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バンダイナムコ2019年3月期上半期決算短信についての雑感

11月7日にバンダイナムコホールディングスが2019年3月期第2四半期の決算を発表しました。
詳細な情報については公式サイトのIRライブラリには既に第二四半期の決算短信及び補足資料が掲載されているためそちらを読んでほしいのですが、概ね好調のようで何よりです。
常日頃から「バンダイナムコは企業規模の割にバンダイプレミアム限定とか連発するやり方をするよねー」とか言ってますしその言葉について撤回する気は毛頭ないんですが、ともあれグループ全体で好調であるのならば何の問題もないと思います。これからも頑張ってください。でもバンダイプレミアム限定だけは勘弁な。
それはさておき。
バンダイナムコは様々なIPを抱える巨大な組織ですので「補足資料」「主要なIPのみ」という条件つきではありますが、IP別の売上を確認する事が出来ます。自分はこの補足資料を読むのが好きでして、毎期ごとに過去のデータと並べて一喜一憂する遊びをやっているわけですが、今回はちょっと書いておいた方が良いと思ったので簡単にですが書いておきます。

■圧倒的不調のスーパー戦隊、順調に数字を伸ばすウルトラマン

上半期発表で一番最初に触れたいのは「スーパー戦隊が過去類を見ないぐらいの記録的な不調である」ということでしょう。
ここ数年は右肩下がりで推移しており、昨年の『宇宙戦隊キュウレンジャー』も売上的には芳しくない成果だったわけですが、今年の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』は芳しくなかった昨年の半分程度の売上となっており、危機でピンチで大変な売上となっております。作品そのものは大変面白いんですが、作品の面白さが売上に繋がらない辺りが厳しいと言うか何というか。まあ大人に支持されても子供が玩具を欲しがらないのなら何の意味もないんですよね……。スーパー戦隊は玩具が売れてなんぼの世界ですし。最近の展開はパトレンジャーに見切りをつけて、売上的には悪くない動きをしていたルパンエックス(パトレンエックス)とルパンレンジャーに力を注いでいくように見えますが、はたしてどうなることやら。下手すると今作でスーパー戦隊終了とかもあり得るんでちょっと恐怖しております。
スーパー戦隊とは逆に好調といえるのがウルトラマンでしょう。昨年は上半期だけで31億円ほどでしたが、今年は36億円と順調に数字を伸ばしております。
前期は昨年のウルトラマンである『ジード』の展開終了と、今年のウルトラマンである『ルーブ』のちょうど谷間に当たるということで12億円程度の売上でありましたが、『ルーブ』が始まった第二四半期は単独で24億円ですよ!これは凄い!
最近のウルトラマンは本当にそのへんの「売上につながるもの」をちゃんと展開できていて凄いなーと思います。それでいて作品としての面白さもありますからね。これからも頑張って欲しいです。そろそろオリジナル怪獣の比率を上げてもいいのですよ? あるいは3クールぐらい放送してもいいのですよ?

■プリキュアの大躍進と、良くも悪くも安定したアイカツ!

自分の主戦場たる女児向けアニメですが、プリキュアは売上的にも伸ばしていますね。
今年は『ふたりはプリキュア』始まったシリーズの15周年ということで、従来の子供向け市場のみならず「かつてプリキュアを見ていた世代」に向けた展開も多かったのですが、個人的にはやはり現在展開中の『HUGっと!プリキュア』の力も大きいのではないかと思います。
今年のプリキュアは「お母さん」がテーマということで「育児」の要素が物語に盛り込まれており、赤ちゃんに該当するキャラクターとして「はぐたん」が登場しているわけですが、「育児」という要素は女の子が好きな要素である「ままごと」の中でも王道中の王道なので、そういうところも刺さったんじゃないかなーと思います。あと育児をやると従来の層よりもさらに下の層にも刺さったりしますしね。そういうところがきちんと数字に繋がったのならいいんじゃないでしょうか。物語は佳境に差し掛かりつつあり、クリスマス商戦も目前なんですが、この勢いなら順当に予定どおりの数字は出ると思います。
一方の『アイカツ!』ですが、『アイカツスターズ!』から『アイカツフレンズ!』に移行しても大きな変動はなしですね。
子供向け市場はユーザーの入れ替わりが滅茶苦茶激しい事を考えると、前シリーズを終わらせて新シリーズに切り替わった際に大きな変動がないのはまあ良い事なのかなーと思います。少なくとも「大量の離脱」を招いているわけでもないですし、横ばいなら「アイカツ!を卒業した人数と同じぐらいの人数が新たにアイカツ!に入ってきている」と言える。そう考えるとこの結果もそう悪いものでもないかと。
もっとも、『アイカツ!』一年目・二年目の勢いを知っている人間なので危機感を抱く部分もあるのですが、「あの勢いはバブル的なものである」と考えると本来のアイカツ!の規模はおそらくこれぐらいなのではないかと読めるので、そういう意味では今の感じで推移していくのならいいんじゃないでしょうか。新人声優オーディションもやるようですし、ひとまずはクリスマス商戦を含む後半戦と『アイカツフレンズ!』二年目に期待ということで。ただ筐体的には来年で四年目なので、『アイカツフレンズ!』はそこで終了かなー。

自分が見た感じではそんなところでしょうか。
いろいろ頑張って欲しいですね。
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