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『KING OF PRISM』の視聴回数が100回を突破した件について

「応援上映会と知らずに『遊戯王』の応援上映会(公式的には大喝采上映会)に参加した人が、不快な思いで劇場を後にした」という一件をTwitterで見かけた。
「いつかは起きるだろうな」と思っていた事ではあるのだが、実際に起きてしまうのは「不幸」としか言いようがない。作品自体には罪はないので、「応援上映ではない上映会」でちゃんとチェックしていただきたいと思う次第である。滅茶苦茶面白いですよ『遊戯王』。
で、この一件について「大喝采上映会と知らずに参加した方が悪い」「映画館が悪い」などの責任の所在に関する意見が飛び交っているのを確認しているのだが、自分の見解としては「不幸な事故であり、映画館にも観客には罪も責任もない」というところになる。強いて言うならシステムに責任があるといったところか。なんにしても不幸な事故の責任である以上、人間に責任を求めてもそれほど意味がないのではないだろうか。
確かに「応援上映会」はこの二年ぐらいで広がりを見せ、『KING OF PRISM』のヒットと共に認知度を上げた。しかしそれはまだまだ狭いコミュニティの中の出来事であり、一般的な認知度としては「低い」と言わざるを得ない。したがって、今後も続けていくのであれば「普通に見たい人」への理解を求めるとともに、普通に見たい人と共存できるシステム作りが必要だろう。
そうでなければ今回のように「応援上映会」というものそのものにネガティブな感情を抱く人も増える事になる。せっかく色々な作品への広がりを見せているのだ。応援上映会をネガティブな眼で見てしまうようになった人よりも、応援上映会にポジティブな印象を抱いている人を増やした方がいい。
今回の一件で不快な思いをした人が、「対面販売でチケットを購入したのか。それともWEB販売でチケットを購入したのか」は分からないが、どちらにしても「こちらの回は応援上映会ですが、大丈夫ですか?」ぐらいの確認があった方が余計な衝突は起きずに済むだろう。理想を言うのなら、購入時に「応援上映会」というものについての説明も行ってほしい。
映画館側にも負担をかける事になるのだが、そこを頑張って貰えれば「応援上映会に参加したい」という人ももっと増えるように思うのだ。
余談だが、自分が『映画プリパラ み~んなのあこがれ! レッツゴー☆プリパリ』の応援上映会に参加した時には、今回の一件と同じように「応援上映会と知らずにやってきた観客」と遭遇した事がある。本来のターゲットである少女と、その付き添いでやってきたご老人である。幸い、「応援上映会とは何か」を説明する時間があって理解を得られた事、メインである少女が楽しんでいたこともあって今回の一件のような事にはならなかったのだが、必ずしもこういう事ばかりではないではないのは今回の一件からも明らかだ。
応援上映会を応援してきた人間の一人として、今後とも気を付けながら応援上映会に付き合っていきたいところである。



先日、『KIMG OF PRISM』の鑑賞回数がついに100回を突破した。
『KING OF PRISM』という作品に対して「100回」という視聴回数が多いのかどうかは分からないが、特別鑑賞料金1600円×100回で16万円も『KING OF PRISM』につぎ込んでいるのだから、「多い」に分類されるのだろう。6月からは4DX上映も予定されている事を考えると、101回目や102回目の鑑賞も秒読みだと言っても良いだろう。「通い過ぎ I・N・G!」である。
今の自分の気持ちを率直に述べるのであれば「まさかこんなに見ることになるとは思わなかった」である。
『劇場版プリパラ』が4ルートすべて合わせて30回で『とびだすプリパラ』が4回、『映画プリパラ』が3ルート合わせて12回。それら全てを足しても『KING OF PRISM』の鑑賞回数の半分にすら満たない。なかなかに狂気的な鑑賞回数なのだが、誓って言うが「回数を重ねる事」に意味を見出し、価値を置いて見ていたわけではない。
確かに自分は『プリティーリズム・オーロラドリーム』から応援してきたし、『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』はオールタイムベストに選出し、『プリティーリズム・レインボーライブ』の時は冬コミの打ち上げで友人二人と共にプリリズを見ていない人に「なぜ見てないんですか!」という布教行為(俗にいう「ヤクザ行為」である)を働いた過去がある人間で、プリティーリズムシリーズが完結した2014年の夏には「菱田正和プリティーリズム三部作完結記念」として同人誌『プリズムアライブ』を上梓したほどのファンだ。
しかし自分は「面白くない作品」や「見飽きた作品」に何度も何度も通うほどの暇人でも懐事情や豊富な地下資源を所有する石油王でもない。『KING OF PRISM』を100回も見てしまったのは、『KING OF PRISM』がついつい劇場まで足を運んで見てしまうほど見飽きない面白さを持つ作品だったからである。100回で済んでよかったぐらいだ。

