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『アイカツスターズ!』新筐体で進化したアイカツ!とその展望について

リルリルフェアリル。ジュエルペットシリーズ終了で寂しさを感じ始めたタイミングで放送が開始されたので何となく見始めたのだが、上品な作りでなかなか良い。ジュエルペットシリーズはシリーズのテーマとして「人間とジュエルペットの交流」があって、シリーズ全てでこのテーマは貫かれていたのだが、『リルリルフェアリル』は人間サイドの物語もあるけど、基本的には「フェアリル」と呼ばれる妖精達の日常話がメイン。色使いが柔らかく、物語としても日常に振り切れているので見ていて微笑ましさを感じる。素敵だ。
フェアリル達の日常へと振り切った作りになっているのは「『リルリルフェアリル』という作品を広める事」というところに比重を置かれているからだと思うが、この作品が育ってきた時にどうなるのかものすごく楽しみだ。具体的には『てぃんくる☆』や『レディ』のような作品が誕生するのかどうかだ。あの二つは本当に偉大なので、『リルリルフェアリル』でもああいう作品が生まれて欲しい。
ところでジュエルペットシリーズも『マジカルチェンジ』で終わりというわけではなく、ショートアニメ作品『ジュエルペットあたっくちゃんす!?』として復活してyoutubeなどで配信されてるんですけど、まさかジュエルパッドでも見られるとはな……。ジュエルパッドスゲェ……。拡張子弄れば何でもジュエルパッドで見れるんじゃないのか、あれ……。



バンダイナムコゲームスが2012年10月から展開した「国民的アイドルゲーム」『アイカツ!』が、2016年3月末を持って終了する事が先日発表された。同ゲームの稼働開始に先駆けて放送が開始され、二人の主人公による「誰かへ憧れて頑張る姿が、次の誰かへの憧れになる」というバトンタッチの物語で大人すらも魅了してきたアニメシリーズも、2016年3月末をもって終了となる。
期間にして約三年六ヶ月もの間、様々な展開で楽しませてくれた『アイカツ!』の終了は一ファンとしては寂しいものがあるが、筐体はオールアイドル&オールブランド展開、アニメは大空あかりの星宮いちご超えという展開を見せており、シリーズの最後を飾るに相応しい展開が続いている。最後の瞬間まで、『アイカツ!』を応援していきたい。
さて一つのシリーズが終わったからといって、それで今まで続いてきた物語が完全になかった事になるわけではない。別れは次の出会いに繋がっている。
『プリティーリズム』のテーマを継承して『プリパラ』が誕生したように、『アイカツ!』のテーマを継承した新たな作品が既に発表されている。
その作品の名前は『アイカツスターズ!』。2016年5月より稼働開始が予定されている『アイカツ!』のテーマを受け継いだ後継作となる作品である。
プレスリリースが既に公開されているが、このプレスリリースを読む限りでは、『プリパラ』や『オトカドール』などのライバルが縦型の液晶モニターを採用していた事もあって小さく見られがちだったモニターが大型化。『プリパラ』や『オトカドール』とほぼ変わらない大きさにまで変わったようでより鮮明かつ大きな画面でゲームをプレイできるようになった。
またこれまでのアイカツ!カードについても本作で全て使用可能とアイカツ!ファンにとっては嬉しい処置が取られている。初期の段階ではどうしてもアイテム数の少なさがネックになってしまうところだが、この処置により手元のアイカツ!カードは「過去の遺産」ではなく「現在の資産」へと変換する事に成功しており、初期の段階で『アイカツスターズ!』へ変わったことへの変化で楽しませてくれそうだ。
細かいところでは購入が半ば必須となってしまっていた事で新規ユーザーのハードルを上げてしまっていたICカードが廃止されているなど、全体的に今現在の流行を押さえた筐体デザインとなっているのだが、個人的に注目なのはタッチパネルとオンデマンド印刷機能の導入だ。
これまでの『アイカツ!』は左右へと切り替える二つの選択ボタンと一つの決定ボタンによって、ゲーム中の全ての要素を選択・決定するしかなかった。この操作系統だとあまり多くない選択肢の中から選択・決定する際には別段気にならないのだが、名前の決定やマイキャラパーツの変更など選択肢が多い中から目当てのものを決定する際には煩わしさを感じる事も多かった。
「三つのボタンによる選択入力」を取っている以上、この煩雑さは仕方がないといえば仕方がない代物だったのだが、『アイカツスターズ!』からは従来の三つのボタンに加えてタッチパネルが導入されて直感的な操作が可能になるようで、従来の煩雑さはある程度解消されると見て間違いないだろう。
またこのタッチパネルはリズムゲームパートでも活用されるようで、これまでの『アイカツ!』では出来なかった様々な遊びに対応するという。
スペシャルアピールなどで導入されればさほどゲーム的な変化が見られなかったスペシャルアピールも大きく印象が変わるように思うのだが、どのように活用されるのだろうか。触って確かめてみたい。
後者のオンデマンド印刷機能の導入もユニークだ。「現在の子供向けアーケードゲームでは半ばスタンダード化しているオンデマンド印刷機能がついにアイカツ!にも!」という印象が強いが、『アイカツスターズ!』ではそのオンデマンド印刷機能を駆使して、「自分だけのドレスが印刷された世界に一枚しか無いアイカツ!カードを創り出す」というまた新しい遊びを生み出している。
ゲーム中に集められる「ドレスグリッター」と呼ばれるカスタマイズパーツを駆使し、ドレスの色や模様を変更して「オリジナルドレス」を制作できるということだが、ここで制作したドレスが自分のマイキャラが着用した姿でアイカツ!カードとして印刷されるのはユーザーとしてはとても嬉しい。
また「自分の制作したドレスを自分のマイキャラが着用した形で印刷される」という関係上、そのアイカツ!カードは「世界に一枚しか無いカード」であるため、愛着が当然強くなる。「自分だけのカード」という要素をより強める方向でデザインされた『アイカツスターズ!』のアイカツ!カードは、子供達にとって強い価値を持つ「宝物」になる。『アイカツスターズ!』のアイカツ!カードは、ユーザーが大人になったとしても『アイカツスターズ!』をプレイしていた時の気持ちを思い出させてくれることだろう。

