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『アイカツスターズ!』始まる新たなアイカツ!について

『プリパラ』3rd season一話。『プリパラ』は「新シリーズの最初の一話はこの作品がどういう作品かを再定義する」という事をやっているんだけど、火曜日に枠が移動して初めての放送となる一話は「初めてプリパラへやってきた女の子をらぁらがナビゲートする」という形で『プリパラ』という作品の魅力を見せていて、初めて見る人にとってもファンにとっても優しい事をやる作品だなぁ。ライブパートも今まで使ったものばかりとはいえ、そらみスマイルに東堂シオンソロ、ドロレオコンビにガァルマゲドンと四つもあるので、多種多様なライブがあることも見せられているし、『プリパラ』の面白さを「枠が変わった事で見始めた人達」にも理解させる。良い作りだ。
あとああいう始め方をされると『2nd season』までの印象を引きずらなくて済むし、素直に『3rd season』の物語にも入っていけるので凄くいいなぁ……。
話自体は来週以降本格的に動いていきそうだけど、神アイドル編どうなるのか……。



2016年3月31日に三年半にも及ぶアニメの歴史に終止符を打った『アイカツ!』。ソーシャルゲーム『アイカツ! フォトonステージ』が展開中であり、最終回もまだまだ続いていくような未来の予感に満ちた物語であることから、「終わった」というよりも「一区切り」という印象が強いのだが、アニメは前述したように3月31日の178話の放送を、アーケードゲームは4月末の稼働終了をもって終了となる。
一ファンとしては寂しい限りであるが、そんな『アイカツ!』終了の寂しさを吹き飛ばすように、『アイカツ!』のテーマを受け継いだ新たな作品が既に放送を開始している。
その作品の名は『アイカツスターズ!』。
「S4」と呼ばれるトップアイドルになるためにアイドル学校「四ツ星学園」へと入学した少女、虹野ゆめとその仲間達のアイドル活動=アイカツを描いた新たな『アイカツ!』である。『アイカツスターズ!』は、前作『アイカツ!』とは「カードを用いてコーデチェンジ」「芸能事務所と学校の融合」などの一つ一つの要素では似ているものの、基本的には繋がりがない世界となっていることもあってスタッフは一新。『アイカツ!』で監督を務めた木村隆一は本作ではスーパーバイザーを務め、新たに『機動戦士ガンダムUC』や『アイカツ!』にも参加経験のある演出家・佐藤照雄が新監督に就任。『ジュエルペットサンシャイン』や『ファンタジスタドール』で知られる柿原優子がシリーズ構成を担当する。
また『アイカツ!』といえばMONACAによる劇伴も魅力的であったが、本作ではMONACAに変わってonetrapが担当。MONACAはMONACAで「作中楽曲の作曲」と言う形で『アイカツスターズ!』へと関わっていく。
そんな本作の一話だが、印象的なのは『アイカツ!』から変更された点とそうではない点の見せ方だ。
「アイドルと芸能事務所が融合したアイドル学校」という舞台設定そのものは変わっていない事もあって、「アイドル学校がある世界ですよ」という説明は省いて「四ツ星学園」という本作の舞台へ移行しているものの、入学式の段階で虹野ゆめ達の憧れでもあるS4が登場し、「アイドル達の資質にあわせた四つのコースがこの四ツ星学園にはある」ということを印象づけている。
また男性キャラの存在や自作するカードなど『アイカツスターズ!』になったことで生まれた新要素達の描写は特に細心の注意が払われているようで、「女子校だと思わせて」など虹野ゆめの視点と寄り添わせる形で「楽しいもの」「面白いもの」として驚きを込めた形で描かれている。『アイカツ!』からの移行を意識しているからこそ、新要素に関してはキャラにとっても驚きのある形で描いたようにも思うのだが、こうした描き方もあって、「四ツ星学園」というスターライト学園やドリームアカデミーとは違う、新たな舞台を魅力的なものに見せてくれる。特に「自作するカード」は5月より稼働予定のゲームの魅力の一つであるため、クリエイティブなものとして描いているのは熱いところだ。
そして『アイカツ!』時代から最大の魅力となっていたライブパートだが、『アイカツスターズ!』でも変わらず魅力的なものとなっている。
フィッティングルームの演出は「ランウェイを走り抜ける」という疾走感とスポ根的なノリのあるものから、「いくつも連なったステージをジャンプで飛び上がっていく」という躍動感とステップアップしていく面白さに溢れたものへと変更され、これまでとは印象が大きく変化しているが、ライブパートの面白さは変わらずにアイドル達のキラキラとした輝きに溢れている。
特に注目したいのはアイドルオーラだろう。これまではアイドルの周辺に「展開される」という印象が強いものだったアイドルオーラだが、本作ではステージ演出かと勘違いするぐらいにステージを大きく使ったものとなっており、アイドル一人一人の面白さを引き出している。
虹野ゆめのステージは本人の今の実力とは明らかにかけ離れたものとなっていたが、これは彼女が最終的に行き着く境地を先行する形で見せているのだろう。彼女があのステージへと近づいていく姿がこれから見られるのだと思うと、楽しみで仕方がないところだが、気になるのは彼女が初ステージの事を全く記憶していない事だ。この「虹野ゆめが凄いステージを見せたのに記憶していない理由」は語られることがあるのだろうか。
『アイカツ!』では余り見られなかった「物語の謎」を提示したところで終わった『アイカツスターズ!』。
新たに始まった少女達のアイカツ!が大輪の花を咲かせる日を楽しみにしながら、シリーズにとっての新たな一年を共に歩んでいきたい。



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