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『ラブライブ!』『ガールズ&パンツァー』の再放送に見る面白さについて

『アイカツ!』に藤原みやびが参戦したんだけど、その扱いが交換留学生というのには唸らされた。というのも二年目を見ていると面白かったものの、キャラの数が多すぎて割りを食っているキャラもそれなりにいたからだ。何だかんだで全員に出番は与えられていてそれぞれの輝くステージへと導かれてはいるものの、勿体無いと感じる部分があったのだ。特に一ノ瀬かえでとか「アメリカ出身のアイドル」と面白いキャラ造詣をしていたのに、そのポテンシャルを活かしきれていたかというと少なくとも自分にはそうは見えなかったので。いや好きなんだけど。
そんな事情もあって主人公が変わって、実質仕切り直しと言う形になった三年目でその辺りをどう解決するのかというのは非常に気になっていたのだが、「交換留学生」というのは予想外ではあったが面白い解決方法であると思う。交換留学生という「一定期間スターライト学園にやってきている」と言う設定にしておけば途中で登場しなくなってもそれほど気にならないし、また他の学校も登場させられるので『アイカツ!』世界の広がりを確保できる。また他校出身=スターライトのやり方とは外れているからこそ、一年目とは異なる新鮮な刺激をアイドル達と視聴者に与えられるわけで、色々な意味で面白い解決方法だったと思う。
しかしこの方法は『アイカツ!』が三年も続いたからこそ出来る方法でもあって、少なくとも二年目まででは無理なアイデアだったと思うんだよなぁ。二年目までだとあの方法は挑戦的というより無謀というか。そもそも上が許さないんじゃねぇかなぁ、と。まあ何にしても「シリーズが続いたからこそ出来るアイデア」というのはあるはずだし、そういうものがちゃんと作品に現れてくるのなら大いに歓迎したいなーと思いました。
「薄紅デイトリッパー」はクソ格好いいので好きです。



