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キンプリエリートに『映画 プリパラ』を見て欲しい三つの理由

ラブライブ!のライブが近いので予習を始めなくてはいけないのだけれど、なぜか『プリパラ』と『アイカツ!』の音楽ばかり聞いてしまう。これはもう『プリパラ』や『アイカツ!』がクライマックスを迎えつつあるからで、今並行して色々やっているので仕方がないところがあるのだが、いつ予習するのか。予習せずに乗りきれるというのか。あのライブを。もうちょっと気合を入れてやっていきたいところなのだが、直前まで忙しい感じの動きなんだよなぁ。スケジュール的には割と順調なのだが……うーむ。
それはそうと、ねんどろいどこ~でにファルルとアロマゲドンが登場するそうで嬉しい限り。この感じだとふわりも出るだろうし、それまで楽しみにしたいなー。あじみ先生も欲しい……。ひびき様も……。



3月21日開催されたサウンドトラック発売記念イベントで、6月17日にBD&DVDが発売される事が発表された『KING OF PRISM』。このBD&DVDは本作が収録された通常版の他に、舞台挨拶の模様や菱田監督自らが手掛けるオリジナルショートアニメが収録された特装版も発売されるという。ここまで応援してきたファンにとってはまさしく「待望」のソフト化。店舗別特典が用意されているため、どこで購入するのか悩ましいが、悩みすぎて買い忘れないように注意したいところだ。
さて、そんなスマッシュヒット作品となった『KING OF PRISM』と祖を同じとする作品が『プリパラ』だ。
『プリパラ』は『プリティーリズム』シリーズの後継作として制作された女児向けアーケードゲームを原作とする作品で、「チケットが届けば誰でもアイドルになれる!」というアイドルテーマパーク「プリパラ」で、アイドルの頂点「神アイドル」を目指して頑張る少女達の友情と成長を描いている。
2016年3月11日にはそんな『プリパラ』の初の完全新作オリジナル劇場板アニメとなる『映画 プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』が公開されており、『KING OF PRISM』がロングランヒットとなった事もあって「エイベックスが担当するアニメ作品が二本も映画館で上映されている」という興味深い状態になっているのだが、筆者は「『KING OF PRISM』のファンには是非ともこの『映画プリパラ』も見ていただきたい」という思いを持っている。
というのも、『映画プリパラ』は『KING OF PRISM』と見比べると、見えてくるものが色々と多い作品となっているからだ。

まず最初に触れておきたいのは『映画プリパラ』の物語も、『KING OF PRISM』と同じぐらい「熱く」、そして「大切なものを描いている」という事だ。
『映画プリパラ』はターゲット層が女子小学生という事や『探偵オペラミルキィホームズ』や『ジュエルペットきら☆デコッ!』などでもタッグを組んだ森脇真琴監督&ふでやすかずゆき脚本という事もあって、コメディ色は強い。「友達を助けるためにパリを目指す」というロードムービーになっているものの、全編明るく楽しい雰囲気で道中困難らしい困難に直面する事は特にない。全編に渡って「明るく楽しく笑えるコメディムービー」に仕上げられているのだが、そんな明るく楽しい物語の中で丁寧に描かれているのは「相手の個性とどう付き合うか」という事だ。
些細な事から相手の個性を拒絶するような事をしてしまった二人の人物が、友達のために頑張る少女達を見て改心し、相手の良さを認めて仲直りする。喧嘩している二人が二人なだけにコメディ的な印象を抱いてしまうが、「明るく楽しい」という全体の雰囲気を守った上で「好きであるがために見失ってしまいそうな事」、そして「相手の個性を認めていく事の大切さ」を一時間の中で描き切っており、ただ「楽しい」という気持ちと共に充足感を与えてくれる。
『KING OF PRISM』とはまた違うものの、本作もまた構成の妙が光る作品であり、両者を見比べれば見比べるほどその物語構成の面白さに気づく事が出来るだろう。

また『KING OF PRISM』の魅力の一つでもある応援上映会は『映画プリパラ』でも開催されている。
『KING OF PRISM』はコール&レスポンスなど幾つもの仕掛けで観客達を巻き込んだ演出で盛り上げてくれるが、本作は『KING OF PRISM』とはまた違った方向で応援上映会を意識した作品となっている。
「ライブ珍道中」というコンセプトに合わせて、一時間の中に五ヶ所も盛り込まれたライブパートに、ツッコミどころのあるスタイリッシュタフガイの赤井めが兄ぃとこれまで以上にポンコツなめが姉ぇなど、様々な点で応援上映会で盛り上がれる要素は多い。特にパリ到着後の「S・T・G」とパリから主人公達に助けを求めたファルルの復活の時に彼女の名前をキャラクター達が叫ぶシーンは、応援上映会で実際に叫んでみると前者は楽しく、後者は思わず涙してしまうほど感動してしまう。
『劇場版プリパラ』でも見られたようにルート分岐が行われ、四回目のライブパートは週替りということもあって何度見ても新鮮さがある点も重要なところだろう。一週目は笑え、二週目は感動できる。三週目は今週土曜から公開だが、森脇真琴監督渾身の一本ということで期待大だ。
総じて言うのなら、本作は演出面での違いにより、『KING OF PRISM』のある種のミュージカル的・演劇的な面白さがある応援上映会とはまた少し違った性質をもつ応援上映会となっている。応援上映会は後から体験したくても二度と出来ない。是非その目で体験して欲しい。

そして本作のライブパートはとても素晴らしいものばかりである。
オープニングのミュージカルパートを除けば一ルートにつき五つもあるライブパートは、いずれも地域色の現れたステージばかり。アイドル達の思いを伝える「メイキングドラマ(プリパラにおけるプリズムジャンプのようなもの)」もその土地ならではの要素が盛り込まれ、「サイリウムコーデ」という豪華絢爛な衣装へと変身してからはステージも含めてからのライブパフォーマンスはせり上がるセンターステージを利用したものが多く、見上げるような感覚にさせるカメラワークもあって、臨場感も抜群と迫力あるライブとなっている。
特にクライマックスを飾る「オールアイドル組曲 プリシャス♪」は、メインキャラクターだけで12人、バックダンサーを含めるとおそらく50人以上のアイドル達がパリを舞台にライブを行うということもあって、見ているだけで圧倒される素晴らしい出来だ。映画館の大きなスクリーンに合わせて調整された画面は、何十人ものアイドルが舞ったとしても決して窮屈さな印象を受けず、むしろ広がりすらも感じさせる。ルート2でしか見られない「純・アモーレ・愛」は、画面そのものが大きい映画館ということもあって、その迫力は言葉すらも失うほど美しい。
タツノコプロの技術力と底力、そして表現力が発揮された本作のライブパートは、今後のタツノコプロ制作作品を見る上でも重要になるのではないだろうか。そんな考えすらも脳裏をよぎるほど、本作のライブパートはパーフェクトだ。

最後に。
『映画プリパラ』が気になったものの、『プリパラ』を見ていないという事で躊躇する人もいるのではないだろうか。
しかしその点については心配しなくていい。本作はそういう人のための配慮として、ミュージカルで余すこと無く『プリパラ』の世界観を紹介している。『プリパラ』を見ているかどうかなんて気にせずに見に行って欲しい。



『映画プリパラ』も『KING OF PRISM』も素晴らしい作品だ。
どちらの作品も長く応援してきたファンの一人としてこのままヒットを続けていって欲しいと願うばかりである。



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