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『Fate/EXTELLA』対軍宝具と呂布が猛威を振るうシリーズ初の無双ゲームについて

FF15。体験版が配信開始されているので既にプレイしているのだが、「バグまみれ」と言われるほどバグまみれじゃなくて驚いている。確かに表示系のバグはあるけど、進行に関してはほぼ支障がないのは凄いのでは? オープンワールドでここまでのものって早々無いと思います。
それにしても『Fallout4』をプレイするよりも、『ペルソナ5』をプレイするよりも先に『FF15』をプレイすることになるとは。ソーシャルゲームやスマホゲームはガンガンやってるのに、据え置き機ではこのざまとは何とも悲しい。ソシャゲとかは手持ちの端末で出来るからね……。あちらの方を優先するのは仕方ないよね……。新しいタイトルが発表されるとやらないといけないしね……。

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西暦2032年に月で発見された「ムーンセル・オートマトン」。あらゆる事象をコントロール出来るこのムーンセル・オートマトンの担い手を決めるべく、霊子虚構世界で開催された聖杯戦争を描いた『Fate/EXTRA』の続編にして最新作となるのが本作『Fate/EXTELLA』だ。
これまでTYPE-MOON以外で展開されてきた『Fate』シリーズはRPGや格闘ゲームが主軸で、アクションゲームとしてもどちらかと言えばお祭り要素の強いゲームが多かったが、本作は『Fate』シリーズとしては初の無双ゲームとなり、プレイヤーはマスターとなって16人+1人の英霊達と共に霊子虚構世界とその王権の象徴である「レガリア」を賭けた戦いに身を投じていく。
前作までに登場した英霊達はもちろん、『Fate』シリーズに登場していた様々な英霊達もプレイアブルキャラクターとして使用可能とファンにとっては熱いゲームとなっている本作は大きな注目を集めているが、実際に触ってみると想像以上に『Fate』をした楽しいゲームに仕上げられている。

本作の基本となるのは前述したように「無双ゲーム」だ。
有象無象の雑魚を蹴散らす爽快感はたっぷりあり、英霊達の圧倒的な力を存分に振るう事が出来、適当にプレイしていても1000体以上の雑魚を倒していることは別段珍しいことではない。「一対一の戦闘に長けている」と申告してくる李書文ですらそのような圧倒的な力を持つが、主な攻撃手段が対軍宝具「王の財宝」な英雄王ギルガメッシュなどは一斉砲撃で凄まじい数の雑魚を蹴散らしていく。どいつもこいつも一騎当千の強者と語られるだけのことはあり、本来の彼らの恐ろしいまでの強さとその頼もしさは本作をプレイすれば存分に堪能できるだろう。
しかしながら英霊個人がいくら強くとも大局が見えていなければ本作で活躍することは出来ない。というのも、本作には無双ゲームとは別に「陣取り合戦」という側面も与えられているからである。本作の各種マップはいくつかのエリアに分けられており、多くの戦いでは「重要度の高いエリアをいくつ制圧しているか」で戦いの結果を左右される。当然どうでもいいエリアばかり制圧して重要度の高いエリアを全て取られていたらゲームオーバーになることもあるし、逆に言えば重要度の高いエリアを制圧していれば勝利する事もある。
なのでプレイヤーはリアルタイムで戦局を見守りながら、優先順位をつけてエリアに英霊たちを進行させ、制圧していくことになる。このリアルタイムで展開される陣取り合戦と無双ゲームというバランスが面白く、「戦術面では勝利していても、戦略面では負けている」と言う自体を引き起こし、ゲーム全体に適度な緊張感を発生させている点は本作の良いところだろう。
特に呂布はこの陣取り合戦のシステムの恩恵を受け、圧倒的な速度でエリアを制圧していくなど「流石呂布」としか言いようがない大変魅力的なキャラクターとして演出されている。まあ「聖者の数字でパワーアップしたガウェインと互角に切り結ぶ」みたいなのもあるのだが。何者なんだ呂布。
なお各戦いの最後を締めくくる英霊同士の戦いは、文字通り「相手の一挙手一投足を読み違えれば命取りになる」という英霊同士らしい戦いへと発展する。特にハードモード以上では読み違い=死な事も珍しくないため注意したい。

