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『映画プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』コメディドラマの中で貫かれる「友達」について

「新しくソシャゲをリリースされたらとりあえずプレイする」と言う人間なので、アニメ放送開始前から世間を騒がせている『グランブルーファンタジー』も一応プレイしているんですけど、ガチャ排出率3%しかないSSRを流石に二日連続で引いたら「死ぬかもしれん」って気になるわな。その二枚のうち一枚はアルルメイヤだから、手持ちでは土属性・光属性・水属性のSSRが足りていない自分にとってはちょうど良い。サプチケでサラを貰って土属性は終了。水属性か光属性を完結させれば一先ずスタートラインには立てたかなーという気はする。
しかし「どうでもいいソシャゲほど良いものを引く」の法則は間違いなくある。俺にとってグラブルはそういう枠にも入っていて、こっちではサプチケでもらった分を抜いてもマギサ、パーシヴァル、ガウェイン、フィーナ、ヴァンピィ、バサラガ、メルゥを引いている。アルルメイヤの後で引いたSSRはベアトリクス加入のグラムなので完全にハズレだが、それでもこの揃いっぷりである。課金したのはサプチケ三回とスタダぐらいのはずなのになぁ。おかしいぞ。
せっかく手に入れたものを育成しないのも勿体無いので今育成も頑張ります。『シンデレラガールズ』コラボイベントが土属性有利で助かった。サラとかアルルメイヤとか育成しながら頑張ろう……。



プリパラアイドル待望の完全新作劇場版アニメである『映画プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』は、鑑賞しているだけで何となく楽しい気分にさせてくれる作品だ。ファルルを救うために黒い霧に覆われたプリパリを目指して、世界各地にあるプリパラでライブをしていくプリパラアイドルの姿は時にコミカルで楽しさがあり、時にシリアスで凛々しさがある。「ライブ珍道中」というコンセプト通りライブシーンそのものも多く、これまで本編では絡むことがなかったキャラクター達によるライブもありと、「60分」という決して長くはない上映時間の中につめ込まれた要素はいずれも面白く、シリーズを応援してきた人間ならもちろん、初めて『プリパラ』と言う作品に触れる人にとっても楽しい時間を過ごす事が出来る作品として仕上げられている。

そんな「楽しい」本作だが、面白おかしい描写の中でも一貫して描かれているのはプリパラシリーズ全てのテーマである「友達」だ。
本作を楽しむのに必要な情報をミュージカル調に演出しているオープニングでは「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」の中で「友達」と言う要素はしっかりと取り上げられているし、プリパリを目指す理由も大切な友達であるファルルを救うためと本作の物語の軸から「友達」という要素は一度として離れていない。
プリパリへと向かう道中こそ大阪府ならぬ「オオサカ・プ」や赤井めが姉ぇやめが兄ぃの雑な関西弁、ペジプトで杖を拾ったみかんがモーゼのように海峡を真っ二つに割るなど笑える要素は多いし、世界各地のプリパラの色に染まったスタイリッシュタフガイっぷりを見せつけるめが兄ぃには「ここのプリパラはどんなめが兄ぃがいるのだろう」とワクワクしてしまうが、物語全体としては友情の物語であることは忘れられていない。むしろ「友達」という要素が物語全体で貫かれているからこそ、ギャグ描写が多くても「ファルル救済」という目的に向かって前進しているような気持ちにさせてくれるのだろう。そしてその「友達」と言う要素はプリパリ到着後に大きくクローズアップされ、「友達と一緒だから起こせる奇跡」としてプリパリを支配し、プリパラ崩壊の危機を招いた黒い霧へ対抗するための力となる。『1st Season』のリフレインのような印象を受けるシーンだが、ここまで全てのアイドル達がファルル救済のために頑張っていた姿を描いていたからこそ「友達と作り上げるもの」が美しく見えるのだ。

また個人的には黒い霧が発生した「理由」も興味深いものがある。
プリパリから「いいね♪」を奪い去り、プリパラ全体の崩壊の危機を招いた黒い霧だが、この黒い霧が発生した理由は私立パプリカ学園小学部校長の大神田グロリアとその姉である大神田プロリアが「朝食はクロワッサンか。それともフランスパンか」で喧嘩したからなのだ。
なぜ二人の姉妹喧嘩がプリパラそのものを崩壊させる「いいね♪」の喪失を招いてしまったのだろうか。
それは大神田グロリアも大神田プロリアも相手の好み――個性を全否定するような事ばかり行っていたからだ。
そもそも「いいね♪」とは一人のアイドルに対する人々の評価であり、「あの子は凄い」「あの子は頑張っている」のように相手の良さを認めるからこそ「いいね♪」が誕生する。「いいね♪」は言葉通り相手に対する肯定と賞賛の記号なのである。
しかしプリパリで久しぶりに出会った大神田グロリアと大神田プロリアは相手の良さを全く認めようとしなかった。
「朝食はクロワッサンこそが至高でフランスパンは邪道!」「いやフランスパンこそ朝食に相応しく、クロワッサンこそ外道だ!」
作中でも述べられているように喧嘩するに至った直接の原因そのものはくだらない事だ。しかし「相手を否定する」という感情からは何も生まれない。むしろ心を荒んだ方向へと追いやっていく。その荒んだ心の果てに生まれたのが今回の黒い霧でありプリパラ崩壊の危機なのだとすれば、これほどまでに恐ろしい展開もないのではないだろうか。

TVシリーズが二年目のクライマックスに突入し、シリアスな展開が続いている中で公開された『映画プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』は、60分という時間の中に様々なものを詰め込んだ豪華絢爛な楽しさを与えてくれる作品だ。
またその内容は劇場版第一作となる『劇場版プリパラ み~んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ』と同じように週替りで味わいが変化するような作りとなっており、何度見ても飽きない事だろう。
第一週目はふわりとあじみルートということで、あじみの飛び道具っぷりが炸裂していたが、二週目のひびきルートや三週目の親衛隊ルートはどんな展開を見せるのだろうか。期待しながら第二週目のスタートを待ちたい。



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