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『プリパラ』東堂シオンと北条そふぃに見る仲間と孤独について

FGO。九月下旬にアプリのアップデートと言う形で幾つかアップデートされるらしい。プロデューサーレターと言う形で公開された情報を見る限りだと、ユーザーインターフェースの改良による「遊びやすさ」に焦点をおいたものが殆どなのだが、「遊びやすさ」というのならSSRなのに宝具の性能面ではSRクラスにも劣る英霊たちに付いてもテコ入れしてくれないかなぁ。「SSRなのに宝具の性能が弱すぎて、SRの方が戦況を変えることが出来る」とか流石にどうかと思う。特に青セイバーと黒セイバーの性能差は良くない。SSRの青セイバーの方が希少なのに、あらゆる性能でSRの黒セイバーに負けているとかお話にならないではないか。
原作的には確かに「黒セイバーの方が強い」というのは正しいように思うのだが、ゲームとしてはどうなのだろう。個人的にはSSRはSRよりも見るからに強いほうが手に入れた時に嬉しいし、愛着も沸くと思うのだが……。まあエリザベート・バートリーを愛用している俺が言うことでもないけど。あいつ、現状強い方に分類されるサーヴァントの一人だし。
でも諸葛孔明の宝具性能だけは何度でも言うが「悪意しか感じられない」と言わざるをえない。「スタン&チャージ減少&呪いが入る」というのは聞こえがいいのだが、「全て中確率で入る」という仕様のため「何一つ入らない」ということもそこそこあり得るのはどうなんだ。確定で全部入るなら使い道もあるが、効果の発生が保証されない宝具を流石に切札で使う度胸は俺にはない。あるとしたらアーツチェインやブレイブチェインを狙う時ぐらいだろう。それにしても手札に諸葛孔明のカードが三枚有るなら使わないし……うーん。
あ、ネロ祭は言うほど難しくない。というか手元に金メダルが200枚あるので、作業としてはほぼ終了。あとは再臨素材集めをするぐらいかな。



10月から土曜朝から月曜夕方への放送枠の移動が告知された『プリパラ』。前作となる『プリティーリズム』から引き継がれてきた放送枠なだけに、『プリティーリズム』から見続けてきたファンの一人としては「土曜朝10時から引っ越し」という事に寂しさを覚えないわけではない。しかしながら引越し先となる「月曜夕方18時30分」と言う時間帯はキッズアニメにとって別段悪い時間帯というわけではない。別曜日とはいえ、18時30分は『プリパラ』のライバルにして戦友である『アイカツ!』に昨年のヒット作である『妖怪ウォッチ』、またテレビ朝日系列の日曜朝枠――通称ニチアサで展開されてきた『バトルスピリッツ』シリーズ最新作となる『バトルスピリッツ烈火魂』が放送されているため、この時間帯での放送決定はむしろ好待遇だといえるだろう。残すところわずかとなった現在のドアサ枠での放送を楽しみながら、『プリパラ』のガチで作る精神を夕方枠でも期待したいところだが、一方本編もファルルの帰郷を挟んで新章へと突入。非常に面白い展開を見せている。
その中心人物となるのが紫京院ひびきだ。
ひびきは「ステージに上るのは選び抜かれた真の天才だけでいい」という考えのもと、「みんな友達! みんなアイドル!」な楽園であるプリパラを完全否定。プリパラを優れた一握りの天才だけが活躍する「セレパラ」へと作り変えるために行動している。いわば二期シリーズにおける主人公達の宿敵となる人物だ。
ひびきは、自身が才能を見出した緑風ふわりがその手から離れてからは自身の力でその野望を実現させるために本格的に動き出し、プリパラへと直接侵入してドレッシングフラワーからサマードリームコーデを強奪。現在は優れた才能を持つアイドル達によるドリームチームの誕生を目指して行動している。
そんなひびきがファルルの次に才能を見出したのが「天才アイドル」の名を欲しいままにする北条そふぃと東堂シオンの二人で、第61話と第62話ではこの二人を自身の手に収めるために揺さぶりをかけるひびきの姿が描かれた。この二つの話はどちらもプリパラらしいコミカルな描写が多くて面白いのだが、特に面白いのはそふぃとシオンとではひびきが揺さぶりをかけた結果、全く異なる展開を見せている事だ。
61話では、ひびきより与えられた特別な梅干し・セレブフラッシュによってクールモードとなったそふぃはらぁら達と共に連続十回のライブへと挑戦する。この連続ライブを成功させれば神アイドルになれる!ということもあって頑張るらぁら達であったが、らぁらとみれぃは途中で力尽きて倒れてしまい、そふぃ一人で連続ライブを行う事になってしまう。
このそふぃ一人で連続ライブを続行する!という展開はそふぃとらぁら&みれぃの才能の違いを表現しているのだろう。
そふぃは幼少期からアイドルとして活躍し、練習などせずともある程度の事が出来てしまう「アイドルの天才」だ。その事が努力家であるみれぃの反感を買った事もあるし、「夢を叶えることが出来なかった」と言う少女達の思いによって誕生したガァルルを描いた第59話では、天才にしか分からない理屈で慰めようとした結果、ガァルルからも手痛い反撃を食らってしまっている(余談だが、この時のそふぃの「痛い」は「自分の常識が凡人にとっては非常識である」ということを痛感させられた、と言う意味なのだろう)。
そふぃは紛れも無く天才だ。しかしそんなそふぃをよく理解しているからこそ、らぁら達はそふぃ一人の頑張りを見届け、その挑戦が失敗に終わったとしても彼女を励まして三人で立ち上がる事が出来るのだ。だからそふぃは「天才」であっても「孤独」にはならない。彼女の傍にはらぁらやみれぃという理解者がいるのだから。だからひびきに揺さぶられてもそふぃは変化を見せないのである。
それに対して62話における東堂シオンは、ひびきの揺さぶりに見事なまでに反応してしまっている。
ひびきの「初心を忘れている」「原点回帰をするべき」という言葉に揺さぶられ、これまで共に歩いてきたドロシーやレオナに何の相談すること無く、ソロライブへと挑戦してしまう。「神アイドルになる」という目標を改めて見つめ直す事で前へと進もうとすること自体は何も悪くないが、彼女のその「神アイドルになる」という目標の中にはドロシーやレオナといった仲間の存在は果たして含まれているのだろうか。この62話を見る限りでは自分にはとてもそうは思えない。何よりシオンのソロライブはあまりにも孤独だ。そふぃのように「仲間の存在」を感じさせてくれない。
ひびきがドリームチームに勧誘したくなるほどの才能を持つそふぃとシオン。しかし天才である二人を描いた物語は真逆の展開を見せている。
そふぃは仲間と共に立ち上がり、シオンは一人で立ち上がった。
この違いが今後どういう形で生かされてくるのだろうか。もしシオンがもしひびきの手中に落ちる事があれば、ドロシーとレオナはどうするのだろうか。ドレッシングパフェの活躍を見守っていきたい。

 



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