「『KING OF PRISM』は一条シンと速水ヒロ・神浜コウジ・仁科カヅキの四人を軸に、一条シンがプリズムスタァとしてデビューするまでを描いた物語である」。
おそらく『KING OF PRISM』を鑑賞した人の多くの認識はそのだろうし、実際この認識は間違っていない。一条シンと速水ヒロ・神浜コウジ・仁科カヅキの四人がいて、三人から様々なものを受け継ぎ、教えられた一条シンは最後の最後にステージに立ち、生まれて初めて観客の前でプリズムショーを披露する。メインストーリーだけ見れば『KING OF PRISM』はそういう物語だ。
しかしそれは一面的な見方に過ぎない。というのも、『KING OF PRISM』では全てのキャラクターが何らかの物語を背負っているからだ。
例えば歌舞伎役者の太刀花ユキノジョウはプリズムスタァとなった事もあって実家との確執を抱えているし、香賀美タイガは仁科カヅキの事を尊敬しているものの、以前までのようなFREEDOMな精神と熱さが失われた今のカヅキには複雑な感情を抱いている。十王院カケルは「一男」という親からもらった名前にコンプレックスを感じているようだし、鷹梁ミナトは他の面々が何だかんだで前に立つ存在である事もあって、一歩引いたところに立ってしまう癖のようなものがある。シュワルツローズに目を向けてみても、大和アレクサンダーがお金目当てでシュワルツローズに所属しているのには何らかの理由があるようだ。
これらの物語は『KING OF PRISM』の中で全て語られているわけではない。大半の物語は断片的な描写のみで、メインストーリーに絡むことはない。しかし断片的な描写であるからこそ、彼らの「ここに至るまでの道筋」を想像する事で、彼らがより高く飛ぶ瞬間を思い描くことができる。彼らのプリズムジャンプがどのようなものであるかを想像することができる。
キャラクター一人一人にしっかりとした背景があるからこそ、それを感じ取りたい。
そんな思いが芽生えさせる作品だったからこそ、自分は何度も映画館へ足を運んだのである。

また『KING OF PRISM』の特徴としてすっかり定着し、『遊戯王』や『ずっと前から好きでした。』などへの広がりを見せている応援上映会も、自分が何度も足を運んだ理由の一つだ。
「応援上映会そのものの楽しさ・面白さ」については既に各種媒体やファンの口コミ活動の中で語られている事なので置いておくが、自分が応援上映会に何度も何度も足を運び続けているのは「時間が経つにつれて文化的に成熟していく」「地域ごとのローカルなネタで盛り上がる」という二つの面白さが応援上映会にはあるからだ。
一つ目の「時間経過による文化的成熟」だが最初期の応援上映会はプリズムショーパートでこそ応援が飛ぶものの、それ以外の部分で応援が飛ぶことは少なかった。強いて言うのなら「そうだそうだ!」と「グロリアスシュワルツ!」ぐらいで、「大事なのは格↑ 彼はまだ小物です↓」「殺す!」といったサイリウム芸は最初期の頃には「やっている人もいる」程度で今のような「みんなでやるもの」にはなっていなかった。
しかしそれは時間が経過するにつれて徐々に変化を見せ、サイリウム芸は『KING OF PRISM』の応援上映会の名物にまで昇華され、カヅキ対アレクの戦いではサイリウムを回転させる事もすっかり定着した。上映前の予告にも応援が飛ぶようになったし、映画館のCM枠にすら応援が飛んでいる。現在の応援上映会で見られる多くの現象は最初からあったわけではない。むしろ大半は「途中から生まれていったもの」で、最初からあったものの方が少ないぐらいだ。
そしてそういう出来事は「最初期から見ていなければ変化に気づくことができない」。
自分が応援上映会に定期的に足を運んでいるのは、そんな文化的成熟に伴う応援上映会の変化を肌で感じるためだ。
こういうのは「定期的な確認が大事」であるため、上映期間が長くなれば必然的に回数も増加していく。結果として全部合計すると三桁に突入するという事になったのだが……ここまで来たら最後まで見守りたいところである。

最後になるが、自分は速水ヒロが大好きである。
アイドルとしてデビューするためならどんな手段でも使うと公言し、神浜コウジに歌を作らせるために実際に様々な策を張り巡らせ、そんな神浜コウジと仁科カヅキのコンビにPRIDEを粉砕され、自分を貧乏な境遇から拾い上げた恩人でもあり兄貴分でもある法月仁と刺し違える覚悟で自分の罪を告白して勇者になった速水ヒロが大好きである。
裏でどれだけ悪辣な事をしていてもファンの前では爽やかな笑顔を忘れず、偽りの存在であったとしてもファンに本物の笑顔を与え続けた速水ヒロは最高のアイドルだし、最高の勇者である。
そんな彼に会うために誕生日に『劇場版プリパラ』を見に行って、黄薔薇になってスターライトエクスプレスに乗ったことは21世紀の出来事だけど20世紀で最高の出来事だ。耳元で愛をささやかれた時はもう言葉では表現できないほどの感動を覚えた。
そんな速水ヒロを1600円払うだけで何度でも見られる。おまけに新技として「無限ハグ with LOVE」でハグまでしてくれる。
何度も見に行く理由としてはそれだけで十分ではないだろうか。
「Pride」を奪われたヒロ様……お労しや……。頑張って後編で取り戻して……誇り高き「Pride」を。

この他にも「石塚玲依の劇伴をもっと聞きたい」とか「ドラマチックLOVEを聞きたい」、「友人を沼に沈める、もといキンプリを見てほしい」などの様々な理由で『KING OF PRISM』を見てきたが、これだけ見てもまだ見足りないと思えるのだから『KING OF PRISM』は本当に凄い作品だ。スケジュールの穴を見つけて同人誌も出したが、ここまでやってもまだ見たいと思っているぐらいである(なおそんなキンプリの同人誌はとらのあなに委託中です)。
『KING OF PRISM』の上映がどこまで続くのかは分からないが、とりあえずソフトの発売日からは記念として映画館に通いつめていきたいし4DXも時間を作って見に行きたいので、自分の視聴ペースが衰えることがあれど回数が増加する事だけは間違いない。
上映が終わった時、自分はどうなってしまうのか予想がつかないが、ともあれ『KING OF PRISM』は全国の映画館で絶賛上映中である。まだ見てない方は是非鑑賞を、もう見ている方はもう一度見て欲しい。



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