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デジタルアイドルプロジェクトについての雑感メモ

キンプリのコラボ展開の仕方はファンの予想の斜め上を行くというか、「何でもやります」と言わんばかりのものを見せるので、もう「何が出てきても驚かない! EZ DO DANGOに比べりゃマシだ!」と覚悟してたのに、宇都宮餃子とコラボしてレインボー餃子ってなんなんだ。お前たちはどこにいくんだ。とりあえずコウジは宇都宮じゃなくて、ハリウッドに早く行けよ!
「アニメージュの付録としてお面が付く」「女性向け専門誌の付録として紙相撲が付く」「EZ DO DANGO」などなど、キンプリが今まで生み出してきたものは明らかに大人向けではなくどちらかといえば子供向け、もっと言えば男児向けのものばかりだ。「まさか大人になってからもお面つけて映画館に行き、キャッキャすることになるとは思わなかった」と漏らす人もいるぐらい、頭のねじがぶっ飛んだものばかりを出してくる。今回の餃子も完全にその流れだろう。公式が病気ってこういう時に使うものなんだな!と笑ったよ。
そしてついに餃子というか、食べ物にまで行っちゃったらもうアレを出すしかないじゃない。「KING OF PRISM ソーセージ」。
映画館で売れよ、KING OF PRISM ソーセージ! プリパラの時には映画館で梅干し売ったんだから大丈夫だよ! 結構おいしかったぞあの梅干し、もといレッドフラッシュ!
続編も決まり、これからガンガン展開されていくだろうキンプリ。次はどんな奇想天外な商品が出てくるのか楽しみでスピンクス。



先日、アニプレックスとソニーミュージックがタッグを組み、AKB48などのプロデュースを担当した秋元康氏が総合プロデュースを務めるアイドルプロジェクトが発表された。「次元を超えたアイドル」がコンセプトとして掲げられている事から、自分は二次元(虚構)と三次元(実在)を繋ぎ合わせる、今のアイドルアニメのようなプロジェクトではないかと推測しており、アイドルアニメ好きでありアイドルアニメの研究を趣味している身としては「秋元康はそこまでの価値をこの業界に見出しているのか!」と嬉しくなる次第である。
しかしながら現代のアイドルビジネスの基礎を築いたといっても過言ではない秋元康が主導するこのプロジェクトは、どちらかといえば冷ややかな目で見られている。「今のアイドルビジネスの基礎を築いた」ということは、当然良い事も悪い事も彼の手から生まれたものなわけで「これはもう仕方がない」と思うのだが、しかしながら「現行だけでも無数の作品が市場に溢れかえっている中で、今参入することに意味があるのか?」という点に関しては自分としては否定的な意見を持っている。
なぜなら『新たな作品が登場する』ということは、その作品が展開される市場の規模を広げていくと共に多様性が確保されるからである。

現在展開されているアイドルコンテンツは非常に多い。
アニメ化を果たした作品だけでも『ラブライブ!サンシャイン!!』『アイドルマスター』『Wake Up,Girls!』『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』などがあり、児童向けに目を向ければ『アイカツスターズ!』と『プリパラ』がライバル視し合いながら市場を盛り上げている。アニメ化にこそ辿り着いていないものの、『アイドルマスターミリオンライブ!』はライブもゲームも盛況だし、Donutsがソーシャルゲームで展開している『Tokyo 7th シスターズ』は既に二度のワンマンライブを成功させるほどのコンテンツとなっている。
また今期からは中国に本社を持つHappy Elementsが『アイドルメモリーズ』を展開開始。『アイドルマスター』や『ラブライブ!』などは海外でも人気が高く、アニメで描かれるアイドル達の活躍するステージは既に日本国内だけに留まらず、海外をも視野に入れた展開を始めている。
こうした規模の拡大は一作品だけでは出来ない。幾つもの作品が存在し、そして新たな作品が登場する余地がなければ業界全体の規模は広がっていくことはない。互いに意識し合うゆるいライバル関係のような状態がありつつも、自分達の独自性を発揮できる余地がなければ、今日のような盛り上がりはないのである。
その点を考えると、秋元康を総合プロデューサーに据えた今回のデジタルアイドルプロジェクトが、こうして発表されるところにまでたどりつけたのは「まだまだ開拓する余地がある」と判断されたからと言える。それはつまり「この業界全体のさらなる発展が望める」という事でもあり、一アイドルアニメ好きとしてはとても喜ばしく思う。

とはいえ、それと今回のプロジェクトが成功するかどうかは別の問題である。
前述したように既に無数の作品が溢れかえっている。それはつまり「同じことをやってもダメだ」という事でもある。
「二次元と三次元を超えたアイドルプロジェクト」としては既に『Wake up,Girls!』が似たようなことをやっているし、「アニメでやったパフォーマンスを現実のキャストが演じる」という事も、今や多くの作品においてスタンダードと化していて先進性の欠片もない。そもそも現実のアイドルであるPerfumeのステージ演出を見ても分かる通り、技術の進歩によって「現実の存在に虚構の魅力を身に纏わせる」ということが容易ではないにせよ可能な以上、普通の事をやっても独自性を出すのは難しいのではないだろうか。
現在出ている情報で独自性があるとすれば、それは「秋元康がプロデュースを担当する」ということだろう。
先に述べた通り、氏は現在のアイドルビジネスの基礎に当たる部分を作り上げた人間である。つまり現在のアイドル業界の「これまで」をリアルタイムで経験してきた人間であり、当然今のアイドル業界を熟知している事は間違いない。
そんな氏の経験や、現場に携わってきた人間として感じ取っていたことを、今回のプロジェクトに少しでも生かすことが出来れば、それはこのプロジェクトが生き残っていくための強力無比な武器となり得ると思うのだ。。
実際にどうなるのかは蓋を開けてみなければわからないが、何にしても秋元康が関わるからこそのアイドルプロジェクトになってほしいと切に願う次第である。

ところで、秋元康が関わったアイドルアニメと言えばやはり『AKB0048』を上げないわけにはいくまい。
AKB48を原作に、河森正治と岡田麿里が作り上げたその物語は、放送終了から3年が経過した今もなお色褪せることがない美しい輝きだった。
AKB48の各種エピソードを上手く組み込んだキャラクター描写にアイドルとファンの関係性、そして「襲名」と言う設定を逆手に取ったクライマックスでの本宮凪沙の輝き。いずれをとっても素晴らしいものがあり、何度見ても胸が熱くなれる作品だった。
そんな『AKB0048』は『1st season』も『2nd season』もバンダイチャンネル等にて有料ではあるが配信中である。
是非見て欲しい。

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