筐体デザインとしても『アイカツ!』の正当な進化形という印象を強く残す『アイカツスターズ!』。稼働開始は4月のアニメ放送開始から一ヶ月後となるが、あの『アイカツ!』がどのように生まれ変わったのか。出来れば稼働開始日にプレイして確かめてみたいところである。






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2件のコメント

[C1657]

ちょっと記事の内容と話が外れるかもしれません、すみません。
新型筐体のプレイヤーの声の配役って誰になるんでしょうかね。
現行の筐体では加隈亜衣さんの声が当てられているキュート1を設定して使っていて、個人的に新型筐体でも引き続き同じうちの子のままアイカツしてるんだって意識でプレイしたいので、加隈亜衣さんを是非入れて欲しいなって思ってたのですが、ここに下地紫野さん、和久井優さん、石川由衣さんを配役するとファンからどういう反応をされると思いますか?
アニメの方ではいちご世代の声優にフォーカスされてしまっていて、それはもう公表されてしまったので仕方ないと思っているのですが、筐体側でこういう配役をするとあかり世代をないがしろにされたような印象は緩和されると思うんです。
キャラクターが喋るパートではあかり達の声が聞こえて、ステージに上がるとアイカツスターズの声に変わるって面白いと思いませんか?
やっぱり批判されるのかなこの妄想…。

[C1659] Re: タイトルなし

個人的な見解ですが、「数ある選択肢の中の一つ」としてならファンからは「ファンサービス」として好意的に受け止められると思いますよ。
あかり世代の文脈を全く継承しない形にされてしまう方がファンにとっての心象は良くないですし、あかり世代の「親しみやすい等身大の少女像」を一番身近な形で触れる事になる「プレイヤーボイス」で継承するのは理にかなった形ではないかと思います。

僕個人としてもそういう継承の仕方なら、ソレイユとルミナスの違いが出ていて面白いんじゃないかと思いますし、出来れば和久井さんの声でマイキャラを作り直したいです。

  • 2016-03-05
  • 水音
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