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なぜ今Over The Rainbowなのか――ベストアルバム発売に寄せて

FGO。しまった。「第二章をクリアしてしまう」ということは「エンドコンテンツしかやることが無くなってしまう」ということであった。ローマ編はネロを主人公にしたローマ連合帝国との戦いという事で非常に燃えるものがあったし、何よりローマ帝国を建国したロムルスの絶対的ローマっぷりに対して凹むものの、再び立ち上がるネロの少年漫画主人公っぷりは非常に熱いものがあった。ラスボスとなるアイツもなかなかいいポジションを与えられていたし、アイツならローマを滅ぼそうとする理由にも納得がいくのだが、性能的にはセイバーだったおかげで弱かったなぁ、第二章のラスボス……。でも「ラスボスの宝具の直撃を受けて、HP100程度で生き残ったロード・エルメロイ二世」という熱いものを見られたのでいいか。あの展開ならイスカンダルもきっと褒めるに違いない。
とりあえず現在配信している第二章まではクリアしたので此処から先をどうするかなー。エンドコンテンツである育成に手を出すのがいいんだろうけど、現状そこまで育てたいキャラがいないので躊躇してしまう。レベルそのもの低くはないから優先するべきものもないし……。素材集めだけはやっておくかなぁ……。



2014年3月に一年間の物語に完結を迎えた『プリティーリズム・レインボーライブ』。架空のスポーツである「プリズムショー」を舞台に綴られる濃密な人間ドラマが話題を呼び、今でも根強い人気を持つ作品である。そんな『プリティーリズム・レインボーライブ』を象徴する存在の一つがプリズムボーイズと呼ばれる男性キャラクター達の存在だ。
「女児向けアニメなのに男性キャラ?」と思う人も多いだろうが、本作では男性キャラクターがメインストーリーでも重要な役割を与えられていた。特にシリーズ初の3DCGによるプリズムショーを披露した速水ヒロは、序盤では「悪役」としての顔を見せていたものの、物語が展開されていく中で、今の正確が形成された背景が見えてくるに従って評価を一変させ、45話で見せた彼の捨て身の行動は多くの視聴者の感動を呼んだ。
最終話では前述した速水ヒロとその親友である神浜コウジ、ストリートのカリスマと呼ばれる仁科カヅキと共に結成したボーイズユニット、Over The Rainbowは放送が終了してもなお高い人気を誇っており、ミニアルバム発売時には発売記念イベントが行われるなど『プリティーリズム』シリーズの中でも破格の扱いを受けている。
そんなOver The Rainbowだが、2014年3月29日の放送終了から約一年九ヶ月後となる12月23日にベストアルバムがリリースされるようだ。それもこれまで発表された全ての楽曲に加え、新曲と完全新作オーディオドラマも収録と、放送終了から一年以上経過しているアニメの関連商品とは思えないほどボリュームたっぷりのアルバムになるようだ。これまで三人を応援してきたファンならもちろん、『劇場版プリパラ』を見て気になった人達にとっても期待したいものだが、こうしてOver The Rainbowのベストアルバムが発売された背景には「『プリティーリズム』シリーズから『プリパラ』への移行が一区切りついた」ということが大きいのだろう。
現在放送中の『プリパラ』は『プリティーリズム』の遺伝子を受け継いだ作品である。
スタッフ面こそ菱田正和監督から森脇真琴監督へとバトンタッチしていたり、シリーズ構成には坪田文が関わっていないなどの違いはあるが、菱田正和監督は『プリパラ』ではライブパートの演出家を担当しているし、CGディレクターを務める乙部善弘を始めとするCGチームは『プリティーリズム』から続投しており、『プリパラ』の魅力の一つとなっているライブパートは『プリティーリズム』シリーズの三年間の経験値が活用されており、繊細な表情芝居など見どころも多い。特に37話のファルルカムバックライブなどは各セクションの信頼関係が既にある程度出来上がっていたからこそ出来た事の一つだろう。
またストーリー面で見ても、『プリパラ』ではテーマとして「友達」や「理想の自分」といった要素が掲げられているが、少女達の心の成長に比重を置いたストーリー展開や、「主人公であるらぁらと友達になろうとしたファルルが機能停止してしまう」など真剣で本気で作る在り方は『プリティーリズム』の在り方そのものだ。
また『プリパラ』初の劇場版アニメ化作品となる『劇場版プリパラ み~んなあつまれ! プリズムツアーズ』のテーマの一つとして「プリティーリズムからプリパラへのバトンタッチ」が掲げられており、作中でも『プリティーリズム』シリーズ三作品の主人公達が『プリパラ』の主人公達へとエールを贈る姿が描かれている。このバトンタッチについては、9月11日に発売された本作のソフトに同梱されているブックレットで菱田監督にも言及されており、「『劇場版プリパラ』はプリティーリズムとプリパラの架け橋となる作品」として位置づけられていた事がよく分かる。アーケードゲームでも8月のアップデートでプリズムストーンのプリチケ変換機能が削除されており、公式見解としては「既にプリパラへの移行は完了している」という事なのだろう。
しかし『プリティーリズム』と『プリパラ』は遺伝子や精神性こそ受け継がれているものの全く別の作品だ。
そのために『プリパラ』へと移行する際に取りこぼしてしまうものも少なからず発生してしまう。その一つがプリズムボーイズ達の存在で、プリパラは原則的に女の子しか入れない以上、ボーイズ達の居場所をプリパラの中で確立することはなかなか難しいところだ。かといって「切り捨てた」「終わった」と思われるのも悪い印象しか残らない。そもそも『劇場版プリパラ』ルート4で「また会える日がくる」という事を明言している以上、その言葉が空手形の約束ではないことを証明する必要がある。
だから今、Over The Rainbowなのだろう。
「作品が終了してもなお根強い人気を誇る彼らのベストアルバムを出す」ということで、「まだプリズムボーイズ達の物語は終わっていない」という事、そして『劇場版プリパラ』で交わした約束が決して嘘ではない事が証明される。それはつまり、ファンが今もなお待ち望むボーイズ達を主人公にした外伝『プリティーリズム・レインボーライブ外伝 逆襲の法月仁』の実現に期待が持てるということでもある。
本当に実現するかどうかは誰にも分からないが、少なくとも公式側がプリズムボーイズ達のファンのことを忘れていない事が今回の一件で証明された。発売記念イベントを開く事を見るとプリズムボーイズ達のファンを信頼してくれていると言ってもいいだろう。
ならばその信頼にこたえるために、このベストアルバムを応援するしかあるまい。
このベストアルバムから『逆襲の法月仁』へと繋げてもらうために。
Over The Rainbowにはその道を切り開く勇者になってもらいたい。そう切に願う次第である。

 




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