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『ラブライブ!サンシャイン!!』千歌とスクールアイドルと最初の日について

シャドウバース。ミッドレンジロイヤルとコントロールビショップを完成させたのでこの2つのデッキの回し方を確認中。ミッドレンジロイヤルはガブリエル、オーレリア、乙姫を一枚づつ、ツバキを二枚積んでいるけど、回した感じだとツバキを減らしてオーレリアか乙姫を加えるともっと安定するかな。ツバキは元々攻撃力が5点以上のクリーチャーを狩るために使ってるからそこまで優先順位は高くない。むしろ中盤を押さえられるオーレリアや乙姫の方が優先すべきか。まあ引けたら……って感じかな。
コントロールビショップはひとまず完成。サタンがとにかく強いので三枚目のフィニッシャーとして採用しているけど、さすがにサタンはオーバーキル感が半端ない。ビショップは10ターン目に突入することが多いしなー。
ミッドレンジドラゴンは最近めっきり使わなくなったけど、あれはあれでやっぱり強いし、そのうちちゃんと強化したい。あんまり強化箇所が思い浮かばないけど、強いデッキであることは変わらないわけだし。対応力も高いしね。



アイドルにとって「ファーストライブ」というものは大切なものだ。
「ファーストライブを行う」という事は今まで必死に練習してきたものが陽の目を見る瞬間でもあり、初めて自分達のために安くはない対価を支払った観客達と真剣に向き合う事である。観客にとってもアイドルにとっても、ファーストライブは最初で最後。だからこそそんなファーストライブは成功するにしろ失敗するにしろ、アイドル達にとっても観客にとっても「意味」のあるものでなければならない。
自分達が何者で、何を求めていて、どこに行くのか。それを見せたファーストライブは彼女達が道に迷った時、どこに進んで良いのか悩んだ時に進むべき道を指し示してくれるのだから。

『ラブライブ!サンシャイン!!』の三話「ファーストステップ」は大凡の予想どおり、高海千歌達のファーストライブの様子を描いた一話だ。
浦の星女学院に通う女子高生でありながら、同学校の新理事長として就任した小原鞠莉に「ファーストライブでこの体育館を観客でいっぱいにしなければ解散」と告げられた高海千歌達。「代わりに成功すればスクールアイドル部を人数に関わらず、部活動として認める」と告げられたこともあり、ファーストライブを成功させるために自分の力全てを使って客集めや練習に励んでいく。
ユニット名も「Aqours」に決まり、やれることは全てやった。そしてファーストライブの幕があがる――というあらすじのこの三話は、タイトルを見ても分かる通り、千歌達が憧れを抱くμ'sの活躍を描いた『ラブライブ!』三話「ファーストライブ」が意識されている事は間違いないだろう。
『ラブライブ!』の三話も『ラブライブ!サンシャイン!!』の三話も、どちらもファーストライブへと向けて観客集めにレッスンと努力を積み重ねていく。『ラブライブ!』では観客達が興味を持つ過程がしっかりと描かれ、ファーストライブへの不安感が一切ないように描かれていたのに対し、『ラブライブ!サンシャイン!!』ではコミカルにこそ描かれているものの一抹の不安感が忘れ去られているなど微妙な違いこそあるものの、幕があがるまでの展開は基本的にはほぼ同じだ。

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これまでの展開もどこかμ'sの物語を思い出させるものであったことから考えてみても、おそらくこの展開も『ラブライブ!』に意識的に重ねられていると見て間違いないだろう。
しかし『ラブライブ!サンシャイン!!』の三話が『ラブライブ!』の三話の変曲に過ぎないかというとそうではない。
『ラブライブ!サンシャイン!!』で大事なのはむしろ幕が上がった後である。
『ラブライブ!』では不安感を物語の中から排除していた事で幕が上がった時に見える観客が誰もいない講堂が衝撃的に見せていたが、『ラブライブ!サンシャイン!!』では「大勢の観客達」とまでは行かないまでもまばらに観客がいる事や作中で興味を持ってくれた人達も会場に来ているため、『ラブライブ!』ほど衝撃的な展開ではない。

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しかしここで大事なのは「μ'sの物語にこの展開はない」ということだ。つまり『ラブライブ!サンシャイン!!』はファーストライブで初めてμ'sの後を追うフォロワーのような物語展開から外してきたのである。
そして目標こそ達成できなかったものの来てくれた観客達のために歌い始める千歌、曜、梨子の三人に振りかかる「停電」というアクシデントは、μ'sの後を追うかのようにスクールアイドル活動を始めた彼女達の決意を試す試練となる。
「満員にする」という目標は達成できなかった事で解散は既に決まっている。それでも来てくれた観客のために歌おうと思った決意も停電によって打ち砕かれた。端的に言って、「スクールアイドルが好き」という思いだけでここまでやってきた彼女達のファーストライブは見るも無残な姿へと変わり果てたと言ってもいいだろう。「スクールアイドルが好き」という思いだけでは変えられない現実もあるのだ。
しかしそれでも諦めずに涙をこらえて歌い続けようとする覚悟が彼女達をスクールアイドルとして輝かせる。

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「スクールアイドルが好き」「μ'sが好き」。
それだけの思いでは現実は変えられない。アクシデントを乗り越えるだけの力を生む事はできない。
しかしどんなアクシデントに巻き込まれようとも、「それでも歌いたい」「それでもステージに立ち続けたい」という想いは、誰かの真似ではない彼女達だけのオリジナルな想いだ。その想いが彼女達を見守っていた人達の心を突き動かす。


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終わってみればAqoursのファーストライブは大成功と言ってもいいだろう。
彼女達に興味を持った人達で体育館は一杯だし、理事長が課した目標も乗り越えて部の存続も決定した。
しかしそれは黒澤ダイヤが指摘しているように、スクールアイドルの認知度が高く、「浦の星女学院のスクールアイドル(つまり地元のスクールアイドル)」というものに物珍しさがあったこと、観客集めのために友人家族が協力してくれたからこその成功であり、「Aqours」というスクールアイドルの魅力が伝わったからではない。
大事なのはここから。そしてここから「浦の星女学院のスクールアイドル」Aqoursの物語が始まっていく。
彼女達は伝説的スクールアイドルであるμ'sの後を追うことを辞め、一組のスクールアイドルで走りだした。
最初のライブを「浦の星女学院のスクールアイドル」として終えた彼女達は、いつかAqoursとして太陽の向こう側へと辿り着く事だろう。
その日の到来が待ちきれない。










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