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最近のロボットアニメのアレコレについて

友人知人から勧められていた『メギド72』。サプチケも結局購入してフォラスを獲得してしまったのでようやく本腰を入れて取り組み始めているわけだが、なるほど。確かにこれは「熱狂的なファンほど儲ける気の感じられなさに不安になるな!」と思った。コンシューマーの買い切りゲームのような遊ばせ具合のくせにマネタイズの方法は「強くなるためには石を砕いてね」という石砕き周回に特化したものであるし、良質な楽曲が多いのに「サントラを出すほどでもないので無料DL出来るようにします」と言う斜め上の対応をしてくるし、ここ最近では十本の指に入るほどシナリオもBGMもゲームシステムもキャラも良い素晴らしいゲーム出にも関わらず宣伝する気があんまり感じられないし……。
自分に『メギド72』を勧めてきた人たちの気持ちも今ならわかる。このゲームに夢中になればなるほど「このゲーム、大丈夫なのか!? 運営、もうちょっとお金を出すところを作って!」という気持ちになっていく。ユーザーの母数を増やして、うっかり課金してしまうユーザーを少しでも増やしておきたい!と言うのは納得だ。自分もこのゲームには長く続いて欲しい。宣伝費を開発費に全額投入した判断はお世辞にも褒められたものではないが、こういうやり方のゲームがあってもいいと思う。推しメギドはサキュバスという人間として応援しています。
とまあそんなことを考えながら、いつもの界隈とTwitterで情報交換をしていたら以下の記事が流れてきた。

オタク向けのロボットアニメはもう終わり これからはキッズアニメの時代

一読した直後の印象は「随分と乱暴な意見だなぁ」である。
「オタク向けのロボットアニメは連続で糞アニメを出しており」とあるが、その「糞アニメ」の例として出した作品が『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』と『ガンダムビルドダイバーズ』と『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の三本だけで、『鉄血のオルフェンズ』は2015年10月から2016年3月末に一期、2016年10月から2017年3月末に二期が放送された作品で、どちらを基準にしても1年以上前の作品だし、後者二つは現在放送中の作品だ。例として挙げるのならば中間層があった方が真面目に受け取る気にもなる。話題性を重視で述べているのであれば、印象論に過ぎないわけで猶更真面目に受け取る必要もないだろう。それは執筆者の主観的情報であり本人の気持ちの問題だ。「自分は面白いと思う」の一文で反論としては十分だ。というか「まだ完結してもいない作品を上げて糞アニメと罵る」というのはどうなのか。「今のアニメ」という文脈で持ち出すのならばせめて完結してから述べた方がよかったように思う(とはいえ、自分も今のところ好ましい作品だとは思わないのだが)。
その辺りを差し引いてもこの増田の述べている内容はかなり荒っぽい。世間的な作品評価と商品成績を切り分けられてないし、ビジネスモデルとしての分析も甘い。ビジネスモデルの観点から『ゾイドワイルド』に話を繋げるのであれば『ベイブレード』辺りを比較対象に上げた方が無難であると思うがその辺りについて言及するでもないし、ロボットアニメとしての話をするというのなら放送開始すらしていない『ゾイドワイルド』の話をするのはそもそも厳しいわけで。玩具は確かに売れているようで、その辺はTwitterのゾイド公式アカウントが「目標を大きく上回るペースで売れております…!」と述べているので間違いないのだが、アニメに対する期待感を込みにしても今ここで「盛り上がってる」とするのは厳しくないだろうか。勝算があるかないかでいえばかなりあるとは思っているけれども。

以下余談。
ただここ最近のタカラトミーアーツの躍進っぷりが侮れないものであることは確かで、『デュエルマスターズ』『新幹線変形ロボ シンカリオン』『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド』と言った男児をメインターゲットにした作品が多いものの、『プリパラ』『キラッとプリ☆チャン』と言ったプリティーシリーズや『ミラクルちゅーんず』『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』を代表作とするガールズ×ヒロイン!シリーズと言った女児をメインターゲットとした作品も存在している。大人をメインターゲットとしたという意味では『WIXOSS』の成功は記憶に新しいところだし、エイベックスとタツノコプロが主導で進めた『プリティーリズム・レインボーライブ』のスピンオフ作品『KING OF PRISM』は女性を中心に高い支持を集めている。この辺りから見ても「ここ最近のタカラトミーアーツは凄いなぁ」と思うわけであるが、かといって最大手であるバンダイナムコが大きく劣っているとも思わない。
『ガンダムNT』については心底がっかりしたところはある。大々的に発表したものが「年表の隙間を埋める作業」でしかないわけで、新作情報を仄めかす程度の何かがあればと思うわけだが、とはいえ『ガンダムビルドダイバーズ』は展開中だし、話題を切らさないような立ち回りをしている点は評価したい。話題が切れると一瞬で忘れ去られていく昨今において、話題を切らさなかっただけマシだ。例えどんな情報でも、話題はないよりあった方がいいのである。
それはさておき『ガンダムビルドダイバーズ』であるが、細かいところでは言いたいことがあるものの、本物か偽物かの議論をするわけではなく相手の主張を受け止めたうえで「俺の『好き』を否定しないでほしい」という結論をリクが出した辺りで「細かいことはいいんじゃなかろうか」という気持ちになっている。大事なことである。自分の好きと相手の好きは衝突することはある。しかしだからといって相手の「好き」という気持ちを否定するのは間違いなので、ここで「俺の好きを否定しないでほしい」というメッセージを打ち出したのはとても良いことだと思う。
まあその直後のアヤメさんで「設定過積載すぎて好きだ」とあなったのだが。あれ、誰かの性癖を凝縮してないか。大丈夫か。



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