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『プリパラ』アイドルの努力が生み出す輝きと与えるもう一度立ち上がる勇気について

フォトカツ。詳しいことはまた後日書くつもりだけど、触った感じだとかなり良い作りだ。シナリオも充実しているし、楽曲面でも十分な量を用意されているし、難易度調整もなかなかバランスが取れていると思う。ガチャ周りの言い換えが「お出かけ」なのは「金払わないと出かけられない感」があるし、「スターライト学園内で流通している独自通貨を払わないと外出すら出来ないとか!」という印象ではあるんだけど、まあまあいいんじゃないかな。氷上スミレハニーの美少女っぷりをテキストだけでちゃんと表現出来てるしね。
あとは強化周りとゲーム内通貨の扱いかなぁ。この辺がちょっとイケてない。
強化システムは、現状のデザインだとパット見ただけでは分からない。もうちょっと直感的に理解できるように整理する必要があると思う。ここは早急に手を入れたほうがいいですね。
ゲーム内通貨周りについては「ハート」と言う形をとっていることもあってフレンドポイント感が先に出るかな。実際にはゲーム内通貨で、強化にも使用するから重要なリソースなんだよなー。アイコンをコインに変えるのは問題だからハートでもいいんだけど、強化にゲーム内通貨を使用するのをやめたらいいんじゃなかろうか。
概ね良いできなので頑張って欲しい。



いよいよ2nd Seasonもクライマックスに差し掛かりつつある『プリパラ』。1月20日には第三期シリーズとなる『3rd Season』の概要が公開され、突如パラ宿に現れた現れた所属不明のチーム「トライアングル」のじゅのんに、らぁらが母親代理を務める事となる赤ん坊のジュルルという二人の新キャラクターの登場が発表された。また物語もついに「神アイドル編」へと突入する事が合わせて発表されており、2014年にスタートした『プリパラ』も一つの節目を迎えつつあるようだ。
はたして二年前はアイドルに憧れるだけだった少女はどんな神アイドルになるのだろうか。
『プリパラ』初の神アイドルの誕生と三期シリーズに期待したいところだが、「天才対努力」「みんな友達!みんなアイドル!対みんなライバル!セレブだけアイドル!」という対立構図が立ち上がった『2nd Season』はまさかの展開を見せている。
天才チームに負けて、トップアイドルクラス以外はライブすることすら出来なくなったプリパラへと変えてしまった事に責任を感じた南みれぃが「アイドルを辞める」と宣言し、今までの努力も全て捨ててプリパラを去ってしまったのだ。
自分にも他人にも厳しく、誰よりも練習に励んで努力を積み重ね、神アイドルという高みを目指して頑張ってきた南みれぃの「努力なんてやるだけ無駄」「努力して何かを成し遂げても、天才はそれを簡単に成し遂げてしまう」という言葉と涙は絶望を物語っており、みれぃの胸中を察するほど胸が苦しくなるのだが、しかし本当に努力は無駄なものなのだろうか? 天才に勝てないからといって努力する事は無意味なのだろうか?
「才能と努力」という題材を扱う上で避けては通れない、そこにあえて真正面から切り込んだ『プリパラ』80話「ポップ・ステップ・ガァルル!」は、「努力することの意味」を見つめ直させる『プリパラ』屈指の傑作回であった。
「トップアイドル以上のアイドルにしかライブすることは出来ない」。
そんなプリパラへと変えてしまった事に責任を感じ、アイドルを辞めると宣言したみれぃを連れ戻すために作戦を考えるらぁら達だったが、みれぃの意志は固く取り付く島もない。そんな時パラ宿にガァルルがやってきた。パラ宿のプリパラが大好きだというガァルルはこの場所でアイドルデビューをしたいというのだ。しかしセレパラへと変わってしまった今のプリパラでは彼女の願いは叶えられそうもない。
しかしガァルルの頑張る姿とネコ姐さんの説教によって目が覚めためが兄ぃはセレパラの支配下にないステージの存在を思い出す。そして歌もダンスも苦手な女の子達のコンプレックスから生まれたガァルルの最初のライブが今始まる……。

「努力家南みれぃ復活のシナリオに、歌もダンスも苦手な女の子達のコンプレックスから生まれたガァルルのデビューを絡ませる」という合わせ技具合も面白いのだが、この80話で大切なのは「何かのために必死で努力している姿は無駄ではない」ということだ。
何度も繰り返し述べたようにガァルルは歌もダンスも苦手な女の子のコンプレックスから生まれたアイドルだ。
そんな出自であるためか、彼女は歌もダンスも他の子達とは違って器用にこなすことが出来ず苦手としている。しかし彼女は自身が目指す「怪獣アイドル」のために誰よりも努力を積み重ねてきた。そんなガァルルのデビューステージだ。さぞや完成度の高いものであるだろうと期待してしまうのだが、いざ始まってみるとガァルルのライブは一度ならず二度、三度と転んでしまうなどボロボロなものだった。
努力は確かにしているのだろう。マネージャーであり親代わりであるユニコンもそのように述べているし、映像を見る限りでも努力している事は読み取れる。しかしその努力の痕跡は感じ取れても、実際のライブで彼女は何度も転んでしまっている。その点だけを見れば、彼女の努力は「無駄な努力」なのかもしれない。
だが、それでも彼女の頑張る姿が輝いていて、見ていて勇気づけられるのは、彼女が「自分の姿を見てもらおう」とステージ上で努力しているからだろう。
何度転んでも立ち上がって、弱音を吐かずにマイクを強く握りしめて歌い続ける。
ガァルルのそのひたむきに努力する姿が格好いいからこそ、見ていて「もう一度立ち上がる勇気」が湧いてくる。
みれぃがまたアイドルを続ける決意をしたのは、ガァルルがそんな「何度転んでも立ち上がる勇気」を見せてくれたからだろう。
失敗してもいい。絶対的な才能に何度打ちのめされてもいい。
何度転んでもその度に立ち上がって歌い続ければそれでいいのだ。
それが出来るものこそが真に輝く「アイドル」なのである。

みれぃが復活したとはいえ、問題はまだまだ山積みだ。
ライブする場所を獲得したものの、地下パラということでその場所は分かりにくく、TV中継もされないことからランクアップするためには今まで以上に苦労することが予想される。努力チームがそうして苦労している間に、紫京院ひびき達天才チームはさらなる先を目指して研鑽していく事だろう。
しかしそれでも暗闇の中にある光を信じて前を見て進み続けるからこそアイドル達は輝ける。
目指すはスプリングドリームアイドルグランプリ。プリパラを取り戻すために地下ステージから彼女達の「革命」は今始まる。










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