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『三者三葉』完結と葉子様役だった和久井優に売れて欲しいという話

荒井チェリーの『三者三葉』が2018年12月9日発売のまんがタイムきらら2019年1月号にて完結することが発表された。
『三者三葉』の連載開始は2003年のことなので連載期間は約15年。まんがタイムきららの中では最も連載期間の長い作品であっただけに「完結する」と聞いた時はもう「そうかー」という言葉以外出てこなかった。感慨深さしかない。
さて、自分にとって『三者三葉』とは何かと見つめ直すとほぼ間違いなく「声優:和久井優」がまず最初に思い浮かぶ。
和久井優はアニメ『三者三葉』で父親の会社が倒産したことで大富豪から転落した元お嬢様である葉子様を演じており、自分のオールタイムベストアニメの一つ『アイカツ!』では氷上スミレを演じていた声優なのだが、この和久井優は氷上スミレを演じていた頃から自分の琴線に触れる演技をしていて最高なのである。
和久井優の魅力としてはやはり美人系に分類される美少女ボイスであろう。前述した氷上スミレもそうだし、葉子様もおそらくこの系統になるのだろう。コナミの『ときめきアイドル』で演じている田中フランチェスカもまあこの類であろう。
和久井優はその声質もあってか、この系統の演技をさせるととにかくハマる。声を聞いただけで美人と分かる。声だけで「このキャラクターは美人なんだな?」と確信できる。演出として成立するレベルの美人ボイスなのである。
同じように美人系美少女を当てられやすい声優としては能登麻美子や早見沙織などがいるが、能登麻美子はどんな演技をしてもそこはかとない育ちの良さを感じさせるナチュラルボーン美人系ボイスであるし、早見沙織は村娘的親しみやすさが先行する美人系ボイスである。和久井優は両者の中間辺りの「親しみやすさを感じさせながらも、やはり根の部分は上流階級の気配がする」というタイプなので両者とは食い合わない。むしろ三人並べることで、それぞれの持ち味が際立つような気もするので、三人をキャスティングした三姉妹百合アニメの登場が待ち望まれる。早くしろ。
話がそれたが、ともあれ和久井優はいい声優である。氷上スミレ以来ずっと推しているし、「もっと売れてくれねぇかなぁ」とか思っている。「『ときめきアイドル』でどうにかなるかな?」と思ってたら、完全に往年のコナミファンに向けた展開になっているのでその可能性は低くなったし……。コナミ、お前そういうところやぞ。
ともあれ『三者三葉』も完結を迎えるわけであるし、いっそ全てを映像化するぐらいの勢いで『三者三葉』二期をやってくれないものか。『三者三葉』の監督を努めた木村泰大氏は今髙橋秀弥氏と連名でジョジョの監督やってるので難しいかもしれないが、いつか必ずお願いしたい。『未確認で進行形』も二期はまだやってないので合わせてそちらも……そういえば『ゆゆ式』も続きが見たい……。


『キラッとプリ☆チャン』の力学と『HUGっと!プリキュア』産婦人科医回について

ちょっと忙しいのでメモ的に。

『キラッとプリ☆チャン』では予定されていたメインキャラクターが一通り出揃い、物語は「デザイナーズ7」と呼ばれる各ブランドのトップデザイナー達がデザインしたコーデアイテムを巡る戦いへとシフトしている。
本作ではその戦いの舞台を「スペシャル大会」としており、「プリチャンで活躍するアイドルの中から選抜された数組が競い争い、予選の上位二組がライブ対決を行う」という様式になっている。このスペシャル大会の様子はプリチャンでも配信されているようで、視聴者参加型の企画もあるなど「動画配信」をテーマにしている本作らしい楽しいものとなっているのだが、「誰が勝ち、誰が負けるのか」については残酷なまでに冷徹だ。
というのも、本作の勝敗は「何かに挑戦したかどうか」で決められているからだ。
本作のテーマはかねてから述べているように、「やってみなくちゃ分からない。わからないならやってみよう!」である。そのためプリチャンアイドル達は毎週某かの事に挑戦していくわけなのだが、この「やってみなくちゃ分からない。わからないならやってみよう!」の適応は、スペシャル大会のような「明確に優劣をつけなければならないステージ」も例外ではない。完璧なパフォーマンスをしていても「挑戦していない」ということはそれだけでテーマに反するため敗北理由足り得るのである。
13話のメルティックスターの敗北も27話のミラクルキラッツの敗北もそういうことなのだ。
13話のメルティックスターは実力面では間違いなく勝っていた。しかしミラクルキラッツは「自分達のやってみたアプリで一番盛り上がったものを、二人でやってパワーアップさせる」という事に挑戦したので彼女達に敗れた。27話はその逆の構図になっていて、ミラクルキラッツは「いつもどおりの完璧なパフォーマンス」でよしとしてしまって、メルティックスターは自分達の原点に立ち返って「とにかく楽しむこと」に挑戦した。だから27話ではメルティックスターの勝ちなのだ。
この「何かに挑戦する事は、何もしない『いつもどおり』よりも価値がある」という力学は、言い換えれば「何も挑戦しないことには何の価値もない」という残酷さをもつ代物なのだが、その辺りの残酷な描写は本作の程よいスパイスとして機能しているように思う。
あとは「互いに挑戦した時、どちらが勝つのか」や「ラスボス候補である白鳥アンジュはその力学を踏まえた上で、どういう強さをもたせてくるのか」辺りが気になるところだが、その辺りは話が進めば分かることなので楽しみにしておく。

