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『KING OF PRISM』の4DX上映は追体験型アトラクションだった件について

シャドウバース。ソシャゲ名物のサービス開始直後のトラブルを乗り越えた後はそこそこまじめにプレイしているけど、なかなか面白い。作りとしては完全に『ハースストーン』ライクで、「HPの上限は初期値である20」「デッキ構築は40枚」「リーダー能力無し」「場に出せるのは5枚まで」「全てのクリーチャーがパワーアップする『進化』システムが有る」「先行プレイヤーと後攻プレイヤーの差は進化の解禁タイミングと進化権の違い(後攻プレイヤーの方が1ターン早く進化でき、1回多めに進化できる)」といった違いはあるけど、ほぼプレイした感触としては『ハースストーン』と同じ。ただ『ハースストーン』以上にデッキ構築力を問われるので、そういう意味ではちょっと難しいかも。最低限のカードはメインストーリークリアで何とかなるんだけど、それ以上はうん。
今はウィッチとロイヤルを回してますが、なかなか良いです。面白い。しかしここでも俺の前に立ちふさがるのかジャンヌ。



6月17日に『KING OF PRISM by PrettyRhythm』のBD&DVDが発売された。
既に劇場で二度三度、十度、百度と視聴済みのファンももう一度今度は自宅で視聴するために購入しただろうし、中には映像特典や封入特典の絵コンテ集、複製脚本を目当てに買った人やイベント優先申し込みや店舗別特典のために複数本購入した人も中にはいる事だろう。
手元に『KING OF PRISM』のソフトがあるという事は、スケジュールの調整や座席争奪戦などせずともいつでも手軽に『KING OF PRISM』を見る事が出来るということである。これからは自宅でこれまで以上に軽率に『KING OF PRISM』を見ていきたいところだが、多くのファンにとってBD&DVDが発売した直後であるこの土日だけは各々の自宅で優雅かつ軽率な『KING OF PRISM』の視聴に興じるわけにはいかないはずだ。
なぜなら、6月18日からはソフト発売を記念して『KING OF PRISM』の4DX上映が開始されるからである。

そんなわけで『KING OF PRISM』の4DX上映会に参加してきたのだが、そこには想像を絶する体験が待っていた。
結論から述べる。これは「4DXによる体験型アトラクション化」などという代物ではない。これは如月ルヰの導きでプリズムショーを知り、神浜コウジから思いを託されて初ステージに立った「一条シン」というプリズムスタァの一連の体験を、参加者全員がその身体をもって追体験していく「追体験型アトラクション」である。

本作の4DX演出は『KING OF PRISM』という作品の性質からか、かなり特殊なものへと変質している。
自分が今まで体験してきた4DX上映というものは「劇場の設備を使用して物理的に演出を加えて強化することで物語への没入感を向上させる」という意図が明確にあった。座席を揺らす時もシャボン玉が噴き出る時も「このシーンは誰の視点で、どういう意図があるのか」という事は明白であり、4DXらしい演出により物語へのより深く没入させ、理解を深めさせる方向で配慮されていた。
『KING OF PRISM』の4DXも基本的な演出方針は同じように思う。
ただこれまで鑑賞してきたどの作品とも違うのは、『KING OF PRISM』という作品は元々「一条シンの視点を通じて描かれる事で『プリズムショーとは何か』を視覚と聴覚でも十分すぎるぐらいに理解できる」という作品であり、それに4DXの情報を加えた事によって化学反応が発生。「一条シンが味わった全ての体験を鑑賞者一人一人がその身体をもって体験させられる」という主にアトラクション方向への面白い変質を見せた。
神浜コウジが「胸キュン体験!」を飛べば座席の背もたれから胸の辺りに衝撃を受けて物理的に胸キュンさせられ、仁科カヅキが「バーニングラブハート!」の声と共に大地を割れば座席ごと静かに突き上げるように揺れ、速水ヒロの「無限ハグ with LOVE」は無数の幻影とすれ違う感覚とハグされた感動は「一条シン」という一人の少年を通じて観客一人一人が直に体験したものへと昇華された。
プリズムショーだけでなく自転車の振動やレオとぶつかった時の衝撃を全身で感じる一条シンの体験は、もはやこれ自体がプリズムショーのようなものである。プリズムの煌めきを誰かが感じれば大小合わせてシャボン玉は大量に降ってくるし、ジャンプすれば踏み切った時のあの衝撃すらも味わえる。
恐ろしいのはこれらの4DXの演出をしっかりと一条シンへ寄せ切っている事で、彼に4DX演出を寄せ切った結果、本作のクライマックスとなる一条シンのプリズムショーをもはや彼自身になった気持ちで楽しませてしまう事だろう。プリズムラッシュではしっかりと風を切って滑っていく感覚があるし、ステージから飛び降りた時にはしっかりとその衝撃がある。
『KING OF PRISM』は一条シンに寄り添いながら、彼がプリズムスタァとしてデビューするまでを描いた物語であるが、4DX化しただけでここまで一条シンの気持ちが分かるようになるとは誰が予想できただろうか。
彼が「凄い」と感じたものは全身で「凄い」と理解でき、彼が「世界が輝いて見える」といえば本当に輝いて見える。
故にこれは「追体験型アトラクション」というしかない。一条シンのこれまでの体験を全身で追体験する驚異のアトラクションである。
あるいはこれはもう「プリズムショーそのもの」だと言ってもいいだろう。プリズムショーにおいてプリズムスタァ達がプリズムジャンプすれば、観客達はプリズムスタァのそのジャンプの内容を体験する事になるが、設備による疑似的な再現とはいえジャンプの内容を体験させられる本作の4DX体験はそんなプリズムショーそのものだ。

公開初日から「4DXで見たい」「4DXは実質プリズムショー」と言っていた身としては、今回の『KING OF PRISM』はその世迷言が決して間違いではなかったことに感動を覚えてしまうが、ともあれBD&DVDソフト発売を記念してついに実現した4DX版『KING OF PRISM』。
その感動に衝撃を受けた人達には是非とも見ていただきたいところである。




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