「ーー問おう。貴方が、私のマスターか」
昨年、2004年1月に発売された『Fate/stay night』
この作品は7人の魔術師が聖杯を求めて殺し合うバトルロイヤル、それに魔術師としては半人前の少年、衛宮士郎が参加する事になると言うストーリーだ。
壮大なストーリーと生き生きと動くキャラクター達、ゲームと呼ぶには相応しくないほどの作品だった。
10月末にはファンディスクが出され、こちらも好評の売り上げのようで、なんと深夜販売まで行われたのである。
そんなFateを出したのはTYPE-MOON。
あの有名な「月姫」を作ったメンバーによる会社だ。
この会社は元々同人サークルだったのだが、Fateを出す際に企業化。
そしてFateが企業化一作目に当たるゲームなのである。
さて、前置きはともかくこのFateが来年1月よりアニメ化する。
そしてそのプロローグ映像が収録されたのがこのDVD、「『Fate/stay night』curtain raiser」なのである。
初回限定生産であるこのDVD、収録時間こそ短いが、今年の夏のイベント、RONDOROBEイベント、TBSアニメフェスタで上映された物であり、行けなかった者にとっては貴重なものとなる。
映像に関しては見てもらう他ないので、一言だけ言わせて貰うなら「ハイスピードアクション」という他ないだろう。
ゲームの描写に忠実、なおかつあれほど生き生きと動き回っていたキャラ達がところせましく走り回るのだ。
ヒロイン、セイバーは凛々しく動き、二人目のヒロイン、凛の使い魔、アーチャーはかっこよく、バーサーカーへと挑む。そしてタイガーは愛らしく、ふてくされる。
ここまで原作のキャラクターを生かしているのは原作者である奈須きのこ氏が構想原案に携わっているからではないだろうか?
もちろん映像だけはない。なんとこのDVDにはアニメの設定画とプロローグDVDの構成集を収録した特製解説書がついているのである。
これはアニメーション用に書き直されたキャラクター達とそれぞれの表情、そして簡単な解説などが書かれている。
ありがたいのはとてつもなく広い衛宮邸が描かれている事。
ゲーム中でも掴みにくい衛宮邸はアニメでようやく把握できるようになったと言っていいだろう。
その他、遠坂邸や黒幕となる言峰の協会なども描かれている点は見逃せない。
さらにありがたいのはなんと、プロローグ映像でカットされた部分の構成時部分が載っているのである。
様々なカットがあるため、プロローグ映像を見ながら見比べると楽しめるのではないだろうか?
さて、このDVDはこの二つで構成されているのだが、それらを収録できるDVDケースがついている。
これは原作の作画担当、武内崇氏が書き下ろしであるため価値は高いだろう。
それもDVD購入特典、そしてこのDVD自体が初回限定生産である事からさらにおすすめでき、このクオリティで2500円ならお買い得といえるだろう。
ただ、ネット販売では大手であるamazonでは11月20日の時点で売り切れているため、どうしても欲しい場合はショップに足を運んで購入してみては?
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