冬コミに行けないので、ラノベ総括でもやりますね。
1位:とある魔術の禁書目録
今年読んだ中では最高でした。設定の甘さが気になりましたが、作品としてはかなり良い感じ。主人公の当麻が既に主人公であるので話が回っていると言うのも面白かったです。あとは作者の執筆速度が異常なので結構すぐに新刊が出て凄くありがたいです。これから読み始める人には優しくありませんけど、一巻は先行投資のつもりでどうですかね?割とあっさりした作品なので、楽ですよ?
2位:ゼロの使い魔
ハルヒよりこっちの方が面白かった!「ツンデレを書かせたら右に出る物はいない
」ヤマグチノボルさんの作品ですが、とにかくルイズのツンデレ描写が凄くて悶えてます。他のキャラクターも魅力的ですが、とにかくルイズのツンデレこそこの作品の面白さですよ。なので、ルイズが受け入れられなければあまり楽しめませんけど、王道なストーリー展開だけでも見る価値はあるのではないかと。化けるのは3巻からですが、1巻と2巻があって3巻があるように、ゼロの使い魔の積み重ねでルイズにキュンキュンしたり。
3位:ムシウタ
アニメ化が決定しそうなこやつですが、作者の高い文章力で読ませる作品です。やってることは異能者物ですが、主人公とヒロインの視点の切り替えから生まれる世界観の構築はなかなか出来ることではないかと。ストーリー展開は熱いというよりは暖かい作品ですね。でもその温かさが逆に良いぐらいです。あと虫の描写。虫嫌いだからこそ描ける世界ですよこれ。
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とある~はおっしゃっている通りの設定の甘さがダメで、頭脳系というか頭を使って問題をクリアするタイプの作品で設定が甘いと(作者にとっての)ご都合主義としか思えなくなってしまうので…きちんと考えられないならその手のやるなよと^^;
ゼロも才人(字あってましたっけ?)の性格が作者(ストーリー)の都合で頭よくなったり悪くなったり極端なのが…たとえば姫にキスするとことか騎士が手の甲にキスするとか、親世代でさえ知らないってこと少ないようなことに頭回らないような奴が戦争とかで(読んでないので分かりませんが)活躍する頭もってるって…これまた作者の都合でキャラに命がないように感じられてしまって…
あ、ルイズは嫌いじゃないです。作者の主人公の使い方への嫌悪を越えるほどじゃなかったですが。
ムシウタはいってみれば上二つと違ってそのキャラの能力を生かしたストーリーで(まぁ単純な能力が多いせいもありますが)また、キャラもこのキャラはそういう行動にでるか?って違和感もなかったので(内面の描写に割いてる差でしょうか)結構すんなりよめました。ただ全体的に重め(いろんな意味で)なのでライト層にはきついってのが難点ってとこでしょうか。
長文失礼しました。