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『Fate/Grand Order』水着イベントが面白かったので全力で褒める

『Fate/Grand Order』にて8月9日から開催されていたイベント「デッドヒートサマーレース!」「デスジェイルサマーエスケープ」が先日終了した。本イベントは俗にいう「水着イベント」となるイベントで、昨年夏に開催された「カルデアサマーメモリー」「カルデアヒートオデッセイ」に引き続いて第一部/第二部で構成されている。水着イベントということでこのイベント開催期間中は水着に着替えて普段とは違うクラスになった英霊達が全部で八騎(うち一人はイベント報酬)も実装。水着にこそならなかったものの、新宿のアーチャーや不夜城のキャスターを始めとする多くの英霊達がイベントに出演がアナウンスされ、事前情報だけでも今まで開催された全てのイベントの中でも上位に食い込みそうなボリュームであることが予想されていたが、終わってみればボリュームのみならず、今まで開催されてきた全てのイベントの中でも屈指の良質なイベントであった。

■疑似的なチーム戦を演出したイベントデザイン

まず最初に褒めたいのは「チーム戦」というものをきちんと演出で来ていた事だ。
今回のイベントは第一部第二部共に「英霊達が六つのチームを結成し、イシュタル主催のレースに参加して順位を競う」「ユーザーは応援したいチームのクエストをクリアすることでそのチームをゴールへと導くことが出来る」「進行度はイベントに参加している全てのユーザーの応援ポイントの合計値によって決定される」というデザインになっており、端的に言って「ユーザー同士がチームに分かれて競い争う」というギルド戦/チーム戦の構造になっている。
『Fate/Grand Order』なので「応援するチームを最初に決定し、以降は変更できない」ということはなく、クエストを攻略する際の指標の一つとして「どのチームを応援するか」が設定されている程度であり、「順位が確定したので別のチームを応援して足りていない素材の回収を狙う」などの行動も可能だったのだが、チームごとに「上位三位までに入れば全てのユーザーに付与される報酬(素材)」が設定されていたため、チーム戦の緊張感をゆるい形ではあるものの演出することに成功していた。
当然足りていない人が多い素材を報酬として設定されたチームの方が人気を集めるものの、三位争い辺りになると四位との接戦になる事が多く、三位争いが発生すると非常に面白かった。ゴール時の演出も凝ったものが多く、後述するが多少難はあるものの全員ゴール時の時間発表は本当にレースをしているようで楽しかった。
「ぐだぐだ明治維新」のようなシナリオ進行によって折角のギミックが形骸化していくデザインではなく、きちんと最後までレースをレースとしてやり遂げてくれた事を積極的に褒めていきたい。

■ユーザーの行動によって結末が変化するシナリオ

今回はシナリオも良かった。
様々な刺客の攻撃を潜り抜けながらゴールを目指す第一部に、メイヴ大監獄からの脱出を目指す第二部。「レースである」という点は揺るがないものの、シチュエーションががらりと変わっているため全く同じことをやらされている感覚はなかったし、「カルデアヒートオデッセイ」のような力尽きた感が全くと言ってもいいほど存在しなかった。
百合やら張り切るアラフィフやらのチーム内でのやりとり、わざわざこのためだけに描きおろされる新規立ち絵を入れたエルキドゥ達、イシュタルの思惑が明かされてからのクライマックス、そして英雄王抱腹絶倒のエピローグなど最初から最後まで飽きさせなかったのだが、個人的に一番素晴らしかったのは、第一部と第二部合わせて一番応援したチームのエピローグになるという点だ。
ネロ&メイドオルタを一番応援していたのならネロ&メイドオルタが勝利し、満足エレナチームを応援していたのならエレナが勝利し、それぞれのエピローグをボイス付きで読むことが出来る。
「勝利したチームによって読めるシナリオが変化する」はぐだぐだ明治維新でも実装されていたが、今回は第一部と第二部の応援ポイントの累積値で決まっているようなので、単純に「純粋な思いで応援してきた人間」にとっては報いのある展開だ。反面、実利を求めてしまった人間にとっては好みではないチームが勝利してしまう事があったようだが……。うんまあ、終わった後に全部マイルームで確認できるようなので後から確認してください。
ところでおそらくエルキドゥ本人はメインストーリーも含めて今回初めて見ることになるユーザーもそこそこいると思うのだが、第一印象が拘束着になるのはどうなのだろう。「拘束着姿なのはメイヴのせい」も含めて腹抱えて笑ったけど。

