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ベストライブ演出五選2013について

何だかんだで今年はアイドルアニメの一年だったように思う。ほぼ一年中アイドルを題材にしたアニメ作品群のニュースが出ていたし、今現在も『アイカツ!』及び『プリティーリズム・レインボーライブ』が放送中であるということや、一年後とはいえ『うたの☆プリンスさまっ♪』が三期決定だそうで、しばらくアイドルアニメの話題は続いていくのだろう。
さて、アイドルアニメにつきものなものと言えばライブシーンである。昨今ではCG技術の成長によりコストが下がったためか、様々なアイドルアニメで様々なライブシーンを見ることが出来る。アニメにおけるライブシーンでは作品が訴えたいものや演者として登場するキャラクター達の個性と混ぜ合わさり、映像体験として非常にユニークなものを見せてくれるのだが、今年はそういうライブの演出において面白い映像が数多く見ることが出来た。
アイドルアニメ好きとしては嬉しい一年だったように感じるところではあるのだが、そんなライブ演出の中でも個人的に特に気に入っているものを5つほど上げておくことにする。

■天羽ジュネ『nth color』――『プリティーリズム・レインボーライブ』より



まずは『プリティーリズム・レインボーライブ』より天羽ジュネの『nth color』。
『プリティーリズム』シリーズでは毎年素晴らしいライブ演出(プリリズ的にはプリズムショー演出)をやっているのだが、今年の『レインボーライブ』では四年に一度選ばれるプリズムクイーンに輝いたトッププリズムスター、天羽ジュネのプリズムショーは幻想的ながらも荘厳さを感じさせる演出であり、『プリティーリズム』というシリーズが歩んできた今までの積み重ねの一つの集大成的なものを感じる。
五連続ジャンプも去ることながら、プリズムライブにおいては八種類もの楽器をCGで描きおこして演奏させているし、あの複雑な髪型をごくごく自然な揺れ方に変えている点、そしてこれらが同一モデルのみで演出されている点などは評価に値する。
ところで『プリティーリズム』シリーズは振付を手付けしていることも多いらしく、『レインボーライブ』ではハッピーレインの三人のマイソングは全部手付けだったそうな。変態すぎるとしか言えない。
あと俺はデュオ編の鏡写しのダンスであるわかな・あん、バレエ的要素を感じるいと・おとは、ステージの演出で表裏一体感を出したなる・べるなんかも好きです。

■μ's『僕らのLive、君とのLife』――『ラブライブ!』より

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京極尚彦演出ならこっちも上げないとね! 『ラブライブ!』より『僕らのLive、君とのLife』。
話全体としての出来とライブとのマッチ具合という点においてはやはり三話が頭一つ飛び抜けているように思うのだが、単品として評価した時にどうかという話になると、やはり初めて九人で歌うこととなったこれしかないだろう。
楽曲自体は1stシングルのものなのだが、全編にわたってTVアニメの流れを踏まえた映像となっていて、絢瀬絵里加入後からこのライブまでの間に流れたドラマを感じさせてくれる。
また演出単品においてもCGと手書きを使い分ける手法は健在だし、カメラワークも1stシングルのMVから変更していることもあってか全く別の面白さがあるという点も抑えておきたい。

■AKB0048『風は吹いている』~『希望について』――『AKB0048』より



世間的な注目度は低くとも『AKB0048』は控えめに言って傑作だと思っているんだけど、その最終回はやっぱり素晴らしいものなのでこれを上げておく。
「アキバスターが占拠され、奪い返しに行く」というだけなら大したことはないのだが、この回のライブ演出は河森正治的なドラマの連続性と楽曲自体をそのままBGMに用いることの面白さがあふれていたように思う。そして『希望について』でのファンの大合唱の感動というのはやっぱり大きい。「アイドルが与え続けてきたものをファンがアイドルに返す」と言葉にすれば単純なれど、あそこでの大合唱はその「与えてきたものの大きさ」と「返ってきたものの大きさ」が互いに共鳴しあい高め合うような演出になっていて、二シリーズにわたって描いてきた「アイドルってなんだろう」的ドラマの到達点としては美しく尊いものとして受け止められる映像だった。

■ST☆RISH『マジLOVE2000%』――『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』より



『うたの☆プリンスさまっ♪』も今年はよかった作品なのだが、やっぱり最終回は一つ上の境地に到達した感が。
途中で完全にオーロラライジングと同じ地平に飛び立っていたというのもあるけど、3DCGで踊らせている作品は数あれど、『うたプリ』のように手書きでここまできっちりライブ演出をやっている作品も最近では珍しくなったかなぁ。動きの一つ一つから感じられる各キャラクターの個性や振付の味わい深さもあるけど、紅優演出なのでカメラの手ブレ感もあるので面白い。

■風沢そら『Kira・pata・shining』――『アイカツ!』より



『アイカツ!』からは色々悩んだけど、このライブかなぁ。『アイカツ!』は二年目に入ってから色々挑戦的なことをしているんだけど、風沢そらのこのライブはその中でもとびきり挑戦的な内容だった。
インド映画的といえばそれまでなんだけど、インド映画の所謂ミュージカル演出って「ただ踊っている」というだけじゃなくて「喜怒哀楽」をすべて盛り込んだ映像表現にするというためにある。風沢そらのライブ演出ではそういう「感情表現」というものを全面に押し出しているように映る。「ダンスで感情表現をしろ」という一年目の『リスペクトJ』で語った内容をそのまま落とし込んだらこういう感じになるんじゃないかなー。



本当は順位を付ける必要はないんだけど、五本上げるとしたらこのへんかなぁ。
好きだっていうのならハッピーレインの『どしゃぶりHAPPY!』のプリズムライブパートは愛してやみません。ドラムやキーボードからギターの接続具合といい、音の快楽という意味では本当にあれは素晴らしい物があるとおもう。幾つもの音が重なった時に音楽が生まれるという『レインボーライブ』らしい気持ちよさだなぁ。




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