昨今放送されているアニメの本数は増えている。昨年2014年に完全新作として放送されたアニメの本数は三桁の本数を超え、2015年1月より放送開始されたアニメの本数も40本近くにも及ぶ。2015年4月以降に放送される事が確定しているアニメを含めると、2015年も三桁を遥かに超える本数のアニメが完全新作として放送されることはほぼ間違いないと言い切れる。これに劇場版アニメとして映画館で公開されるアニメの本数を加えると、既に個人が一年間に視聴できる作品の本数を遥かに超えている事はまず間違いない。おそらく一年間に放送・公開される完全新作のアニメを全てを視聴できるのは余程の暇人か自由人だけであり、「全てを見ている」と断言人はそれだけで「凄い」と周囲から賞賛されるに相応しい人物であるといえるだろう。
ここまでアニメの本数が増え続けたのはアニメを巡る環境の変化が大きいのではないのだろう。少なくともアニメを見るという行為はもはや後ろめたさを帯びるものではなく、ごくごく普通の行動であるし、それこそ映画やドラマを見るようなごくごく「自然」な行為へと変化している。もっともそれ故に「会話するために視聴しておく」と言う視聴者を生んでいることは否定できない事実ではあると思うが、それはそれである。
もう一度書くが現在完全新作として放送されるアニメの本数は加速度的に増えている。視聴者がどれだけの作品を鑑賞できるかとは別のところで発生したこの波は、おそらくまだしばらくは速度を落とすことなくより高く大きくなり続けるだろう。
しかしその一方で着実に増えつつあるのが「アニメの再放送」だ。元々再放送という文化は昔からあったものだが、近年では「誰もが知るような名作」ではなく、ごくごく最近放送された作品の再放送が増えてきている。今期で言えば『ラブライブ!』や『ガールズ&パンツァー』、『未確認で進行形』などが放送されているが、これらの作品はいずれもこの五年ほどの間に放送されたタイトルばかりだ。
加速度的に増え続ける完全新作のアニメ達に混じって再放送されるここ最近のヒット作だが、これらの作品が再放送されているのはおそらく「完全新作の続編を後に控えているから」なのだろう。
『ラブライブ!』は完全新作の劇場版アニメの公開を6月に控えており、『ガールズ&パンツァー』も完全新作の劇場版アニメが告知されている。『未確認で進行形』だけがちょっと読めないものの、再放送の後に二期シリーズなりの製作決定告知を控えており、それをファンに一番最初に届けたいがために再放送しているようにも見える。
いずれにしても再放送されるヒット作は「次の展開のための仕込み」として再放送されているのではないだろうか。
その仕込みとは「ファンの拡大」だったり「新作に必要な知識のインプット」だったり、「次の展開を最終回後に告知し話題にするため」だったりと多岐にわたるため、一概に「これが目的だ」と言い切ることは出来ないが、少なくとも視聴者である自分としては嬉しい点がいくつかある。
それは「毎週一話づつ放送されるため視聴しやすい」ということ、そして「一度放送されたタイトルだからこそ、再放送された時に今と当時の作品を取り巻く環境の違いが出てくる」ということだ。
「毎週一話づつ放送されるため視聴しやすい」というのは読んで字の如くである。
昨今ニコニコ動画やバンダイチャンネルなどの動画配信サービスでは「一挙配信」と言う形でヒット作や、話題作を全話視聴できるような企画を立てているが、個人的にはあれは物凄く視聴しにくい企画だった。というのもあれらはパソコンの前に長時間座っている必要があるからだ。自分は今、一挙配信に最初から最後まで付き合えるほどの時間が捻出しにくい環境に身をおいているため、ああやって一挙配信されてもどうにも視聴しきれないのだ。
一挙配信がされる日程は土日や祝日などの休日が多いものの、それらの休日にパソコンの前にずっと視聴してアニメだけを見続ける状況というのをなかなか作りにくいし、そもそも六時間近くもパソコンの前でずっと座って視聴し続けるのは体力が持たない。
また元々一週間に一話づつ放送されることを前提としているタイトルが殆どであるため、細かい演出の取りこぼしを引き起こすこともある。その辺りを考えると、自分にとって一挙配信は「一気に全部見ることが出来る」と言うメリットよりもデメリットの方が多いのだ。
その点を考えると再放送だと気楽である。なぜなら一週間に一話づつ放送されるため、放送当時の多くのファンが共有しただろう「来週はどうなるんだろう」という期待感を持つことができるし、細やかな描写の数々が後で一つの線となった時の面白さを感じる事ができるからだ。自分はこれらを一挙配信ではあまり感じられないため、「一週間に一話づつ放送される」と言う再放送の方がより好みに近いため、『ラブライブ!』も『ガールズ&パンツァー』も放送当時と同じように録画して見ているぐらいである。
また二つ目の「一度放送されたタイトルだからこそ、再放送された時に今と当時の作品を取り巻く環境の違いが出てくる」という点だが、これは『ラブライブ!』に非常によく現れている事だと思う。現在第一期シリーズが再放送されているところだが、この第一期シリーズが放送されていた当時の『ラブライブ!』は「今日の人気に至るための道の途中」であり、現在と比べると人気としてはまだまだな時期だった。しかしスタジアムモードのさいたまスーパーアリーナを満員にし、国内の殆どの県に加え、香港や台湾、インドネシアなどでライブビューイングを行うほどの人気を獲得した今見直すと、視聴したいた当時と今の状況の違いが見えて非常に面白いのだ。三話に至ってはアニメ化直前の空気感を思い出して、不覚にも涙したぐらいである。放送当時もストーリー展開と演出のハマりっぷりに涙を流したというのにもかかわらずだ。今回の再放送をきっかけにまた『ラブライブ!』が好きになったぐらいで、正直有難い形で再放送になったなーと思うぐらいである。
『ガールズ&パンツァー』も放送当時と今の知識量が全く異なるため、戦車の挙動一つ一つに感動しているぐらいだ。年末に公開された映画『フューリー』で現存するほぼ唯一のティーガーⅠの動きを見た事もあって黒森峰女学園戦でティーガーを見るのが楽しみである。

「再放送」には新規ファン獲得のチャンスであるとともに、視聴済みであっても「放送当時と同じペースで見直すことが出来る」と言うまたとない機会であると思う。完全新作アニメもそれはそれで嬉しいのだが、何か新しい展開があるときぐらいは再放送と言う形でやってほしいところ。
そんな俺が一番再放送して欲しいのは『ジュエルペット』シリーズと『プリティーリズム』シリーズですグロ。今見たら絶対面白いぞ!(ヒロ様に全力でコール入れるマン)


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