網羅っぷり。
リズムゲームとしては楽曲数が20曲ぐらいとちょっと少ないような気もするけど、難易度としては簡単~難しいの他、お手本なしのイージー、ハード、全部ダンスまであるのでやりごたえはそこそこあるし、各楽曲ごとに入手できるアイテムが違うというのもよし。あーでもハッピーレインとりんねのマイソングは収録しているのに、ベルローズは一切収録されてないので欲しかった部分はあるのだが、ストーリーモードが面白いので全て許した。
そのストーリーモードというのは「めが姉に導かれてプリズムストーンにやってきた主人公はデザインの力を持つコスモと出会い、彼女と競いあいながら成長していく」というきらきらプリズムストーリー編と、セブンスコーデの秘密を追い求め、オーロラドリーム・ディアマイフューチャーとのクロスオーバーを描いたオールスター編の二つ。
どちらも『プリティーリズム』シリーズで脚本補佐や副シリーズ構成などに携わってきた坪田文が脚本を担当しているんだけど、このストーリーが素晴らしい。
きらきらプリズムストーリー編は先程も書いたとおり、めが姉に導かれて現実世界からプリティーリズム世界にやってきた「マイデコ」の力を持つ主人公が、デザインの力を持つコスモと競い合いながら成長していくといのが主なストーリーになっているんだけど、主人公=プレイヤー型なので成長物語としての面白さはコスモを通じての成長物語になっている。
お話の鍵としては「競い合うこと」。
このテーマ自体は『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』終盤でやった事なんだけど、コスモというキャラクターを通すことで「戦わなければ傷つかなくて済む」「負けるとオシャレじゃない。醜態を晒したくない」というコスモの物語になっていて、原宿オシャレ計画のライバルとして立ちふさがるコスモは物語冒頭からずっと取り巻きとともに登場し、主人公に幾度と無く勝負を挑むも、自分は絶対に戦おうとしなかった。
なぜコスモは自分では戦おうとしないのか。
それは彼女がこの世界にやってきた理由に起因していて、主人公と同じ異世界出身のコスモは「お洒落になりたいと渇望したものの、行動できなかった存在」で、めが姉のおかげでこの世界にやってきたことで「オシャレになれた」というキャラクターだからだ。彼女は確かにオシャレになったのだが、それは同時に彼女自身に「ダサくなりたくない=元の自分に戻りたくない」という願望を芽生えさせることになった。だから彼女は「負けること=ダサい」と考えて真剣勝負を挑まれても逃げ出してしまうんだけど、コスモは自分と同じ異世界出身の主人公が勝負からは逃げずに立ち向かっていく姿を見て心を動かされていく。
この対立構造が面白くて、プレイヤーとしては主人公と同一化しているからコスモを通じて物語を読み解いていくんだけど、コスモから見れば主人公=プレイヤーを通じて「なぜこいつは負けること=ダサくなる可能性があるのに頑張り続けるのだろう」という問いから物語に触れていく。互いに互いの心に触れ合うことで、「なぜ?」がちゃんと心の交流につながっていて、それは最終話におけるコスモとの最初で最後の真剣勝負につながっていく。
あの話が美しいのは「主人公もコスモも互いにライバルとして認識している」と同時に「あなたがいたから私はここまでこれた」というドラマを感じさせる展開になっているからで、コスモは主人公により「ダサさを恐れずに挑み続けることの大切さ」を知ることが出来たし、「友達同士だからこそ競い合う」という「ライバル関係の愛おしさに気づくことが出来た。
だからこそ自分と同じ出自を持つ主人公をライバルとして、そして友達として認め、二人で「一番を目指す」という最終話のプリズムショー対決は面白い。心のふれあいが二人の少女を正真正銘のプリズムスターへと変えた瞬間なのだから。
物語としてはジュブナイルっぽさがあるんだけど、コスモの物語としてはかなり完成されていると思うし、「プリズムワールドを通じて世界はつながっている」というのは今までも何度か触れられている。
であるからこそ、自分の世界に帰ったコスモと自分の世界に戻った主人公=プレイヤーはプリズムショーを続けている限り、ずっと友達でいられるということに繋がるわけで、ゲーム版としてはかなり完成された話なんじゃないかなぁ……。
オールスター編はまだ途中なんだけど、AD・DMFとRLのクロスオーバーというだけでメチャウマなのに、ちゃんと三作品のキャラクター同士が会話するシーンまであるのはよいなぁ。しかし坪田文はみあ好きすぎやしないかな。

全体的には『プリティーリズム』好きなら購入して損なし!というところだけど、きせかえゲーとしてはかなりよく出来ているのでそっち方向を期待する人にもオススメできるかなーというところだけど、キャラゲーとしては満足度が異常なぐらい高いかと。
完全版という扱いでいいからベルローズの楽曲まで収録した奴を出してくれないかなぁ……。


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