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『アイカツ!』とドリームアカデミーの精神と体現する存在の誕生について

神は俺達を見放してはいなかった! 『あいまいみー』がブルーレイ化だ!


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(2014/05/16)
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去年放送されたアニメの中では五本の指に入るほどの大傑作ギャグアニメ、『あいまいみー』がまさかブルーレイ化される日が来るとは! 俺はDVD版はもちろん購入していて一ヶ月に一回ぐらいのペースで再視聴している人間なのだけれど、こうしてブルーレイ化されるとなっては夏コミでちゃんと『裏あいまいみー』を買ったり、単に壺を作るだけの『裏あいまいみー』をちゃんと定価で購入したり、啓蒙活動に励んだりした甲斐があったというものよ。
本作は愛、麻依、ミイの三人とぽのか先輩の日常を描いたギャグアニメなわけだけれど、何が面白いかといえば「予想の斜め上を行く展開やエキセントリックなセリフ回しながらも、話の着地のさせ方は芸術的にまともであり、それにより声優の熱演っぷりが際立つ」という点に尽きます。そんな中でも特に素晴らしい演技を見せているのが内田真礼なわけだけど、『あいまいみー』のミイこそが彼女の演技の魅力が全て詰まっていると言い切る。『プリティーリズム』の森園わかなも凄くいい演技しているけど、ミイはちょっと別格だ!
そんな内田真礼がいい味を出している『あいまいみー』。あなたがギャグアニメ好きだと思うなら是非、この機会に!
もちろん俺も買ったよ!

さて最近は『プリティーリズム』か『ガンダムビルドファイターズ』の話しかしていないわけなのだが、今日はちょっと『アイカツ!』が面白かったので『アイカツ!』の話。
といっても霧矢あおいの星座ドレスお披露目回の話ではなく、その一話前のドリームアカデミーの四人が『おしゃれ探検隊クールエンジェルス』と言うドラマのオーディションに挑むというあらすじの『おしゃれ探検隊 クールエンジェルス!』の話なのだが、この話で面白かったのはようやくドリームアカデミーという学園の特徴というものが描かれ始めたということだ。
『アイカツ!』においてドラマというか芝居を題材として扱った話としては『イケナイ刑事♥』や『オシャレ怪盗☆スワロウテイル』等があるわけなのだが、前者は星宮いちごの視点を通じて「アイドルにおけるドラマのお仕事」を描いていたし、後者は「ドラマのオーディション」というもの全体を描いたものだった。後者については『不思議の国のアイドル!』でも描かれた部分で、「役を演じるということ」を「演技に特化したアイドル」でありこの回の当番キャラだった神谷しおんの視点を通じて描くことで「初心に立ち戻る」というところに話を及ばせていたわけなのだが、いずれもスターライト学園内部の物語で、ドリームアカデミーサイドのドラマとして描いたのは今回が初めてではなかろうか。
しかしながらドリームアカデミーサイドって四人ほど代表的なキャラクターがいて仲の良さは描かれているものの、「ドリームアカデミーを代表する四人」としては描かれていなかった。スターライト学園はいわばアイドルの天才ばかりが集う学校だし、そもそも一年目では神崎美月がいることでそういう描き方というのはある意味不要だったわけなのだが、今回取り上げられたものの中で、特に面白かったのはそんなドリームアカデミーの四人をようやくユニット的な描き方をしたこと。そしてこの四人にある共通項を与えることで、スターライト学園との違いが明確になったことだろう。
まず、『アイカツ!』と言う作品では学園そのものをユニットとして描いている事が特徴の一つとなっている。
この点については監督自身もインタビューで答えていることなのだが、「スターライト学園」そのものをユニット化してしまうことによって「スターライト学園=アイドル業界」と言う重ね方に繋がっている。このように重ねることで「スターライト学園の中での活動と成長」をそのまま「アイドルとしての成長や活動」に直結出来るのである。
この辺りが強く出ていたのが北大路さくら登場回で、学生的な進級システムをそのままアイドルとしての成長と重ねることで「星宮いちごの成長」という部分は強く出てくるのであるが、二年目からはライバル校としてドリームアカデミーが登場してきた事と星宮いちごがいなくなったことでスターライト学園のその「グループ性」というものは解体された。
そして星宮いちご、霧矢あおい、紫吹蘭がもう一度集う事で物語が動き出すのだが、そうすることでこの三人とユニットであるソレイユに「スターライト学園を代表する存在」としての価値を与えられているのである。
それに対してライバル校であるドリームアカデミーはどうかというと、1クール強見てきた中でドリームアカデミーに通う音城セイラや冴草きい、風沢そら、姫里マリアなどは確かにスターライト学園のいちご達に匹敵する実力者としては描かれているものの、ドリームアカデミーを代表する存在として描かれていたかというとそこまで明確には描かれていなかったのではないだろうか。せいぜい描かれているとすれば音城セイラぐらいで、他の三人は「スターライト学園との違いを出す」ぐらいしか機能してなかったように思う。
そんな四人をここにきて共通項を与えてユニットとして描いたのが今回で、ユニットとして描くことで「ドリームアカデミーを代表する四人組」と言う価値が出てきたと思う。良くも悪くも個性的な四人だからこそ、改めてユニット=互いの個性を重ね合わせられる存在として描くことで、個性を重ね合わせた時の魅力が出てきたように見える。
それにより「スターライト学園対ドリームアカデミー」という構図も、個人対決だけでなくユニット同士の戦いとして描く事ができるようになったし、「仲良しトリオ」であるソレイユと「バラバラなようで実は共通項を持つ」というドリアカの四人というユニット自体の差別化も上手く機能しだしたかな、と感じるのだが、その共通項として上げられているものが「負けず嫌い」なことで、ドリームアカデミー自体の個性がようやく描かれた部分でもあると思う。
ドリームアカデミーは「誰でもアイドルになれるほどの個性を秘めていて、頑張れば誰でもアイドルになれる」というのが個性としてあげられているわけなのだが、「スターライト学園」との違いについては今まで学園長同士の理念の違いとしてぐらいしか触れられてこなかった。
しかし今回、ドリームアカデミーの代表的な存在として描かれ、スターライト学園のアイドル達に匹敵する実力者である四人を「負けず嫌いという共通の特徴を持つ四人」としてしまうことで、「諦めなかった四人だからこそ、ドリームアカデミーのアイドルとして活動できる」という「ドリームアカデミーの理念を象徴する存在としての四人」という部分を強く印象づけさせてくれる。
「ドリアカの理念」と「それを体現する存在」。
この二つが生まれたことで、ようやく「スターライト学園対ドリームアカデミー」という構図の意味が出てくるのではないかと思うし、それは「互いに競い合い、認め合うことで成長していく」という一年目から引き継いできた『アイカツ!』のドラマがよりパワーアップした形で描かれるような予感を感じさせてくれる。
そういう意味では今回の展開は「待ちに待った」と言っても過言ではないし、今後の展開がより気になる!といった作品として化けたような印象を受ける。
まー実際どうなるのかはわからないけれど、そろそろ半分を超えるわけで。
ドリアカを去った神崎美月がどういう姿で戻ってくるのだろうか。
そういう意味でも楽しみだなぁ。


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