キャラクター表現としても一人一人考え抜かれており、「干将莫邪オーバーエッジを振るう無銘」や「風王結界でエクスカリバーを隠しているが、特殊コマンドを入力することで本来の姿でエクスカリバーを振るうアルトリア」などは面白く、配下の兵士を突撃させるイスカンダルにはさすが征服王という楽しさがあり、宝具を打てば自滅するジャンヌ・ダルクなどはやりすぎとも言える再現の高さが有る。
「ゲーム的には微妙に使いづらい」と感じることもあるが、キャラクター表現的にはむしろそこが良く、一人一人個性付けに苦労しただろう痕跡の数々には賞賛を贈りたい。特にアルトリアは「周囲を気にしなければこういうことも出来る英霊だった」ということを強く感じさせるアクションとなっており、爽快感たっぷりだった。エクスカリバーの限定解放、超熱いです。

アクションゲームとして総合的に述べるのであれば「英霊達が存分に力を振るい雑魚を殲滅できる、キャラクター表現重視の無双ゲーム」と言ったところで、ファンならば一度プレイしても良いように思う。どのキャラクターも動かしていてかなり違った印象を残すため、非常に楽しい。メイン格であるネロ・玉藻・アルテラ以外の英霊達にもサブストーリーが与えられており、熱い展開があったり、コメディタッチだったりするため、「ただいるだけ」と言うキャラがいないのもありがたいところだ。呂布シナリオに出てくる陳宮は必見。

なお肝心のシナリオについてだが、ネタバレを込みにした詳細についてはまた後日書く予定だが、概ね良好である。
ヒロインとなるのはアルテラであり、「文明の破壊者」として生まれ落ちた彼女が人間性を獲得し、そんなアルテラを救うために全力を尽くすマスター達の物語は熱く、美しい。
消えると分かっている儚い夢であっても、胸に懐いた想いは本物。
その想いに報いるべく足掻き続けたからこそ得た最上の結末は、アルテラもネロもマスターも正しく「人間」だったからこそ勝ち取れたものだろう。その「人間らしさ」が黒幕の思惑を破壊する様は実に痛快であった。
ただ一部気残りなのはアルテラの扱いこそいいものの、最初に見せられるネロの物語がバッドエンドとしか言いようがない結末であること、そして全ストーリーにおける玉藻の扱いの悪さだ。
どちらもメイン格であるとして扱うのであれば、最終章はネロ固定ではなく玉藻も選択出来るようにするか、玉藻ルートを新たに作ってしまった方が筋としては正しかったように思う。全体として玉藻がネロの引き立て役になってしまっている点も残念極まりない。
玉藻編はトゥルーエンドを除けば唯一のハッピーエンドであるため、このあたりは優遇されているといえるのかもしれないが……。
この辺りの改善は本家の『猛将伝』に対応する『CCC』で行われる事に期待したい。

「新シリーズを始める」というのは難しいことではあるが、本作はその新シリーズの一作目としては満点ではないものの、「次に期待したい」と純粋に思えるレベルであるように思う。16人という人数も少ないように見えるが、一人一人の作り込みを考えれば最初は16人はありである。ただ今後どのキャラを増やすのか苦労しそうだが……そのあたりは頑張って欲しい。
何にしても『Fate/EXTELLA』、ファンならば一度触れて欲しいし、そのシナリオを読み込んで欲しい。

余談であるが、本作においてアルテラは世界を狙えるほどの強いヒロイン力を発揮しているのだが、その影響を受けて「アルテラが欲しい」と言うユーザーが多く発生しているようだ。
本作発売を記念したアルテラピックアップガチャを発売日直前に終了させていたディライトワークスは、相当大きな機会損失をしたのでは……と考えてしまう辺り、自分はもうダメかもしれない。





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