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『Fate/Grand Order』ネロ祭2017総括

今年も『Fate/Grand Order』秋の恒例イベント「ネロ祭」が唐突に始まり、様々なトラブルを発生させながら何事もなかったかのように幕を閉じた。開催期間は9月6日から20日までの約二週間。前回が9月28日から10月10日までの全十二日間の開催だったことを考えると、わずか二日程度であるが伸びたのは「ネロ・クラウディウス」という赤き皇帝のささやかな心遣いと言えよう。ありがとうネロ。でも花弁の消費という延長戦がまだ終わってないユーザーもいるらしいから、そこは雑に100回分をまとめて開示とか積んでも良かったと思う。終了後ぐらい大目に見てほしい。
それはさておき、ネロ祭の名物と言えばボックスガチャもさることながら「エキシビジョン」だろう。
今年は従来の「コンティニュー不可」とは別に「同じサーヴァントを二人以上組み込む事は禁止」という編成制限がかけられた事や、ブレイクゲージシステムの実装された事を受けて、昨年までとは大きく触り心地が変わる事が予想されていたが、今年はどうだったのだろうか。その辺りを意識しながら振り返ってみたい。

エキシビジョンに登場する敵は全て強力無比なスキルを発動し、真っ正面から力押しで挑もうものなら容赦なく叩き潰してくる。そんな敵を攻略するためには彼らが使うスキルの仕様をよく理解し、その仕様における穴を的確に突く必要がある。
よってエキシビジョンにおいて輝くのは雑な強さを持つ者ではなく、その穴を最小効率で突いていけるサーヴァントになるわけなのだが、昨年は特に「弱体解除」「強化解除」と言った事が出来るサーヴァントの評価が大きく向上した。
これは最初のヘラクレスのような「解除可能だが解除しなければ効果は永続する」という仕様の超強力なデバフを開幕から付与されるものが多く、またバフを積み重ねることで攻撃をほぼ無力化してしまう敵が存在したためで、この二つのスキルを一人で所有するライダーマルタは昨年のエキシビジョンにおけるMVPと言ってもいいほど高い評価を集めた。
また「防御力が高すぎてダメージを通さない」という仕様のジークフリートに対しては防御無視宝具しか手がなかったこともあり、防御無視宝具を持つサーヴァント達は重宝され、こういう時のための切り札として認識を改められたりもした。
では今年はどうだったかというと、前述したようにブレイクゲージシステムの実装に伴い、全体的に戦闘展開の速度が低下したこともあり、全体的には持久戦寄りのエキシビジョンが多かった。
最初のスパルタクスからしてブレイクゲージは当然のように搭載された上、「超回復能力を何とかしなければ10万単位の回復量でダメージをなかったことにされてしまう」という仕様だったし、続く鈴鹿御前戦もブレイクゲージは当然存在し、クラス相性を書き換えたり、サーヴァント達の属性を参照する超攻撃耐性を持つなどターン数がかかる仕様だった。
ターン数がかかるという事は相手の宝具を凌ぐ方法も何とかしなければならず、また最低でもアタッカーには最後まで立ち続けてもらう必要がある事から回復役も大切だ。
以上の要件を満たせるサーヴァントとしてはジャンヌとマーリンがパッと思い浮かぶため、自分もこの二人を軸にした構成で威力偵察していたが、今回のエキシビジョンにおいて二人がとにかく悪しき文明のような暴れっぷりを見せたかというとそこまで暴れてなかったように思う。
どちらかといえば暴れまわっていたのは受けるダメージを減らす「防御力アップ」とHPが尽きた時に一定のHPまで回復して立ち上がってくれる「ガッツ」の二つのスキルの存在で、この二つのスキルの有用さを改めて認識することになった。
防御アップは「アーラシュが放つ五回の流星一条に耐えれば勝利」という第三演技を始め、多くのエキシビジョンで役に立った。「防御力を上げる」という効果はシンプル極まりないが、ある程度のターン数殴りあうことを考えると通常攻撃のダメージもバカには出来ない。減らせるのならば減らした方がいいわけで、防御アップは地味ながらもパーティーを安定させるのに役に立った。前述したアーラシュなどはブーディカとマシュが協力すれば防御力アップだけで無敵ですら防げない流星一条のダメージを0に押さえられるなど、「バフを積むこと」の大切さを見せつけてくれた。
ガッツは山の翁 with ハサン軍団の第六演技などで特に有用で、「無敵や回避を打っていても即死だけは入る」「防御バフを積んでも即死からは逃れられない」という現在のこのゲームの仕様の中で、唯一「即死からの退場を逃れることが出来るスキル効果」だけあり、非常に活躍機会が多かった。
加えてクラス特性の理解も捗ったように思う。本作はマスクデータが多く、「ライダーはクリティカルスターを集めやすい」「バーサーカーは集めにくい」と言った編成の根幹にかかわるようなことですらゲーム中での説明されないのだが、「即死攻撃に対する耐性nの異常なまでの高さ」という一点においてムーンキャンサーの特性は多くの人に理解された事と思う。
現在は配布であるBBしか該当しないムーンキャンサーだが、今後も追加されていくのであればきっと即死攻撃持ちを殺すためのパーティーとか誕生する事だろう。ああ、楽しみだ。

なお全体を通して活躍したと強く感じるのは天草四郎時貞、ジャンヌ・ダルク、シャーロック・ホームズの星5ルーラー集団である。
天草四郎時貞はえげつないまでのNP獲得量を誇るスキルと強化解除+全体攻撃の凶悪さに加え、成功率はジャンヌと比べて低いもののスタンまで入れられることため昨年も大活躍していたが、今年は新たにバスターアップまで獲得した事で更に火力を増して大活躍していた。
昨年は2ターンのスタンが重かったことから敬遠されていたジャンヌ・ダルクも今年はスタンを克服し、新たに弱体解除を獲得したことで雑に宝具を打って弱体解除し、無敵でダメージを極限まで減らし、宝具レベルが上がっている場合は防御力まで上げてくれると「事故を防ぎ、パーティー全体の動きを安定化させる」という役回りとしては完璧に近い存在となっていたように思う。
ホームズはルーラーにあるまじき無法性で、場合によってはアタッカーとして起用もあり得るとやりたい放題だった。
宝具に至っては一つ一つの効果が既に強力無比な代物であるが、とりわけ悪用されたのは「防御無視」と「無敵貫通」である。凸カレイドスコープを装備させて、「必要な時にオーダーチェンジで引っ張り出して雑に宝具を撃ってもらう」という使い方はあまりにもあんまりだが、合理的な使い方で笑ってしまった。

ネロ祭も終わって剣豪勝負の幕も近々開くという。
新章準備期間のため若干凪の季節ではあるが、逆に言えば「ネロ祭で理解した弱点」を克服する機会でもある。星4サーヴァントプレゼントキャンペーンもそういう意味では最高のタイミングだ。自分の弱点とも向き合いながら、一年後のために対策を練っていってほしい。

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