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『ラブライブ!サンシャイン!!』アニメ化に寄せて

冬コミ新刊の『SHINING DAYS』ですが、いつもどおりとらのあな専売と言う形で委託します。というか、予約開始してました(現在は予約停止中ですが、そのうち再開されると思います)。「冬コミに行けなかった!」「行ったけど買いそびれた!」と言う人は是非とらのあなでお買い求めください。

とらのあな - SHINING DAYS

今回の本は『ラブライブ!』で同人誌を初めて作った自分にとって一つの集大成となる本で、正直色々な点でブレーキを踏んでません。色んな意味でアクセル全開で、限界まで攻めた本だと思います。読めば読むほど『ラブライブ!』が面白く見られる本ですので、再放送に合わせて読むと楽しいんじゃないでしょうか?
しかし今回の本も当初の予定ではここまでになる予定ではなかったんだよなぁ……。書いている量も減らしたはずなのに……。どうしてこうなった。
ともあれ、自信作ですのでよろしくお願いします。



今夏、『ラブライブ!サンシャイン!!』のアニメ化が決定した。
音ノ木坂学院のμ'sに続く、新たなラブライブ!プロジェクトの存在の予告がされたのが2015年3月のこと。『ラブライブ!サンシャイン!!』として企画が本格始動し始めたのが2015年4月30日である事を考慮すると、本プロジェクトは企画の発表から約十ヶ月ほどでアニメ化を果たした事になる。
『ラブライブ!サンシャイン!!』にとっては先輩であり姉貴分に当たる『ラブライブ!』がアニメ化を発表したのは初のライブイベントを開催した2012年2月19日の事で、企画発表から二年近いタイミングであることから考えると『ラブライブ!サンシャイン!!』のアニメ化は些か「早すぎる」ような印象を受ける。
『ラブライブ!』がアニメ化発表段階で4thシングルまでリリースしていた事実を踏まえると、アニメ化発表段階で1stシングルしか発表されていない『ラブライブ!サンシャイン!!』はメインコンテンツの充実具合から見れば「早すぎる」と言わざるを得ない。
しかしながら『ラブライブ!』のμ'sが3月31日・4月1日のライブイベントを最後とする事を発表している事や、『ラブライブ!サンシャイン!!』自体が1st シングル直後にトリオユニット展開を発表している事など非常にスピーディーである事を考えると、「今夏アニメ化」というのはこのタイミングしかあり得ない!と言えるほどベストなタイミングだと言えよう。
メインコンテンツの充実度具合についてもアニメ化と同時に2nd シングルの発表をしている事などからある程度認識としては有るようだし、またキャラクターも「公式とユーザー間でキャラクターのイメージが完全に共有されていない」ということは「アニメによって物語と合わせて共有化を図れる」ということでもある。キャラクターごとのイメージがユーザーにも共有化されることで、『ラブライブ!』と同じようにアニメ化を契機にさらなる飛躍を遂げてくれるだろう。Aqoursの九人がどこに辿り着くのだろうか。楽しみだ。
このように様々な期待をしたくなる『ラブライブ!サンシャイン!!』のアニメ化だが、アニメ作品としての『ラブライブ!サンシャイン!!』で個人的に期待しているのは、『ラブライブ!』のイメージに囚われない「Aqours九人の物語」であることだ。
音ノ木坂学院のスクールアイドル「μ's」九人の活躍を描いた『ラブライブ!』が偉大な作品であることは間違いない。廃校の危機を阻止するために立ち上がり、廃校の危機を乗り越えてスクールアイドル達の希望の星となった彼女達の存在は、μ'sに憧れてスクールアイドルが結成される『ラブライブ!サンシャイン!!』においても偉大なものだろう。
しかし「μ's」というものに縛られすぎていても良くない。彼女達はμ'sではなく「Aqours」だ。μ'sの九人が辿った道のりをある程度意識させるようなものであるのなら構わないが、あまりにも同じものであるのならAqoursである必要はない。
μ'sと同じように苦労する展開があっても構わないし、必要だというのなら困難に直面してめげそうになる展開があっても構わない。しかしどんな状況にあっても、その物語は浦の星女学院のスクールアイドル「Aqours」の物語であり続けてほしい。
それこそが『ラブライブ!サンシャイン!!』の存在を世界の中で確立するということなのだから。

『ラブライブ!』でもそうだったように、『ラブライブ!サンシャイン!!』においても物語の大事な局面で用いられるだろうライブパートだが、こちらについては「キャラクター同士の接触」に期待したい。
3DCGIは制作会社自体の技術力の向上やアニメーターのノウハウの蓄積によって、一見すると作画と区別がつかないところまで来ている。アイドルアニメが増加している背景にはそうした3DCGのクオリティの向上も有るのだと思うが、それでも再現する事が大変な表現もある。「キャラクター同士の接触」はそんな3DCGでの再現が大変な表現の一つで、「キャラクター同士の手が触れる」という表現まで行った作品の数は少ない(ハイクオリティなライブパートが見どころの一つとなっている『アイカツ!』においても振付内では用いられていない)。
しかし『ラブライブ!サンシャイン!!』は1stシングルのPVでも見られるように跳び馬を振付の中に組み込んでいるなど、そうしたキャラクター同士の接触を積極的に取り入れた振付が採用されており、ダイナミックな印象を受けるライブパートに仕上げられている。
これらの「キャラクター同士の接触が重要な振付」が今後も採用されるかは分からないが、1stシングルの跳ね馬は自分が『ラブライブ!サンシャイン!!』というプロジェクトの凄さに気づいた点でもあるため、TVシリーズでは跳ね馬はもちろん、跳ね馬以外の振付も楽しみにしている。

最後にこれは期待というより願いではあるのだが、『ラブライブ!サンシャイン!!』には『ラブライブ!』という作品を「ラブライブ!シリーズ」というブランドへと変えていく礎となってほしい。
ガンダムが新作が作られる度に大きな話題を呼ぶのは「ガンダムシリーズ」と言うブランドだからだ。シリーズ最新作である『マクロスΔ』の放送を控えているマクロスシリーズも、「マクロスシリーズ」と言うブランドになることが出来たからこそ今日の盛り上がりがある。
『ラブライブ!』は今、作品からブランドへと変わる重要な節目にいる。
『ラブライブ!サンシャイン!!』が一定の成果を納めれば、『ラブライブ!』は作品から「ラブライブ!シリーズ」というブランド化へと変わっていくだろう。シリーズとなれば出来る事もドンドン広がっていくはずだ。
だからこそ『ラブライブ!サンシャイン!!』とそんな作品に関わる全てのスタッフの方には頑張って欲しいのだ。
『ラブライブ!』がガンダムやマクロスと肩を並べても遜色ないブランドになるために。そして『ラブライブ!』が道を切り開き、『ラブライブ!サンシャイン!!』が広げた世界へ旅立つ未来の作品のために。
心の底から期待している。

監督を始め主要スタッフについても未だ明かされていない『ラブライブ!サンシャイン!!』だが、今夏の放送までにどのような展開を見せるのだろうか。期待に胸を膨らませつつ、第一回センター選挙を制した渡辺曜がセンターを務める2ndシングルを楽しみにしていきたい。

 
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