久しぶりに『HUGっと!プリキュア』をリアルタイムで見たのだが、素晴らしかった。
メインの話としては「役作りのために仲間と共に病院を見学しに行った薬師寺さあやが、『弟が生まれる事で母親が自分のものではなくなってしまう』と語る少女と知り合う」で、そのエピソードそのものも素晴らしかったのだが、自分が心を惹かれたのは母親と産科医の描写だ。
今回のエピソードではゲストキャラクターの少女の母親が「出産」や「育児」というものについて考える描写が挿入されていたのだが、帝王切開での出産を「正式な出産ではない」と思い込んでいたり、「今度こそ正しい育児をしよう」と漏らしていたりと痛々しいのである。ただ産科医がそこに適切にフォローを入れている事でその辺りを上手く着地させていたのが素晴らしかった。
とりわけ少女の姿を根拠に「しっかりと母親が出来ている」と説いたのは、少女側に物語を寄せていたこともあって「朝からとんでもないものを……」という気持ちになってしまった。「親子で見れる作品だなぁ」と改めて感じた次第である。
余談ではあるが、自分は『HUGっと!プリキュア』で産科医の話を見たいと思っていた。
本作の題材の一つに「母親」があることももちろんあるのだが、どちらかと言えばシリーズ構成の坪田文さんが脚本参加されていた『コウノドリ 命についてのすべてのこと』の存在の方が大きい。
『コウノドリ 命についてのすべてのこと』は鈴ノ木ユウの『コウノドリ』を原作とした実写化ドラマで、産婦人科医を題材にしている。このドラマに参加した坪田文さんなら「母親」に産婦人科医の方面からアプローチした話を含むプリキュアが生まれるのではないか。
そんなことを考えていただけに今回こうして描かれる日が来て本当に嬉しい。

シーズン1だけであるが、『コウノドリ』はamazonプライムで配信されているので見てみるといいかもしれない。
坪田文さんが脚本をやったのは七話と八話だが、「正しい出産って何?」と今回の話にも触れるような話もある。

amazonプライム-コウノドリ(2015)

それにしても今年のプリキュアは色々と異質だ。ただその異質さは新しいものが入ってきたからこそ感じるものであり、心地よい部分もある。こうした異質をどう愛でるのかもまた長い年月愛されてきたシリーズの楽しみの一つなのかもしれない。

台風直撃の最中、東京に行って戻ってきた時の話

先週に引き続いて今週もまた台風がやってくる。毎週のように日本に台風を送り込んでくる地球様の運営センスには首を傾げざるを得ないし、その分の不利益に対する補填も全然手厚くない様を見ていると本当にどうかと思う。救いとしては地球様の傍若無人さ加減に適切な距離感を取るべく鉄道各社が計画運休を行うようになったこと、利用客もその運休に対してそれなりの理解を示すようになったということで、その点においては「今年の地球の運営方針は間違ってないのかもしれない」という気にさせられてしまう。でもやっぱり容赦なさすぎなので、もうちょっと人類の事を考えてほしい。
さて、先日の記事にも書いたように「プリパラ&キラッとプリ☆チャン オータムライブツアー」の東京公演に行ってきたわけだが、先週末といえば思いっきり台風24号が直撃した日程である。当然のように自分もその台風に巻き込まれてひどい目にあったわけだが、何とか五体満足で帰宅することが出来た。備忘録がてらイベント参加を含む様々な用事を終わらせる事ができた台風直撃の二日間について記録を残しておく。

