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『プリパラ』はどこから見れば良いのか問題

昨日より『プリパラ』としては初のチーム別公演ライブツアー「Pripara Friendship Tour 2019 プロミス!リズム!パラダイス!」が始まっている。このライブツアーは各公演ごとに出演者が異なり、一部公演ではこれまでは必ず出演していたi☆Ris(作中に合わせるのならそらみドレッシング)のメンバーすら登場しないというシリーズとしてはかなり挑戦的な内容となっている。これを書いている自分は「3月の大阪公演はi☆Risのライブの同日なので、これはノンシュガーが座長状態かな……」と期待に胸を膨らませながら(あるいはi☆Ris抜きなのでどうなるのか読めない面白さを噛み締めながら)チケットを取りに行ったわけだが、シリーズとしては初の試み、そして『プリティーオールフレンズ』が始まったからこその取り組みがどのような展開を見せるのか見届けるのが非常に楽しみである。

ところで。
自分は『プリパラ』について折に触れてこのブログでも書いてきたし、定期的に同人誌という形で論考を上梓してきた人間なので、友人から時折「『プリパラ』ってどこから見ればいいの?」と聞かれることがある。
『プリパラ』を「どこから見れば良いのか」というのは難しい問題だ。
まず『プリパラ』は約2年9ヶ月放送も放送された作品なので、総話数だけで140話もある。1年ごとにある程度区切られているとはいえ、一番短い一年目ですら3クール38話だ。事実上の続編である『アイドルタイムプリパラ』まで含めれば200話弱もある。
なので「どこから見れば良いのか」と言われても非常に難しい。三年目の神アイドル編はこれまでの物語の集大成なので外れるとしても、二年目のドリームパレード編は単品で見ても完成度の高い話であるし、一年目は色々試行錯誤しながらとはいえ1クールごとにまとまった話をしている。『アイドルタイム』は「夢川ゆい」という新主人公を迎えた事で「これからプリパラを知る人」に向けての枠組みが出来ているし……『プリパラ』本当にどこから入れば良いのかについては非常に難しい問題だ。自分は聞いてきたその人の好みに応じて切り口を変えているけれども。
ただ「『プリパラ』がどういう作品なのか」ということを知ってもらうためだけならば、『映画プリパラ み〜んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』が一番分かりやすく、そして何よりも短くまとまっている作品であると思う。

『レッツゴー☆プリパリ』は、端的に言えば「友達を助けるためにフランスのパリを目指す」というロードムービーである。
冒頭からミュージカルの演出を用いて作品の舞台となる「プリパラ」という場所を説明しているし、「友達のために頑張る」は『プリパラ』という作品の中では何度も何度も繰り返されているテーマである。
また森脇真琴監督とふでやすかずゆきという『探偵オペラミルキィホームズ』コンビのため明るく楽しいスラップスティック・コメディでありながら、「他人の好みを尊重することは大事」というメッセージが織り交ぜられている点も重要だ。
『プリパラ』は基本的にはコメディ要素が強いものの、真面目にやらなければならないことはとことんまで真面目に描く。自分はそのコントラストにこそ『プリパラ』の面白さがある作品だと思っているので、わずか一時間の本編時間の中でそのコントラストの面白さを覗かせる『レッツゴー☆プリパリ』の物語は『プリパラ』の雰囲気を知るにはうってつけであると思うのだ。あとデヴィ夫人の演技が滅茶苦茶上手いのも良い(後にTVシリーズにも登場した)。
加えて『プリパラ』の魅力の一つであるCGライブがふんだんに盛り込まれている点も大事だろう。
主役ユニットのそらみスマイルとドレッシングパフェ、そしてアロマゲドンの楽曲が各一曲、三種類あるルートごとに一曲、そして物語のクライマックスに一曲と一度の視聴だけで最低でも五曲のCGライブを見ることが出来る。特にクライマックスを飾った「オールアイドル組曲 プリシャス♪」は一曲丸々CGライブとして制作されており、タツノコプロCGチームの技術力が存分に発揮された「クライマックスを飾るに相応しいCGライブ」である。一年の最後は大体これに匹敵するクオリティのCGライブがTV放送されているので、そういう意味でも『プリパラ』を知るには最適だと言えよう。



その後にでもできればTVシリーズも見てほしい。
TVシリーズから入る場合は一話から続く物語に一区切りがつく一年目1クール分を見るのが一番良いように思う。1クールは長いように思えるが、見始めるとすぐに終わることなのでまずはそこまで。2クール目に入ればライバルチームであるドレッシングパフェも登場してぐっと面白さが増すのでそこからはファルルが登場するまでをじっくりと。ファルルが登場してからは最後まで一気に行けるはずだ。
何にしても『プリパラ』は本当に素晴らしい作品なので、機会があれば是非視聴してほしい。


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