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『プリパラ クリスマス☆ドリームライブ』サプライズに満ちた驚きのライブ演出について

アイカツ!。既に筐体性能そのものが旧式化している中で「筐体そのものも絡めた大型アップデートを行わない」という事は「最強の切り札を来年投入していく」という意思表示だと思うんだけど、五年目を迎える『アイカツ!』がどういう変化を見せるのか気になるなぁ。グラフィック描写能力の向上と大型モニターの採用辺りは予想出来るんだけど、肝心のゲームデザインにどういう変化を与えるのかが全く読めない。「芸能人はカードが命!」というキャッチコピーがあるからカードを中心としたゲームデザインは踏襲する形になるとは思うけど、ヘタにいじり過ぎると『アイカツ!』じゃない!と言われちゃって大変だしなぁ。
もっとも、一番やってはいけないのは「今までのカードが使えなくなる」だが。
これをやっちゃうと今までのファンを全て失ってしまうし、実際それをやって失敗してシリーズそのものが終了した事例は過去に何件も確認することが出来る。だからそういう方向での展開はないと思うのだが、実際に「どうなるのか」と言われると「分からない!」としか。まあ実際にどうなるのかは夏辺りの発表を楽しみにしたい。



12月20日に行われた『プリパラ クリスマス☆ドリームライブ』は素晴らしいイベントだった。
『プリティーリズム・レインボーライブ』を含めればシリーズで三度目、『プリパラ』単独では初となるクリスマスイベントだが、その内容は盛り沢山各種演出も洗練されたものとなっており、全体的に見ても完成度の高いイベントだったように思う。7月に開催された『らぁらプリパラデビュー1周年イベント』も完成度の高いイベントであったが、今回の『クリスマス☆ドリームライブ』は「一周年イベントを上回る完成度を見せた」と言っても決して過言ではないほど完成されており、「二時間半」という時間が一瞬に感じられるほど楽しいライブであった。
この『クリスマス☆ドリームライブ』のテーマとなっているのは、おそらく「『プリパラ』本編のライブを再現したライブイベント」だろう。
このテーマ自体は昨今のアイドルアニメのライブイベントでは採用される事が多く別段珍しいテーマではないのだが、『クリスマス☆ドリームライブ』が凄いのは、衣装やダンスだけでなく『プリパラ』のライブに必要不可欠な各種要素――サイリウムチェンジやサイリウムエアリーまで完全再現していた事だ。
『プリパラ』のライブパートでは楽曲の途中で「サイリウムチェンジ」として衣装がチェンジし、サイリウムのように光り輝くサイリウムコーデへの変身が行われる。この「サイリウムチェンジ」は『プリパラ』のライブパートの独自の要素であり、キャラクターやそれぞれが結成するユニットに合わせたデザインで光り輝くサイリウムコーデは、『プリパラ』のライブパートにおけるクライマックスで用いられる事もあって非常に印象的なものなのだが、今回の『クリスマス☆ドリームライブ』では流石に「衣装そのものを輝かせる」というところまでは行かないまでも衣装の各所に蛍光塗料を施し、キャストの「サイリウムチェンジ!」の声に合わせて照明そのものを落として薄暗くすることでサイリウムチェンジの擬似再現に成功している。
本来であればキャスト本人が見えにくくなるため避けた方がいい事だろう。しかし『プリパラ』のライブパートに欠かせないサイリウムチェンジを再現するのならサイリウムチェンジは必須だ。「そんなサイリウムチェンジの表現をどういう形に落としこむのか」についてはおそらく相当の苦労と苦悩があったと思われるが、今回の『クリスマス☆ドリームライブ』の演出はそんな中で出せるベストな解答の一つだったのではないだろうか。「バッテリーを積んでしまう」という手もあるにはあるが、衣装そのものが重くなってしまいパフォーマンスに支障が出るのであれば元も子もないわけで、要求されている条件が多い中でこれだけのものを作り上げた事には賞賛を送りたい。ワイヤーを用いてサイリウムエアリーで実際に飛ばせてしまった事については「驚嘆」の一言である。
また『ラブライブ!』がそうであるように、『プリパラ』でもステージのセットに組み込まれたモニターでアニメのライブを表示することで、「キャストが行っているパフォーマンスがどれだけアニメに近いものなのか」という事を感じさせる演出が行われていたが、登場時にもこのモニターを活用する事で、キャストとキャラクターの繋がりを強く印象づけるような演出になっていたように思う。
とりわけ印象的なのはサプライズゲストとして登場したファルル役の赤﨑千夏が歌う「0-week-old」と紫京院ひびき役の斎賀みつきが歌った「純・アモーレ・愛」の登場演出だろう。
ファルル役の赤﨑千夏が登場する際には3月12日に公開が予定されている『プリパラ み~んなのあこがれ レッツゴー プリパリ』の予告からシームレスに登場する演出はまさに「サプライズ」で、サプライズゲストに相応しい登場演出だといえるだろう。斎賀みつきもモニターに怪盗ジーニアスが正体を明かすシーンを流した後での登場であり、「画面から飛び出してきた」という表現がぴったり来るような登場演出であった。
この他にもヤギとのやりとりの後で会場中央の奈落からヤギと共に緑風ふわり役の佐藤あずさを登場させるなど、ユニークな登場の演出が数多くされていたが、こうした演出があったからこそサプライズゲストである赤﨑千夏、斎賀みつきの登場が本当に「サプライズ」として認識されていたように思う。プリパラポリスのおかげで通路側の人間にもキャストを間近で見る機会があった事はとても素晴らしいことだ。
ライブそのものからは少し外れるが、黄木あじみ役の上田麗奈のパフォーマンスは本当に凄まじいものがあった。
「パニックラビリンス」のあの特徴的なダンスを再現している事も凄いが、何より凄いのはトーク部分だろう。喋っている時の黄木あじみっぷりも凄いのだが、他の人の話を聞いている時でも黄木あじみらしい仕草を全くやめていない。「全身で『黄木あじみ』を表現している」としか言いようが無いほど黄木あじみらしく、ネタが振られればキッチリそれに黄木あじみとして答えてのける姿はまさしく「怪物」である。
おそらくライブに参加した者達の注目ポイントの一つとなっていた上田麗奈だが、黄木あじみとして完全に演じきった彼女のパフォーマンスは今回の『クリスマス☆ドリームライブ』におけるベストアクトだ。

無事に第三期シリーズ製作決定のニュースも発表され、『プリパラ』もいよいよ「三年」という一つの節目を迎えようとしている。
新キャラクターが三人登場する事がアナウンスされているが、どんな物語が紡がれるのか気になるところだ。
とはいえ、まずは第二期シリーズの完結が先である。紫京院ひびき達プリンセスチームとらぁら達努力チームの戦いが、「プリパラ」という世界に何をもたらすのだろうか。
第二期シリーズも残り三ヶ月。続きを楽しみにしていきたい。






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