■方向性の違う高難易度クエストのデザイン

今回のイベントでは高難易度クエストが一部ごと一つ、つまり全部で二種類用意されているが、それぞれ求められる解法が違うのは嬉しかった。
Wジャンヌ+ホームズみたいな「普通にプレイングすれば負けが存在しなくなる」みたいな編成はどちらも有効ではあったが、そういう方法を使わない場合は第一部と第二部では編成ががらりと変わる。手持ちと相談しながら試行錯誤するのがこのゲームの面白さなので、こうした試みは素直に嬉しい。同じ解法が通用しないからこそ、新たな解法を求め、試行錯誤するのは本当に楽しいもんどあった。加えて報酬も「諦めてもいい」と思えるものではあったのでこの辺のバランスも良かったように思う。高難易度は結局エンドコンテンツを求めるユーザーのために開かれていればいいのであり、初心者が諦めやすいものにするのは正解ではないかと思う。
ちなみに今回は第一部はまだキャスターを使う機会があったが、第二部はボスがライダーなのでキャスターは起用しにくいという判断を早期に下したが、これは正解だったと思う。特に第二部はグガランナは全体攻撃をしてくるので、Wマーリンでもおそらく届かなかったと思う。一先ずクリアするためにとWジャンヌ+ホームズを使ってみたが、結局101ターンぐらいかかったのは大きな誤算だった。ここまでやる必要は全くなかったし、アサシンを適当に使うだけで楽勝気味にクリアできたのであの100ターンもかけた時間は何だったのだろうか。まあ50ターン超えた辺りから「どうすればジャンヌの旗を効率よく振り続けられるのか」を考えるようになったので、あれはあれで楽しかったのは事実なのだが。
しかしジャンヌは今一番強力と言ってもいいポジションになっているので、本当に何があるか分からないなーとつくづく思う。

■残念だった点

ここまでは良かった点を上げてきたが、残念な点としては「全員ゴールしなければ次のセクションに進むことが出来ない」という仕様が挙げられる。上位三位までしか上位報酬は存在しないので最下位がゴールするまで待っている理由はないし、上位が決まった時点で切って次のセクションに向かってもよかったのではないか。結局誰かが貧乏くじを引いてそのセクションにおいて人気のないチームのクエストを回すしかなかったわけで、今後もこの形式のイベントを続けていくのならそこの解決が求められるところ。
またイベント礼装は四枚まで配布するが、五枚目はドロップに頼る仕様もイマイチよく理解できない。
全てのイベントで五枚目はドロップに頼るしかないのであれば話は別だが、五枚目はドロップに頼らなくてもいいイベントもあるためこの辺の(おそらくプランナーごとの)統一の取れてなさが少し気になる。どちらかに寄せてほしい。出来れば五枚目はアイテム交換で終わり!で。

■最後に

昨年の反省を生かしつつも、数少ない今年の新規イベントとして集大成じみたものを展開してきた事は本当に凄い事だと思う。まずはお疲れ様と言いたいし、育成期間をある程度おいてくれたことに感謝します。
ありがとう。どうにか引けた水着ネロちゃまは殴りキャスターの新しいスタンダードを作った感があるので不夜城のキャスター辺りの強化も期待してます。あと八月は売上世界一確定のようなのでいろいろ期待してますね。


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