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『KING OF PRISM』全「EZ DO DANCE」レビュー

『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』のサウンドトラックが発売された。このサウンドトラックには『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』のために使用/未使用問わず制作された全ての楽曲が収録されており、ファンにとっては号泣必死の「pride -KING OF PRISM ver.-」や「FREEDOM -THUNDER STORM ver.-」、如月ルヰ(及び一条シン)の核心に迫るような歌詞となっている「ルナティックDEStiNy」、シュワルツローズが今絶賛売り出し中のThe シャッフルの「恋のロイヤルストレートフラッシュ」辺りは『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』という作品を初めて見た時の感動を蘇らせ、作品に奥行きを与えてくれる。特に高田馬場ジョージの「LOVE MIX」は『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』好きにとっては最高としか言いようがないのだが、今回取り上げたいのは「LOVE MIX」の話ではない。今回取り上げたいのは「EZ DO DANCE」だ。
今から14年前にtrfの楽曲として発表されたこの楽曲は様々な人々にカバーされて歌い継がれており、『プリティーリズム・レインボーライブ』でも第二クールオープニングテーマとして使用されているが、『KING OF PRISM』を愛する者達の中での印象はおそらく「ストリート系プリズムスタァ達が激突する際に使用される戦闘用楽曲」であり、「グッズを買ってるだけなのに、気が付いたら増えている楽曲」であろう。そう、プリズムの煌めきを浴びるだけで「EZ DO DANCE」は増えるのだ。単細胞生物か。
そんなわけで以下は『KING OF PRISM』に関連する「EZ DO DANCE」のレビューです。今後自分が高架下等で戦う時にどの「EZ DO DANCE」を使うべきか検討するために使ってください。

■EZ DO DANCE -DJ.COO ver.-

おそらく世界で最初に登場した男子プリズムスタァによる「EZ DO DANCE」。収録されているのは『プリティーリズム・レインボーライブ』の「プリズムミュージックコレクション」で、作中では「ストリートのカリスマ」と呼ばれた黒川冷が如何に凄い存在なのかを語るシーンで使用されている。楽曲としてはPrizmmy☆の歌ったオープニングテーマのキーを下げたものなので、特筆すべき点はないのだが、DJ.COOを演じる森久保祥太郎がノリノリで叫んでいる事や、気持ちのよい伸ばし方をしている点など聴いていて部分は多いし、何より「大和アレクサンダーがなぜ「EZ DO DANCE」を自分のマイソングとして歌っているのか」というと、おそらく黒川冷がマイソングにしていたからだと思うので、地味にこの楽曲の作品における立ち位置は重要だと思うのです。
若干値が張るものに収録されているので手が出しづらいところもあると思いますが、一度聞いてみてください。

■EZ DO DANCE -K.O.P. REMIX-

『KING OF PRISM』を見に来た観客達の度肝を抜いた仁科カヅキVS大和アレクサンダーのダンスバトルで使用された方の「EZ DO DANCE」。とにかく素晴らしいのは原曲の良さを活かしつつ、「ストリート系のダンスバトル」という命をも落としかねない激闘を彩る戦闘用BGMとしても完成度が高いこと。冒頭のカウントダウンは戦いの始まりを印象づけてくれるし、互いの必殺技の応酬になるプリズムスタァ同士の戦いを表現するかのように交互に歌っていくパート分けは男同士の戦いのようだ。ラストサビ直前のクラップ音は高揚感を掻き立てる。編曲家のmicihitomoさんの最高の仕事だ。あまりにも最高すぎる。
これをバーニングスプラッシュ→バーニングソードブレイカー→鋼鉄の6Pack-Core Wonder!の派手な技を畳み掛けるカヅキ対アレクの戦いで見せつつ、合間にコウジのプリズムジャンプを同時中継的に差し込んでくるのだからたまったものではない。というかこの楽曲を戦闘用BGMにしようとする発想が凄いのに、ちゃんとそうなってるのがおかしすぎる。
あ、この楽曲は『KING OF PRISM』のサウンドトラックに収録です。買ってください。

■EZ DO DANCE -K.O.P. REMIX-(大和アレクサンダーソロ)

そしてこちらは『KING OF PRISM』のキャラクターソングアルバム「「KING OF PRISM Music Ready Sparking!」のアニミュゥモ通販特典として配布された大和アレクサンダーソロの方です。楽曲そのものは前述した仁科カヅキVS大和アレクサンダー版と変わりませんが、何と言っても大和アレクサンダー役の武内駿輔君の美声が素晴らしい。
本作における武内君は褐色マッチョで、「プリズムショーの破壊者」という異名を持つ破壊的なプリズムショーを行う少年を演じているのですが、腹の底から響かせるような「Go To Hell!!」の声からして最高なのに、高音域になった時のファルセットがあまりにも美しく、その声の抜け具合は「え、これを無料でもらってもいいのか?」と動揺するレベルで気持ちいい。荒々しい中にある僅かな色気……。これが当時十代の声帯から出ているとは……。

■EZ DO DANCE -THUNDER STORM ver.-

仁科カヅキと決着を着けるためにプリズムジャンプで会場を破壊し、観客達を人質に取った大和アレクサンダーと、そんなアレクサンダーを止めるためにカヅキの代わりに乱入した香賀美タイガの二人による「EZ DO DANCE」です。前半は大和アレクサンダーのプリズムショーで使用されているのでアレクソロ版とさほど違いはないんですが、二番からはタイガが乱入してラッシュを仕掛け、それをアレクサンダーが受ける!という本編映像をそのまま歌にしたかのような熱い展開に。声が重なるパートは互いの技をぶつけあい、拮抗状態のような印象を受けるのが良いですね。ストリート系はこうじゃないと。
ラストサビ直前のラップパートは互いの力が高め合っているかのような熱があるのもよし。「VS」と言う表記もしっくりくるので自分は大好きです。

■EZ DO DANCE -THUNDER STORM ver.-(香賀美タイガソロ)

当然のように香賀美タイガソロ版もあるのが『KING OF PRISM』の優しさ。ただし『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』サウンドトラックのアニミュゥモ購入特典なので、後発が買うのは厳しいという辛さ。優しいのか辛いのかはっきりして!
楽曲としては「小手先のテクニックを駆使するのではなく、とにかく我武者羅に!前のめりに!」という畠中祐の演技プランがタイガらしくていいなぁ、と思います。タイガの良さというのは根はまっすぐで純粋で、不器用だけど誰よりも全力でぶつかっていくところだと思うので、それが「EZ DO DANCE」という楽曲の中でしっかりと表現されているのは嬉しい限り。「レジェンドワールド」とはまた別の方向で「タイガ」というスタァが見えてくる良い「EZ DO DANCE」です。



「『KING OF PRISM』といえば「EZ DO DANCE」!」なところはあると思うのですが、わずか一年半ほどで「EZ DO DANCE」だけがここまで増えるとは思ってなかったです。自分はどの「EZ DO DANCE」が好きか。検討してみてください。
ところで……この調子で「男子プリズムスタァがEZ DO DANCEだけを歌うアルバム」とか出してくれないですかね、エイベックス。アレンジ効かせれば面白いと思うんですけど。

おまけ。

■CRAZY GONNA CRAZY

見ていない人には信じてもらえないと思うけど、この楽曲は「男二人がプリズムショーでいちゃつく」「追い詰められて慰められにわざわざハリウッドまでやって来た親友をプリズムショーでボコボコにして追い返す」を交互に繰り返すせいで色々混乱します。あと最後にいちゃついてた二人も短剣で串刺しです(嘘はいってない)。

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