台風24号が日本列島を縦断する軌道をとりつつあることを知ったのは先週月曜日ぐらいのことだった。
しかしながらその頃の予報では「週末から週明けにかけて危ない」ぐらいの話で、「どうせその頃には関東を離脱して自宅にたどり着いてるわい」と自分のこととは全く関係ないことだと思っていたし、どちらかと言えば台風よりも予習が全然進んでいない方が問題であった。CD音源すら発売されてない楽曲すらライブでフルでやるのがプリティーシリーズであるが、それ以外についてはきちんと予習しておかないとママに怒られる……。というわけで台風の事を脳の片隅に留めておきながら週頭からは予習の方に注力していたわけなのだが、事態が急変したのは出発する前日のことであった。思いっきり直撃である。しかも予定どおりであれば名古屋辺りで台風を迎え撃つ!のようなアレな感じになっていた。
イェーガーがあれば台風にだって立ち向かえるだろうし、シンカリオンがあれば何とかなったかもしれないが、こっちにあるのはただの新幹線の切符とプリチケとライブのチケットぐらいである。「やっべぇ、どうするかなぁ」となっていた。
「行かない」という選択肢は元よりなかった。「黒沢ともよがプリティーシリーズのライブに出てくれる事は今後あるかどうか分からない」というのもあるし、「倍率が滅茶苦茶高かったライブのチケットを台風ごときで行かないとかアホだ」というのもあった。あとその日は長年の夢が叶う予定もあったので絶対に行かねばならなかった。諦めかけた夢が叶う瞬間が訪れるんだ。行かないことは「夢を諦めた」と同じである。
「何が何でも行く」という気持ちを決めたわけだが、行きはどうにかなるものの帰りについてはやはり不安が残る。計画運休の可能性もあるわけだが、まあ「考えてても仕方がない」の精神でひとまず行ってから考えることとなった。あと最悪車中泊になったら面白いなとか考えていた。
そんなわけで当日は予定どおり出発。九時頃に東京に到着した後、いつものように東京駅地下にあるプリズムストーン東京駅店の見学である。流石にこの日は人が多かったので、記録としての店内撮影は中止して、いつも撮影している等身大らぁら像だけ撮影した。ちなみに原宿の方の店舗には等身大夢川ゆい像があって、去年まではきちんと撮影しに言っていたのだが、今年は用事があったので断念した。さすがに11時オープンの店に撮影しに行って、次の予定は強行軍というか無理すぎる……。あ、毎回ちゃんと店員のめが姉ぇさんの許可は得てます。
その後友人と合流して某所へ。ここにはその内容を一切書くことが出来ないけれど、夢のようなというか、長年の夢そのものと言ってもいい時間を過ごさせていただいた。なんというか、「夢は叶う!なんてことは綺麗事なんだ」と思って生きてきた人間だけれど、こうして夢が叶う瞬間に出会うと本当に「生きていてよかった」という言葉しか出てこない。ありがとう……。

その後にライブに参加していたわけだが、その辺はこの間のライブレポで一通り書いたのでそちらを読んで欲しい。

まだ作品が終わっていない事を見せつけた「プリパラ&キラッとプリ☆チャン オータムライブツアー」について書いてみた

一言で言えば「最悪の天候で曇っていた心もキラッと輝くほど超えもいライブでゆめ最高だったぷり。小鳥ちゃん達もテンションマックスでリラックス、次のライブまでの日々精進したくなりましたぞよ。次のライブまで生きるのかしこま!」って感じです。

その後、友人と食事しながら感想戦を繰り広げていたところ明日の新幹線の死亡確定のお知らせが……。
「ココ最近の手応え的に死ぬとは思ってましたけど、死ぬ発表がこのタイミングかぁ……」と思いつつ、粛々とiPhoneで予約変更である。ただ午後から池袋のプリティーオールフレンズ友人との約束は当然キャンセルになるわけで……。事情が事情なだけに理解してもらったが、「その点については必ずどこかで穴埋めしないといけないとなぁ」とか考えてたら風邪こじらせて今日まで倒れていた。ありえない……こんなはずでは……。どうせ12月9日に会うと思うのでその時は必ず……。

そんなわけでこれが週末に襲来した台風によって、スケジュールと体調をぶっ壊された人間の記録である。
夢のような時間を過ごしていたとはいえ、やはり今年の地球の運営方針はクソすぎると言わざるを得ない。手加減しろ。
そして週末に襲来する台風で予定を組み直さないといけなくなった人達に伝えたい。
「新幹線を用いても日帰りと殆ど変わらないような強行軍は流石にやめておけ」と。
まあ自分としては『キラッとプリチャン』の最新話放送に間に合ったのでそれはそれでよかったんだけどね!



Appendix

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■DREAM WING(C87新刊)


■プリズムアライブ(C86新刊)
44829979_m.jpg
とらのあなで委託中

■スイッチオン!(C85新刊)
アイカツ3
とらのあなで委託してました

■RUNWAY
表紙
とらのあなで委託してました

プロフィール

水音

  • Author:水音
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    面倒くさがりなので、Twitterのほうが捕まります。

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